【easy.fun】トーナメントやボイスチャットなどのソーシャル機能を持つトレーディングプラットフォーム / 現物・先物・コピー取引・Earnなどの基本機能を備える / @easydotfunX
ソーシャルトレーディングは普及するか
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「easy.fun」についてリサーチしました。
easy.funとは?
変遷と展望
ソーシャルトレーディングは普及するか
TL;DR
easy.funは、SolanaとHyperliquid上に構築されたオンチェーン型の暗号資産トレーディングプラットフォームで、現物・先物・コピー取引・Earnなどの基本機能を一通り備えている。
最大の特徴は、取引成績やランキングを競う「トレーディングアリーナ」やKernel Pointsを軸に、取引・学習・情報発信をゲーム化・ソーシャル化している点にある。
2025年春に始動し、クローズドβや資金調達を経て現在は一般利用段階に入り、今後はトーナメントやライブ/ボイスチャット等の競技・観戦型機能の本格展開が予定されている。
easy.funとは?
「easy.fun」は、SolanaとHyperliquid上に構築されたオンチェーンの暗号資産トレーディングプラットフォームです。
現物取引や先物取引等の基本的な機能に加えて、ユーザー同士が取引成績やランキングを競い合う「トレーディングアリーナ」をコンセプトに、ゲーム感覚での取引体験を提供している点が特徴です。
◼️主な機能
ウォレット
GoogleやAppleアカウントからワンタップでウォレットの作成が可能です。
ウォレット画面にはDeposit、Withdraw、Transfer、Historyと一般的な機能が並びます。
ウォレットは現物と先物の2種類のアカウントに分かれており、現物はSolana、先物はArbitrumのUSDC入金に対応しています。
スポット取引(現物)
Solanaチェーン上の各種暗号資産やミームコイン(DOGE、SHIBなど)から、BTC・ETH・SOLといった主要通貨まで、幅広いトークンの現物取引が可能です。
加えて、トークン化株式(xStocks)と呼ばれる米国株の価格に連動した合成資産も提供されており、Apple(AAPL)やTesla(TSLA)など選抜された株式をリアルタイム価格でオンチェーン取引できます。
先物取引(パーペチュアル取引)
Hyperliquidと連動し、BTC/USDCやETH/USDCなど主要ペアを含め100種類以上の銘柄に最大10倍のレバレッジでアクセスできます。
プロ向け機能として、指値注文や利確・損切設定(TP/SL)、スリッページ調整、MEVプロテクションなどが先物・現物とも「Pro Trade」モードで利用でき、注文執行やポジション管理を高度に制御できます。
コピー取引
リアルタイムのコピー・トレード機能を備えており、他の熟練トレーダーの取引をリアルタイムで模倣することが可能です。
ユーザーは「コピーウォレット」を作成し、優秀なトレーダーをフォローすることで、自分の資金で同様の売買を自動執行できます。これにより初心者でも上級者の取引戦略を共有し、コミュニティ全体で利益機会を追求する仕組みになっています。
Earn
HLP(Hyperliquidity Provider) Vaultは、Hyperliquidプロトコルが提供する流動性プールにユーザーが資金を預けることで、マーケットメイキング収益の一部を共有できるパッシブ収益機能です。ユーザーはUSDCをデポジットすることで、Hyperliquid上の流動性プロバイダとなり、資金を運用することができます。
ランキング・リーダーボードと報酬
プラットフォーム上には様々なリーダーボードが存在し、ユーザーの取引成績や獲得ポイントを可視化しています。特に「Kernel Points」によるランキングが用意されており、取引量やコミュニティ貢献に応じたポイント累計で順位を競います。
Kernel Pointsは、取引、招待(リファラル)、初回入金やチェックイン等のタスク完了、コンテンツ投稿・コミュニティ貢献などによって獲得できます。
尚、easy.funの取引手数料は、Hyperliquidプロトコルのベース手数料に対し、easy.fun独自の上乗せマークアップを加えた二段構成になっていますが、ユーザーの活動に応じてKernel Pointsが貯まり、その累計に応じてレベル(Lv.1~Lv.11)が上がります。このレベルが高いほど取引手数料のeasy.funマークアップ部分が割引される仕組みです。
また、リファラルの仕組みは招待したユーザーの取引手数料の一部を獲得できるようになっています。
Viberプログラム
先述のKernelポイントに関連して、easy.funはViber Programという独自のコンテンツインセンティブ制度を運営しています。
