【9/27(土)~29(月)のweb3ニュース10選】ブラックロック、ビットコイン利回り型ETFを米デラウェア州で登録 / Hyperliquidが4,600個のHypurr NFTを発表、最低価格は6万ドルを超える etc..
10の主要ニュースを解説。
こんにちは.
web3リサーチャーのmitsuiです。
平日18時は主要ニュース10個ピックアップして解説します。
PlasmaのSaving Vault、24時間で30億ドル近くを調達
Plasmaは昨日メインネットを立ち上げ、AaveとVedaを搭載した同チェーンの初期貸付金庫は24時間以内に預金総額27億ドルを超えた
現在、USDTを預け入れてPlasma、Aave、Vedaから報酬を獲得するユーザーに約20%のAPYを支払っている
投資家たちはローンチ直後からネットワークに群がり、昨日PlasmaのTVLは34億ドルに達し、DeFiで7番目に大きなチェーンとなった。
Jump Crypto の Firedancer チームは、Alpenglowのアップグレード後にSolanaブロックのキャップ解除を提案
Jump Crypto の Firedancer チームは、ブロックがバリデーターのパフォーマンスに合わせて拡張できるように Solana の計算制限の上限を削除することを提案
この変更は、ネットワークの今後のアルペングローアップグレード後に有効になり、バリデーターにハードウェアの改良を促すことになる
この提案は、ブロック制限の上限を撤廃し、十分なネットワーク需要があれば、十分な資金力を持つブロック生成者はハードウェアを改良し、より多くのトランザクションを単一のブロックにまとめ、より多くの収益を得ることができると主張している
アナリストは、ソラナETFは修正申請の急増により数週間以内に導入される可能性があると述べている
8月末の同様の一連の活動に続き、資産運用会社が金曜日にソラナETFの提出書類を更新した
いくつかの更新された提出書類には、ファンドがSOLを保有して保有株から追加の利回りを得る方法についての詳細が含まれている
アナリストらは、提出書類の協調性はSECとの緊密な協力関係を示唆しているとみており、数週間以内にファンドが市場に出る可能性があると予測している
SwiftがEthereum Layer 2 Lineaを使用したオンチェーン移行の実験を実施
世界的な決済ネットワークであるSwiftは、イーサリアムレイヤー2を使用して「メッセージングシステムをオンチェーンに移行する」実験を行っている
報道によると、匿名の情報筋は「このプロジェクトが実現するまでには数カ月かかるが、国際銀行間決済業界にとって重要な技術的変革をもたらすだろう」と語った
まだ開発中のこのプロジェクトには、BNPパリバやBNYを含む複数の銀行が関与している
英国の銀行はトークン化されたポンド預金を試験的に導入、貸し手はプログラム可能な決済手段を検討
英国の大手銀行は、トークン化されたポンド預金の実証実験を2026年半ばまで開始した
この取り組みは、イングランド銀行総裁アンドリュー・ベイリー氏が銀行発行のステーブルコインよりもトークン化を優先するよう推進したことを受けており、英国のRLNの取り組みを活用している
デジタル証券株式会社、SBIや三菱UFJなどから3億円の資金調達達成
不動産STO事業を手がけるデジタル証券株式会社が、シリーズAラウンドの2ndクローズを実施し総額3億円の資金調達を完了したと9月25日に発表した
DS社は今回のラウンドで、SBIホールディングス傘下のSBIベンチャーズスリー、三菱商事、そして三菱UFJキャピタルと三菱UFJ銀行が出資する「三菱UFJキャピタル10号投資事業有限責任組合」が出資に参加した
これによりDS社の累計調達額は12億円に達した
ハイパーリキッド上のレンディングプロトコルで不正アクセス発生、約78.2万ドル損失
「ハイパーリキッド」上で稼働するレンディングプロトコル「ハイパードライブ(Hyperdrive)」で、スマートコントラクトの脆弱性を突いた不正アクセスが発生した
不正アクセスにより約78万2,000ドル(1億1,570万円)相当のトークンが盗まれたという
同プロトコルはthBILLそのものに脆弱性はなく、不正アクセスの原因はthBILLを担保として用いた一部のスマートコントラクトに起因していたという
ブラックロック、ビットコイン利回り型ETFを米デラウェア州で登録
米デラウェア州国務省の法人検索ページに、「ISHARES BITCOIN PREMIUM INCOME ETF」が9月25日付で追加された
ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏は「ISHARES BITCOIN PREMIUM INCOME ETF」について、「1933年証券法に基づく現物ETFであり、ビットコインにカバードコール戦略を組み合わせて利回りを付与する設計の商品」とXにて伝えている
ジーイエット(旧マックハウス)、3日連続でビットコイン追加購入
