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山口智央's avatar

初めまして。いつも発信を楽しみにしております。

最近の疑問なんですが、BTCについて楽観ムードが続いており、現物ETFが承認されたことで価値も上昇してきています。

BTCは価値が上昇し続けるか、取引きに使われ続けるかしないと続かないと思います。

現物ETFが主流になりそちらに資金流入した場合にはパッケージ化されたものだけが取引され送金手数料がマイナーに還元されることが少なくなると思います。

それに加えて、マイニング報酬もどんどん減っていくとなると、残り10年くらいは継続できたとしても20年30年と継続が出来るとは思えません。

ライトニングネットワークは、送金手数料を安く出来るメリットはあってもマイナーへの還元に関してはマイナスです。

BRC-20のプロジェクトが発展を遂げればマイナーにはプラスに働くと思います。

しかし、欧州の前面に推している環境保護政策もPoWには不利に働くと思います。

ビットコインは今後数十年と継続出来ると思いますでしょうか?

ビットコインのマイナーへの還元に関して何か施策などは提案されているのでしょうか?

もし、お時間がありお応え頂けるようでしたらお願いしたいです。

いつもの発信と趣旨がずれてしまうようなら無視していただいて構わないです。

よろしくお願い致します。

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mitsui's avatar

初めまして、いつもご覧いただき、そして質問ありがとうございます!

抽象的な回答になってしまうので、全てに回答できていないかもしれませんが、以下に自分の考えを書かせていただきます。

・質問いただいた諸々の懸念や指摘に関しては、僕もかなり同意です。

・その上で、マイナー報酬の下落やPoWに対して、ビットコイナー全体で一致の解決策が出ているか、すでに実施されているか、ここに関しては(僕が知る限り)答えは出ていないという認識です。

・確かにBRC-20等、NFTやDeFi等の通貨以外の使い道が出てくることでマイナー報酬は上がりますが、環境負荷の面、そして通貨利用以外はBTCではないという主張を持つメンバーの反発を考えると、どこまで持続可能なのかわかりません。

・ただ、僕自身はBTCがなくなる、勢いを無くすとは考えていません。

・ブロックチェーンが普及し続ける限り、BTCは王者として君臨し続けるのではないかと考えています。

・その理由は、「ブロックチェーンの祖であるという歴史」と「BTC保有者が多いため利害関係者が世界中に存在する」という2点にあります。

・技術的な優位性よりも、その歴史や関係者の数から、その時々でぶつかる問題に対して、その都度何らかの問題解決をしていくのではないかと考えてます。

・日本でも海外でも巨大すぎる企業は潰せず、政府が支援に入ることがあります。その企業が潰れるとあまりにも多くの企業や個人に影響が波及してしまうからです。

・BTCは政府から支援があることはないと思いますが、あまりに巨大になり利害関係者が多いので、誰かが何らかの手段で新しい提案をして、全員で何とかBTCを維持する方向に持っていくと思います。

・なので、BRC-20がなくなっても、半減期でマイナー報酬が半分になり続けても、PoWが批判され別のコンセンサスアルゴリズムになっても、何とかなり続ける(何とかし続ける)のかなと。

・具体的な施策の話ではありませんが、僕はBTCの最大の強さはその歴史と利害関係者の多さによるその都度何とかし続ける(変化し続ける)エコシステムだと考えているので、将来的にも何とかなるんじゃないかと思ってます。

・ただ、ブロックチェーン自体がなくなったり、別のテクノロジーに代替されるようなことがあれば話は別なので、そうならないように祈ってます🙏

僕はこんな感じで考えてます!

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山口智央's avatar

時間を割いて回答して頂きありがとうございます。

たしかに、ビットコインというブロックチェーンの王様を潰してしまうよりどうにか残しておくほうがブロックチェーン業界にとってもプラスの働きになる可能性は大いにありますね。

この課題に対してどのような解決策が出されていくのかを楽しみにしています。

ビットコインに対して楽観的な見方ができるようになりました。

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