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チェーンとアプリケーションの力関係が変化しつつある
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チェーンとアプリケーションの力関係が変化しつつある

12の記事で複数のプロジェクト紹介、CBDC業界レポート、50の最新ニュース解説を行いました。

おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。

土曜日は1週間の振り返りとそこから感じたことを音声付きで配信するまとめ記事となっています。ぜひ振り返ってご覧いただけると嬉しいです!

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今週のリサーチ記事

«ニュース解説»

以上、どれも面白い記事となったのでぜひご覧いただけると幸いです!

ピックアップニュース5選

今週のニュース解説の中から特に面白いなと思ったニュースを5つに絞り紹介します。

ソラナが25%急騰、ビットコインはETFの期待で3万ドルを取り戻し、リップルが勝利

  • ビットコイン、ソラナ、XRPを含む事実上すべての主要な暗号通貨の保有者にとって、先週は良い週だった

  • ビットコイン (BTC) は過去 7 日間で 10% 上昇し、残りの市場も反発した

  • ビットコインの上昇は月曜日に始まり、米国証券取引委員会が暗号資産管理会社グレイスケールのETF申請に対する規制当局の拒否を「恣意的かつ気まぐれ」とした裁判所の評決に対して控訴しないという先週金曜日のニュースを受けて始まった

米SEC、リップルCEOと会長への提訴取り下げる

  • SECが、米リップル社のCEOであるブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)氏と共同創設者で会長のクリス・ラーセン(Chris Larsen)氏に対する提訴を取り下げた

  • ガーリングハウス氏とラーセン氏は2020年12月23日、2013年から暗号資産リップル(XRP)は有価証券として登録されるべきだったとしてSECより提訴されていた

アスター、「Astar zkEVM」のテストネット「zKatana」ローンチ

  • 「Astar zkEVM Powered by Polygon」のテストネット「zKatana(ズィーカタナ)」が10月23日ローンチ

  • 開発者がzkEVM上で既存のEVMスマートコントラクトが実行できるようになっている他、テストネットのETHを同テストネットへブリッジも可能

  • 「Astar zkEVM」は、ゼロ知識証明を活用した「Polygon CDK」によって開発されるイーサリアムのレイヤー2ソリューション

Polkadotブロックチェーン開発者のパリティ・テクノロジーズ、スタッフの30%を解雇

  • ポルカドットブロックチェーンを支えるパリティ・テクノロジーズは、仮想通貨業界全体で人員削減の波が広がる中、従業員の30%(約100人)を削減

  • 人員削減のほとんどはマーケティング部門と事業開発部門

  • パリティの財務健全性と規制への取り組みは「引き続き堅調だ」と述べた

dYdXチェーン(v4)がオープンソース化、コスモスへの移行開始

  • 分散型取引所dYdXの開発会社であるdYdXトレーディングが、「dYdXチェーン」のオープンソース化を10月24日発表

  • dYdXに関するプロトコル・オーダーブック(取引板)・フロンドエンドなどのコードは完成し、監査も完了したうえで「dYdXチェーン」は、誰もが使えるオープンソースになった

  • dYdXは昨年6月、「dYdX v4」をコスモス(ATOM)エコシステム上に構築することを発表し、現在イーサリアムレイヤー2ソリューションである「Stark-net」上に構築されている「dYdX V3」からコスモス系チェーンとなる「dYdXチェーン」への移行


チェーンとアプリケーションの力関係が変化しつつある

今週もリサーチをご覧いただき、ありがとうございました。月1更新のマンスリーレポートでも書く予定ですが、今後、ニュースレターを更にパワーアップするために週間の資金調達プロジェクト情報や新規リリース機能やプロジェクトまとめなどの新コンテンツに加え、朝のリサーチの配信時間も揃えていくことを準備しています。

最新情報も具体的なユースケースも、歴史もトレンドも、点でも線でも、ミクロもマクロも、幅広い視点でweb3に関する情報が学習していけるようにニュースレターをせっせと進化させていきますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

さて、今週意外と気になったのは「dYdXチェーン(v4)がオープンソース化、コスモスへの移行開始」のニュースです。dYdXはDeFiとして人気を博し、その後にCosmosSDKで構築した独自チェーンに移行するという戦略を取りました。

この動き、実は大きな出来事で、アプリケーションレイヤーで成功した後にプロトコルレイヤー(ブロックチェーン)で勝負を挑むパターンです。ブロックチェーンでは有力なDappsをいかに誘致できるかという勝負ですが、そもそも有力なDappsがチェーン展開するのは意外になかったケースです。

このdYdXチェーンが今度どうなっていくのかは、ブロックチェーン戦争に大きく影響を与えることになるかもしれません。

以上、今週もありがとうございました。また明日からも変わらずリサーチを配信し続けますので、引き続きよろしくお願いします!

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免責事項:リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。また、記事中にDapps、NFT、トークンを紹介することがありますが、勧誘目的は一切ありません。全て自己責任で購入、ご利用ください。


★オフ会やります

11月15日(水)夜に「オフ会 #2」を開催します。10月中が参加受付期間となりますので、日程合う方はぜひご参加ください!!参加申し込みはこちらから。


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