衣料品の販売店舗を全国に展開する東証スタンダード上場企業のジーイエット(旧マックハウス)が、ビットコインの追加購入を9月26日に発表した
同社は前日25日および24日にもビットコイン追加購入を報告しており、3日連続でのビットコイン購入となる
おすすめ記事
2012年創業の上場企業Coinbaseは、現物取引に加えCustody・ステーキング・USDC連携・デリバティブ・自社L2「Base」で“Everything Exchange”化を推進。
収益は「取引(高ボラ)」と「サブスク&サービス(USDC利息・ステーキング・Custody等の安定収益)」の二本柱へ転換し、2022年の市況悪化・レイオフを機に非取引収益を強化。
ユーザー体験を起点にオンチェーン経済を拡大し、取引依存を下げつつ高収益プロダクト(デリバティブ等)と新アセットのトークン化で長期の成長フライホイールを回す。
Hyperliquidが4,600個のHypurr NFTを発表、最低価格は6万ドルを超える
ChatGPT:
🌱 ニュースの概要
分散型デリバティブ取引所 Hyperliquid が、4,600個の限定NFT「Hypurr」を発表しました。これらのNFTは既存ユーザーに配布され、すでに二次市場での最低価格は 6万ドル(約9百万円)以上 に達しており、取引所のエコシステムにおける価値の高さと注目度を示しています。
📗 前提知識
Hyperliquid:中央集権的取引所に近いUXを持ちながら、オンチェーンで動作する次世代パーペチュアルDEX。
最低価格(フロアプライス):NFTコレクションにおいて最も安い出品価格を示し、需要と期待の指標となる。
👀 注目すべき点・詳細解説
Hypurr NFTは単なるコレクタブルではなく、Hyperliquidのユーザーインセンティブ設計の一部とみられる。
発行数が4,600と限られており、希少性が強調されている。
配布先が既存ユーザーであるため、アーリーアダプターのロイヤルティ強化や市場活性化の狙いがある。
高額な二次市場価格は、Hyperliquid自体の成長期待が織り込まれている可能性が高い。
📈 今後の展望
Hypurr NFTがガバナンス参加、手数料割引、報酬プールへのアクセスなどに利用される可能性。
NFTを通じてユーザー基盤の囲い込みが進み、Hyperliquidの取引高やTVL増加につながる展開が予想される。
DeFiにおける「NFT×取引所インセンティブ」の新たな事例として、他のDEXにも波及する可能性。
免責事項:リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。また、記事中にDapps、NFT、トークンを紹介することがありますが、勧誘目的は一切ありません。全て自己責任で購入、ご利用ください。
🗓️イベント日程
DAT(Digital Asset Treasury)について、0から解説するウェビナーです。
DATは端的に言えば、メタプラネットのようなクリプトをとにかく購入しまくる上場企業で、BTCトレジャリーカンパニーやクリプトトレジャリーカンパニーとも言われます。最近は”DAT”という名称が定着しつつあるので、それを使いました。
・なぜ流行っているのか?
・どうやって資金調達しているのか?
・事業スキームとは?
・BTC以外のSOL、ETHの盛り上がりは?
・さらにそれ以外のENA、IP、HYPE等の盛り上がりは?
etc...
0から理解できるような勉強会を想定しています。
参加費無料でオンライン開催ですので、ぜひお気軽にご参加ください!
✨有料購読特典
月額10ドル(年額80ドル/月額6.6ドル)で有料購読プランを用意しています。有料購読いただいている方には以下の特典がございます。
週2本の限定記事の閲覧
月曜:1週間のマーケット&ニュースまとめ記事(国内外の20以上メディアから1週間のニュースをキュレーションして紹介)
木曜:Deep Report記事(通常の内容よりも深い調査や考察を盛り込んだ記事 / 公開記事では言えない裏事情も偶に公開)
1,500本以上の過去記事の閲覧
無料で公開された記事も公開1週間後以降は有料購読者以外は閲覧できなくなります。すでに1,500本以上の過去記事が存在し、その全てを見放題です。
不定期のオフ会への参加
オフライン/オンラインにて不定期で有料購読者限定のオフ会を開催します。
※特典は現時点のものであり今後変更の可能性がございます。変更の際はニュースレターでお知らせします。
About us:「web3 for everyone」をコンセプトに、web3の注目トレンドやプロジェクトの解説、最新ニュース紹介などのリサーチ記事を毎日配信しています。
Author:mitsui @web3リサーチャー
「web3 Research」を運営し、web3リサーチャーとして活動。
Contact:法人向けのリサーチコンテンツの納品や共同制作、リサーチ力を武器にしたweb3コンサルティングや勉強会なども受付中です。詳しくは以下の窓口よりお気軽にお問い合わせください。(📩 X / HP)
→お問い合わせ先はこちら