【9/26(金)のweb3ニュース10選】ビットワイズがハイパーリキッドETFの目論見書を提出 / バイナンス、「Hana Network(HANA)」取り扱いへ / PlasmaがXPLトークンとDeFiの統合を導入して稼働開始 etc..
10の主要ニュースを解説。
こんにちは.
web3リサーチャーのmitsuiです。
平日18時は主要ニュース10個ピックアップして解説します。
SECが複数のアルトコイン提案を延期する中、ビットワイズがハイパーリキッドETFの目論見書を提出
暗号資産運用会社ビットワイズ・インベストメント・アドバイザーズは、ハイパーリキッドのパフォーマンスを追跡する上場投資信託の提案を提出
一方、SECは複数のアルトコインETF提案に対する承認を延期
これには、CanaryのスポットSUIファンドとPENGUファンド、同社がステーキングしたINJファンドとSEIファンド、そしてGrayscaleとVanEckによるスポットAvalanche提案が含まれる
クラウドフレアは、NETドルと呼ばれるステーブルコインの立ち上げを計画
クラウドフレアは、米ドルで完全に担保されるNETドル・ステーブルコインの発行を計画しているとCEOのマシュー・プリンス氏が木曜日のXへの投稿で述べた
正確な発売日は明らかにされていないが、同社はステーブルコインがまもなく利用可能になると述べた
Cloudflareは投稿で、「エージェントとマシンの台頭に合わせて構築されたNET Dollarは、人間の介入なしにシームレスで自動化された取引を可能にします」と述べている
コインベースとクラーケンに続き、仮想通貨取引所Gateが新しいレイヤー2にOPスタックを採用
Gate は、新しいレイヤー 2 ネットワークである Gate Layer に OP Stack を採用
このネットワークでは、既存の GateChain を決済レイヤーとして使用し、GT トークンをガス トークンとして使用する
バイナンス、「Hana Network(HANA)」取り扱いへ
バイナンスが暗号資産Hana Network(HANA)の取り扱い予定を9月24日に発表
HANAの取引は、現物取引サービス「バイナンスアルファ(Binance Alpha)」で開始されるとのこと
また最大50倍のレバレッジを備えた先物取引サービス「バイナンスフューチャーズ(Binance Futures)」でもHANAの取り扱いが開始される
ハナネットワークは、TikTokのような操作性で金融とエンターテインメントの融合を目指すプロジェクト
ロッテ傘下のデオンがアプトス統合で成果拡大、500万件超のモバイル電子ギフト発行で130万人利用
ロッテグループ関連会社のマーケティング・広告企業デオンコミュニケーションズ提供のモバイルバウチャーサービス「ギフティエル(Giftiel)」が、Aptosブロックチェーン統合から2か月で累計発行数500万件、利用者数130万人を突破した
この統合は2025年7月に開始されており、アプトス財団(Aptos Foundation)とのパートナーシップに基づく取り組みの一環
今回の成果は、信頼性の高いブロックチェーン型デジタルサービスへの需要拡大を示すマイルストーンになるという
Lib Workが株主優待にビットコイン提供追加、SBI VCトレードと連携で
リブワーク(Lib Work)が、現行の株主優待制度を拡充し、新たにビットコインを提供すると9月24日に発表
同社は8月18日、財務戦略の一環として暗号資産ビットコインの継続的取得と中長期保有を決定し、3Dプリンター住宅のNFT化事業やビットコイン決済対応を含む「デジタル資産戦略」を発表
また同社は8月29日に国内暗号資産取引所のSBI VCトレードと連携し、ビットコイン取引・保管・運用を開始することを発表している
オーダリーネットワーク、独自パーペチュアルDEXをノーコードで構築できる「Orderly One」提供開始
オーダリーネットワーク(Orderly Network)が、コード不要で独自のパーペチュアル(永久先物)DEXを構築できるプラットフォーム「オーダリー・ワン(Orderly One)」の提供開始を9月23日に発表
今回提供開始されたオーダリー・ワンで構築するパーペチュアルDEXでは、140種類以上の資産と17以上の主要チェーン、最大レバレッジ100倍に対応した永久先物取引が自身のブランドで提供可能となる
