【8/5(火)のweb3ニュース10選】PhantomがSolanaのミームコイン取引プラットフォームSolsniperを買収 / ソラナのweb3スマホ「Solana Seeker」世界50カ国以上で出荷開始 / ビットコイン向けスマコン言語「Simplicity」ローンチ etc..
10の主要ニュースを解説。
こんにちは.
web3リサーチャーのmitsuiです。
本日の主要ニュース10個ピックアップして解説します。
🇮🇩MEXCベンチャーズがインドネシアの暗号資産取引所Trivに2億ドルの評価額で投資
MEXCベンチャーズは、インドネシア最古の暗号通貨取引所の一つであるTrivに2億ドルの評価額で戦略的投資を行った
この取引は、MEXCがデジタル資産の大きな成長市場と見ている東南アジアへのより広範な進出の一環である
🟦イーサリアムのオンチェーン復活は先月取引量が2400億ドルに迫る勢いを見せた
イーサリアムのネットワーク上では4,667万件の取引が記録され、ETH自体の価格も数年ぶりの高値となっている
これは2021年5月の過去最高記録と比較すると3.6%の増加となっている
👻PhantomがSolanaのミームコイン取引プラットフォームSolsniperを買収
ウォレットプロバイダーのPhantomは、Solanaのミームコイン取引プラットフォームSolsniperを買収したと発表
「精度とスピードを重視して構築されたSolsniperは、トレーダーがトークンを監視し、ウォレットを追跡し、即座に反応するのに役立ちます。」とコメント
「Phantomは単なるウォレット以上の存在になりつつあります。製品ラインナップを拡大し、事業ペースを加速させる中で、今後は戦略的な買収をさらに進めていく予定です」とPhantomは 月曜日に発表した。
🟩ハイパーリキッド、7月に月間取引高が過去最高を記録
7月の取引額は3,200億ドル弱となり、月間ベースで過去最高を記録
この数字は、6月の2,160億ドルから前月比約47%増、5月の過去最高額2,480億ドルからは約28%増となっている
また、永久先物DEX市場において75%を超える圧倒的な市場シェアを維持
🖼️スクラップメタルの億万長者アダム・ワイツマンが5,000個以上のユガラボNFTを購入
投資家で金属スクラップ加工会社のオーナーでもある億万長者のアダム・ワイツマン氏は、かつて大人気だったBAYCのトークンコレクションを開発したweb3スタジオ、ユガ・ラボから5,000以上のNFTを購入したと語った
NFT市場の崩壊を受け、Yuga Labsはここ数ヶ月、MoonbirdsやCryptoPunksといった主要ブランドのコレクションを売却せざるを得なくなっていた
今後Othersideの開発への展開を期待しているとコメント
💥Solanaの貸し手Credixは、450万ドルのDeFiエクスプロイト後に全額返金を約束
分散型クレジットプロトコルのCredixは月曜日、ハッカーが管理者ウォレットの1つを乗っ取り、ブリッジ権限を使用して裏付けのないトークンを発行し、流動性プールを流出させたことで、450万ドルの被害を受けたと、オンチェーンセキュリティ企業が発表
Credix はフロントエンドを無効にし、問題を調査している間、24 ~ 48 時間以内にユーザーに払い戻しを行うことを約束
🏢ナスダック上場のVerb Technologyが5億5,800万ドルのTON資金を構築し、TON Strategy Co.にブランド変更
Verb Technology Company は、私募により 5 億 5,800 万ドルを調達し、Toncoin (TON) に特化した初の株式公開財務戦略会社を設立する予定
この取引はキングスウェイ・キャピタルが主導し、Blockchain.com、リビット・キャピタル、ヴィ・キャピタルを含む110以上の機関投資家と仮想通貨ネイティブ投資家が参加
📱ソラナのWeb3スマホ「Solana Seeker」、世界50カ国以上で出荷開始
ソラナ基盤のWeb3スマートフォン「ソラナシーカー(Solana Seeker)」が、世界50カ国以上に出荷開始された
購入者の手元に届くのは数週間かかるようだ
🇺🇸トランプ米大統領の長男と次男が支援のSPACがIPO申請
米特別買収目的会社(SPAC)のニュー・アメリカ・アクイジションIコーポレーション(New America Acquisition I Corporation)が、米国で新規株式公開(IPO)を7月4日に申請