これはプラットフォーム上で有益な情報発信やコミュニティ貢献を行うユーザー(= Viberと呼称)に対し、Kernelポイントや将来のトークン報酬を付与する仕組みです。
これはInfoFiのような仕組みで、コンテンツ品質(オリジナリティ・明確さ)、ソーシャル影響力(エンゲージメントやフォロワーの質)、コンテンツ実績(継続性やランキング常連度)といった指標で総合スコアを算出し、それをKernelポイントに変換していきます。
ユーザーはアカウントを作成しX連携することによって自動でポイントが貯まっていきます。
このスコアもKarnel Pointsに反映され、上述の取引手数料の恩恵に預かれるだけではなく、TGEでのエアドロップ報酬にも繋がります。
対戦・トーナメント設計
最大の特徴は、取引をゲーム化し競技として楽しめるよう工夫された「ルーム」機能です。公式が開催する大規模トーナメント形式の「トーナメント(公式グループ戦)」では、数百人規模で参加者が一斉に取引パフォーマンスを競い、賞金プールを争います。
また、一つの銘柄に集中して腕試しをする「固定テーブル(シングルコイン戦)」、1対1で勝者総取りの真剣勝負を行う「⚔️ヘッズアップ(1対1対決)」、招待制のプライベートルームで独自ルールの対戦ができる「VIPルーム」など、複数の対戦モードが用意されています。
これらのルームを通じて、トレードをポーカーやeスポーツのようなスリリングな競技として体験できるようになっています。
この機能は現在準備中であり、近日中に公開される予定です。
また、声で意見交換しながら取引できるボイスチャットやリアルタイムのライブチャットができるようなソーシャル機能も実装されていくようです。
変遷と展望
easy.funのサービス提供主体はEvolve Labs Inc.という法人であり、パナマ市に登記されています。利用規約の発効日(2025年4月27日)から見て、2025年春頃にプロジェクトが始動したと考えられます。チームの情報は今のところ公表されていません。
2025年9月にクローズドβ版が招待コード制でリリースされました。現在もですがモバイルアプリ特化で運営されており、iOS/Androidアプリが公開されています。
このβ版は「Freedom・Social・Fun」の3つの柱を掲げ、正式公開前の先行体験としてユーザーフィードバック収集と初期ユーザーへのリワード提供を目的としていました。
その後、2025年12月に初の外部資金調達を発表しました。2025年12月23日、Mirana Ventures主導で200万ドルのシード資金調達をクローズしています。
複数のエンジェル投資家も参加したこのラウンドの資金は、プロダクト開発、チーム拡充、そしてグローバルトレーディング大会の開催に充当される予定です。
そして現在はクローズドベータ版から誰もが利用できるような形になっており、近日中には第一回目のトーナメントが開催予定とのことです。
ソーシャルトレーディングは普及するか
最後は総括と考察です。
全体的にUXが綺麗な点はもちろんですが、ソーシャル機能を持ったトレーディング機能に注力している点は非常に興味深いです。まだこれから実装されていきますが、トーナメントやボイスチャットなど、オンチェーンの透明性を活かしながら新しいトレーディング体験が出来上がりそうです。
この背景にはトレーディングは新たなグローバルスポーツであるという考えがあります。トレーダーの孤独や情報収集の困難さを解決し、トーナメント形式でリアルタイムで配信をしながらみんなでトレーディングができます。
Pump funのライブ体験にも影響を受けたとされ、あのリアルタイム性を競技に変えることを目指しています。
個人的にこの発想はかなり面白いなと思っています。
というのも、今世界的にドーパミンが出る体験がメイントレンドになっています。TikTok等のショート動画はもちろん、スポーツもプレイや視聴を超えて、ベッティングするようになってきています。
多くの人が刺激を求め、またリアルタイム性のあるコンテンツは広告価値が高いので、トレーディングのトーナメントが新しい競技になることは、あり得るかもしれないと思っています。
そうなると、2026年にはミームコインではなく、実態を伴うトークンが流行すると言われていましたが、まだまだ需要はあるかもしれませんね。トーナメントやコピートレードが流行ると有名トレーダーが目をつけた銘柄は一気に高騰する可能性もあります。
個人的には、ソーシャルトレーディングは2026年の1つの大きなトピックになるんじゃないかと予想しています。マスに広がるにつれて、機関投資家は堅実な投資や運用を行いますが、一般層はスマホアプリから一攫千金を目指し、またエンタメとしてトレーディングをする人が増える気がします。
まずは初回のトーナメントがどうなるか楽しみですね。
以上、「easy.fun」のリサーチでした!
参考リンク:HP / DOC / X
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