Yコンビネーター、「フィンテック3.0」に向け創業者募集。Coinbase VenturesとBaseと連携で
Yコンビネーターが、Coinbase VenturesおよびBaseと連携し、オンチェーン金融サービスの構築を目指す創業者を募集すると9月24日に発表
Yコンビネーターは公式ブログ「ビルドオンチェーン(Build Onchain)」で「フィンテック3.0」の時代が始まったとし、新しい金融システムをオンチェーンで作る起業家を支援するとしている
具体的な注力分野はステーブルコイン、トークン化と取引、アプリとエージェントの3つに整理されている
ソニー銀行、web3関連事業子会社「BlockBloom」事業開始へ
ソニー銀行のweb3関連事業子会社「BlockBloom株式会社」が、10月1日より事業を開始する
新会社設立の目的は、「ファンとアーティスト、デジタルとフィジカル、法定通貨とデジタル資産がつながる世界を利用者へ提供し、web3時代における新たな感動体験と利用者や事業者にとっての収益機会を提供すること」だという
事業内容は、ブロックチェーン技術などを活用した各種web3事業を企画・実施。そして、web3施策やweb3事業への参画を検討している事業者に向けた、web3コンサルティング事業とのこと
おすすめ記事
2012年創業の上場企業Coinbaseは、現物取引に加えCustody・ステーキング・USDC連携・デリバティブ・自社L2「Base」で“Everything Exchange”化を推進。
収益は「取引(高ボラ)」と「サブスク&サービス(USDC利息・ステーキング・Custody等の安定収益)」の二本柱へ転換し、2022年の市況悪化・レイオフを機に非取引収益を強化。
ユーザー体験を起点にオンチェーン経済を拡大し、取引依存を下げつつ高収益プロダクト(デリバティブ等)と新アセットのトークン化で長期の成長フライホイールを回す。
🧵Pickup:ステーブルコインに特化したレイヤー1 PlasmaがXPLトークンとDeFiの統合を導入して稼働開始
🌱 ニュースの概要
ステーブルコインに特化したレイヤー1ブロックチェーン Plasma が稼働を開始しました。新たにネイティブトークン XPL を導入し、DeFiとの統合を進めることで、ステーブルコインの発行・流通を中心にしたエコシステム構築を狙っています。
📗 前提知識
ステーブルコイン特化型チェーン:法定通貨などに価値をペッグしたトークンを効率的かつ安全に扱う設計。
ネイティブトークン(XPL):ネットワーク手数料やステーキング、ガバナンスに利用される。
DeFi統合:DEXやレンディングなど、金融アプリとネイティブに接続。
👀 注目すべき点・詳細解説
Plasmaは「ステーブルコインファースト」を掲げ、USDTやUSDCのような既存のL1上のトークン流通とは異なる独自の価値提案を打ち出している。
発表時点で既にDeFi統合(DEXやレンディングなど)が同時に展開されており、ユーザーがすぐに活用可能。
📈 今後の展望
規制対応:法定通貨と密接に関わるステーブルコインのため、各国規制への準拠が成長のカギ。
エコシステム拡大:XPLと連動したDeFiプロトコル(レンディング、ステーブルスワップ、RWA接続など)の拡充が重要。
免責事項:リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。また、記事中にDapps、NFT、トークンを紹介することがありますが、勧誘目的は一切ありません。全て自己責任で購入、ご利用ください。
🗓️イベント日程
DAT(Digital Asset Treasury)について、0から解説するウェビナーです。
DATは端的に言えば、メタプラネットのようなクリプトをとにかく購入しまくる上場企業で、BTCトレジャリーカンパニーやクリプトトレジャリーカンパニーとも言われます。最近は”DAT”という名称が定着しつつあるので、それを使いました。
・なぜ流行っているのか?
・どうやって資金調達しているのか?
・事業スキームとは?
・BTC以外のSOL、ETHの盛り上がりは?
・さらにそれ以外のENA、IP、HYPE等の盛り上がりは?
etc...
0から理解できるような勉強会を想定しています。
参加費無料でオンライン開催ですので、ぜひお気軽にご参加ください!
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