同社は、ドナルド・トランプ米大統領の次男エリック・トランプ(Eric Trump)氏と長男ドナルド・トランプ・ジュニア(Donald Trump Jr.)氏の兄弟が支援する企業
おすすめ記事ICOは誰でも資金調達できる革命的手法だったが詐欺や規制回避で信頼を失った
IEOとIDOがそれぞれ「信頼」と「分散性」で解決を試みたが限界もあった
EchoやLegionによるICO2.0が公平性とコンプライアンスを両立する新モデルとして登場
Kaito・Cookieは「発信・評判」による参加型InfoFiモデルを展開し、次の潮流へと繋がっている
🧵Pickup:ブロックストリーム、ビットコイン向けスマコン言語「Simplicity」ローンチ
🌱 ニュースの概要
2025年7月31日、Blockstreamはビットコインのレイヤー2ネットワーク「Liquid(リキッド)」上で動作するスマートコントラクト用プログラミング言語 Simplicity を正式にリリースしたと発表しました。
Simplicityは、ビットコイン本体のプロトコルを変更せずに、より表現力豊かなスマートコントラクトを安全かつ効率的に実行できる環境を提供することを目的としています。
📗 前提知識
Liquid Network:Blockstreamが提供するビットコインのサイドチェーン的レイヤー2。高速な最終性とプライバシー強化(Confidential Transactions)を特徴とし、現在TVLが約30億ドルに上ります。
Bitcoin Scriptの限界:ビットコイン本体が持つスクリプトは機能が限定的で、無制限ループや高度な状態管理などを避ける設計のため、複雑なアプリケーション開発は困難でした。
BitVMとの関係:2023年以降注目を集めるBitVMは、従来のプロトコルを改変せずにビットコイン上で複雑計算を実現する枠組みですが、Simplicityの概念自体は2012年にBlockstreamのRussell O’Connor博士が提唱したものが起源です。
👀 注目すべき点、詳細解説
形式的仕様と安全性保証
Simplicityは仮想マシン(VM)を使わず、関数型言語的に設計。形式的検証(formal verification)に適しており、意図しない動作やセキュリティ脆弱性リスクを低減できます。
UTXOモデルへの自然統合
イーサリアム等のアカウントモデルではなく、ビットコインのUTXO(未使用トランザクション出力)をそのまま利用するアーキテクチャ。コインの“移動”をベースにしたスマートコントラクトが可能です。
幅広いアプリケーション対応
プログラマブルヴォールト(Vault)やカストディサービス、DEX、ガバナンスプロトコルなど、既存のスマートコントラクトプラットフォームで一般的な機能をLiquid上で実装できます。
VMチェーンとのセキュリティ比較
Adam Back氏(Blockstream共同創業者)は「VMベースチェーンが抱える再入攻撃や無制限ループ問題から自由であり、ビットコインの強固なセキュリティモデルの恩恵をそのまま享受できる」と強調しています。
📈 今後の予測
開発者コミュニティの拡大
Liquid上にSimplicity対応のSDKやライブラリが整備されるにつれ、ビットコインネイティブの開発者が増加。オラクルやクロスチェーンブリッジなどのインフラも順次充実するでしょう。
DeFi・支払いインフラの活性化
高速かつ安全なスマートコントラクトにより、Liquidを用いたDeFiサービスや企業向け決済ソリューションの導入が加速すると期待されます。
ビットコインエコシステムの多様化
これまでイーサリアム中心だったスマートコントラクト市場に、ビットコインベースのL2ソリューションが本格参入。ユーザーや資産が分散し、エコシステム全体の健全競争が促進されるでしょう。
標準化・規格化の動き
シンプlicityを中核としたBIP(Bitcoin Improvement Proposal)の策定、Liquidの他チェーンへの展開検討など、業界全体での標準化・相互運用性強化に向けた議論が活発化する見込みです。
免責事項:リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。また、記事中にDapps、NFT、トークンを紹介することがありますが、勧誘目的は一切ありません。全て自己責任で購入、ご利用ください。
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