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web3の情報収集について考える
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web3の情報収集について考える

【ポッドキャスト】少しだけ尖った発言をしてしまいました。

おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。

今日はポッドキャストで1週間を振り返る回です。いつもは土曜日に配信していますが、昨日はインタビュー記事を配信したので日曜日に振り返ります。

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今週のリサーチ記事

«ニュース解説»

どれも面白い記事となりましたので、ぜひご覧ください!!

ピックアップニュース5選

今週のニュース解説の中から特に面白いなと思ったニュースを5つに絞り紹介します。

Baseトークンは「完全に排除されていない」とCoinbaseのPaul Grewal氏は言う

  • Coinbase の最高法務責任者であるPaul Grewal氏によると、「Base用の新しいトークンの可能性が完全に排除されたわけではありません」とコメント

  • ローンチ時点でCoinbaseは「現時点では新しいネットワークトークンを発行する予定はない」とコメントしていたが、最近のインタビューで「将来のある時点でトークンが実用化される可能性があると思います」とコメント

三菱UFJ信託銀行、バイナンスジャパンと協業で新たなステーブルコイン検討へ

  • 日本法に準拠したステーブルコインの発行・管理基盤である「Progmat Coin(プログマコイン)」基盤を活用し、バイナンスのグローバルなエコシステムと日本市場との連携において核となる、新たなステーブルコインの発行に向けた共同検討を行う

  • 円貨(JPY)建てだけでなく、米ドルなど外貨(USD)建ても対象とした新たなステーブルコインの発行を目指す

  • 2024年中の発行を目指す

Pudgy Penguinのおもちゃがウォルマート2,000店舗で販売開始

  • Pudgy Penguinsは、ウォルマートの2,000店舗でおもちゃのPudgy Toyを販売することを発表

  • ウォルマートが自社の店舗にPudgy Toysを導入したことは、デジタル時代における消費者のブランドとの関わり方の進化の証とコメント

トークン化されたポケモンカードはセキュリティですか? SEC委員長ゲイリー・ゲンスラー氏の返答 - なんだかんだで

  • SEC委員長のゲーリー・ゲンスラー氏は下院金融サービス委員会(HFSC)の面前で、米国法の下ではポケモンカードは彼の見解では有価証券ではないと認めたが、ポケモンカードがトークン化されたものであるかどうかについての質問には最終的な答えを示さなかった

  • 続けて「では、あなたにとって、トークン化のプロセスは、非有価証券取引を有価証券取引に変換するものですか?」との議員の問いかけに対して、「もし一般の投資家が他者の努力に基づいて利益を期待し、資金を交換しているのであれば、それがハウイー・テストの中核だ」とゲンスラー氏は答えた

意味のある分散化が行われているのはビットコイン、イーサリアム、チェーンリンクだけ

  • Chainlinkの共同創設者 Sergey Nazarov 氏は「分散化劇場」の例としてセルシウス、ボイジャー、FTX 、そして最近ではミックスイン・ネットワークの崩壊をほのめかしたナザロフにとって、この流行語は主に「資本を誘致するために」使われていると指摘

  • 意味のある分散型プロジェクトはほんの一握りだと考えており、Chainlink、Bitcoin、Ethereumだけを挙げている

  • 分散化は「安全保障のメカニズム」でありチェーンリンクが「8兆5000億ドル相当の価値を移転しながら」ハッキングを受けずにいた4年間の実績を挙げた

その他の記事は上記のニュース解説からご覧ください。

振り返りと感想はポッドキャストより!

以上、今週のリサーチ記事とニュース解説からのピックアップでした。

今週も面白いプロジェクトやニュースが非常に多く、web3は毎日情報が早いなと感じていました。ただ、ポッドキャストでも深堀りしましたが、情報収集に関しては気をつけないと誤った情報を勝手に解釈して理解してしまう恐れもあります。

まずは情報の原文を確認する、それが二次情報だった場合は一次情報まで見に行く、勝手に解釈して反応しない、これらを徹底することが大切です。

web3系の情報は特に金銭的なインセンティブも絡む可能性があるので、ここら辺を意識しないと余計な議論に巻き込まれる可能性もありますし、自分自身が情報に踊らされる可能性もあります。

まず自分のリサーチ記事では情報精査して、お届けし続けられるように意識していきます!

それでは今週もありがとうございました。引き続き宜しくお願い致します!

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免責事項:リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。また、記事中にDapps、NFT、トークンを紹介することがありますが、勧誘目的は一切ありません。全て自己責任で購入、ご利用ください。


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