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2024年に個人的にグッときたプロジェクト10選
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2024年に個人的にグッときたプロジェクト10選

🎍あけましておめでとうございます!

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mitsui
Jan 01, 2025
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あけましておめでとうございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。

12月31日と1月1日だけお休みをいただき、この記事は1月2日に上がっているかと思います。本日から通常通りに記事を更新していく予定です。今年もよろしくお願いします!

本日は2024年を振り返り、個人的にグッと来たプロジェクトを紹介します。将来性があるとかではなく、完全主観で面白いなと思ったプロジェクトになりますので、ご了承ください。

1、Polymarket

みなさんご存知の通り、Polymarketはアメリカ大統領選を経て大きく飛躍しました。個人的には現段階のブロックチェーン領域でPMFを達成した唯一のプロダクトでは無いかと考えています。

僕もPolymarketの仕組みを調べた時に衝撃を受けました。簡単に言えば単なるベッティングサイトなのですが、それが持つインパクトやブロックチェーンで実施すべき理由も存在しており、ブロックチェーンの社会実装の1つとして完璧な仕組みとさえ思いました。

予測市場は(Polymarket)ニュースの未来と称されていますが、それは過言ではないと思っています。広告でのマネタイズによってアテンションを取る記事だけが伸びるようになってしまったせいで、客観的な予測を感じることが難しくなってきている現代において、一つのアンカリングとして予測市場の価値は年々上がっていくはずです。

おそらく、今後はよりメディアに埋め込まれた形で躍進が続いていくと思います。

例えば、クリプトで非常に有名なDecryptは自社で予測市場のMYRIADというプロダクトを開始しました。

このようにメディアが始めたり、提携して組み込まれていくケースがより増えていくと思っています。

【Polymarket】世界最大の分散型予測市場 / 政治、スポーツ、クリプト、エンタメなどの結果を予測しベッティング / ピーターティールやヴィタリックも出資 / @Polymarket

【Polymarket】世界最大の分散型予測市場 / 政治、スポーツ、クリプト、エンタメなどの結果を予測しベッティング / ピーターティールやヴィタリックも出資 / @Polymarket

mitsui
·
June 12, 2024
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分散型予測市場の現状と課題と展望

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mitsui
·
September 12, 2024
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2、Sanctum

2つ目は「Sanctum」です。Polymarketほど有名では無いかもしれませんが、こちらもめちゃくちゃ興奮しました。

Sanctumを活用することで各プロトコルが自由にLSTを発行することが可能になります。例えば、Solanaのミームコイン$BONKの発行する$bonkSOLというLSTがあります。$bonkSOLはSolanaのLSTでありながら、例えば$BONKエアドロップなど$bonkSOL特有の特典も享受することができます。

こちらは以前の記事でまとめた内容ですが、これが進むと”投資消費”という概念が出てくると書きました。

応援するブランドや個人のLSTが発行され、自身の資産は減らず(むしろ増えたままで)そのブランドや個人の追加特典が受けられる仕組みです。

その動きがまさにCreator Coinという仕組みで先日出てきました。各クリエイターのLSTを保有することでLST利回りに加えてそれぞれのクリエイター固有の特典が受けられるという仕組みです。

画像

これは消費や投資のあり方を変革する仕組みだと思っています。

例えば、ファンクラブにお金を払って入るのではなく一定金額をデポジットすることで特典が受けられるようになります。お金が減らないだけでなくむしろ少し増えて返ってきます。飲食店もお金をデポジットしておけば無料で食べられるようになるかもしれません。

現時点でのリスクはLSTのデペッグとプロトコルハッキングリスク、そしてSOL自体の価格低下やステーキングシステムの崩壊が挙げられます。ただ、SOLエコシステムが崩壊したらどうにもなりませんが、そのうちUSDCでLST発行できるプロトコルもできると思っており、そうなるとエンタープライズ企業の事例としても推進できるのでは無いかと期待しています。

個人的にはReFiなどの寄付領域で使いやすいのでは無いかと考えているので、そっちの方向で検討を進めています。

Sanctumの構想からトークン抽象化とプログラマブルマネーについて考える

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mitsui
·
July 18, 2024
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3、AMPLとSPOT

Xでも度々言及しているプログラマブルマネーの代表格です。仕組みが非常に難解なのですが、めちゃくちゃ面白い領域です。

フラットコインは消費者物価指数(CPI)または購買力に関連した、ステーブルコインの次の開発サイクルだ

と、Coinbaseのブライアン・アームストロングCEOが2023年にベンチャー投資の方向性としてフラットコインに注目していると話しています。

簡単にフラットコインの説明をします。

現在のステーブルコインは法定通貨を担保にしているのでどうしても法定通貨の欠点の影響を受けてしまいます。その欠点はインフレしてしまうことです。

法定通貨はイージマネーと呼ばれ、発行が容易なので際限なく発行を行い価値が希釈化し、インフレが続きます。結果的に法定通貨をそのまま銀行口座に入れたままにしておくと通貨価値が毀損され、購買力が下がっていきます。

フラットコインは購買力にペッグされた通貨です。CPIと呼ばれる消費者物価指数と連動することで、購買力が変化しない通貨を目指しています。

その仕組みはリスクを分岐させて2つの投資商品を構築することで安定性を担保しています。その安定した投資商品側がフラットコインとなっています。

この辺は難しいので詳しくは過去記事をご覧ください。

【フラットコイン解説①】2019年のCPI調整済みドルに紐づいた暗号資産"AMPL"とは? / @AmpleforthOrg

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mitsui
·
July 11, 2024
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【フラットコイン解説②】分散型フラットコイン"SPOT"とは? / @SPOTprotocol

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mitsui
·
July 15, 2024
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また、このようにステーブルコインを進化させる取り組みが面白いと思っており、具体的にはAnzenとResolvも面白いと思いました。フラットコインやデルタ中立ステーブルコインはもう少し先の概念かもしれませんが、Anzenは2025年にも注目を集めていくかもしれません。

【Anzen】RWAに裏付けされたステーブルコインUSDzを発行 / ステーブルコインでありながら80%の利回りを提供 / Baseを利用 / ポイントプログラム実施中 / @AnzenFinance

【Anzen】RWAに裏付けされたステーブルコインUSDzを発行 / ステーブルコインでありながら80%の利回りを提供 / Baseを利用 / ポイントプログラム実施中 / @AnzenFinance

mitsui
·
June 6, 2024
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【Resolv】現物とショート先物永久取引でヘッジする真のデルタ中立(TDN)ステーブルコイン / ETH預け入れで1対1でステーブルコインを発行 / @ResolvLabs

【Resolv】現物とショート先物永久取引でヘッジする真のデルタ中立(TDN)ステーブルコイン / ETH預け入れで1対1でステーブルコインを発行 / @ResolvLabs

mitsui
·
November 27, 2024
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4、Pump fun

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