おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「ミーム」について自身の考えていることを書いてみます。
🐕ミームはチェーン戦略の一部になりつつある
💰ミームは金で買えるのか
💬計画的な誘致はできないのか
🐕ミームはチェーン戦略の一部になりつつある
2024年4月2日、最高1Mドルの賞金をかけたBNBチェーン・ミームイノベーションバトルを発表しました。簡単にいえば、BNBチェーン上にミームを誘致するためのグラントです。
まだ結果は出ていないので、この取り組みに関しての成否はわかりませんが、非常に興味深い取り組みであることは確かです。
すでにミームトークンはチェーンプロジェクトが無視できない規模にまで成長しています。CMCを見ても時価総額トップ100圏内に6つもミームトークンが入っています。DOGEやSHIBに関しては上位10位前後にランクインしています。
他にも、Avalancheが「Memecoin Rush」と呼ばれるミームコインの流動性プログラムを開始するなど、ミームコインはチェーンにユーザーを誘致し、盛り上げるための1つの戦略として公式が取り入れるほどになっています。
考えてみれば、Baseチェーンも当初、400万%急騰したBALDトークンの存在や、friend .techの存在があったからこそ、一気にユーザー数が急増した背景があります。
また、メッサリのリサーチ担当副社長マーチェ・バス氏は、ミームコインには仮想通貨をより幅広い層に紹介する有用性があると述べ、「ミームコインは新しいユーザーに仮想通貨の概念を導入するため、仮想通貨の”トロイの木馬”とみなされる可能性がある」とコメントしています。
要するにミームコインに釣られてユーザーがクリプトに流れ込む起爆剤になる可能性が大いにあるということです。
💰ミームは金で買えるのか
以前、ミームの記事を書き、そこで個人的に「ミームトークンとはCultureFi」だと結論づけました。人間社会における身体的遺伝が遺伝子で、文化的遺伝がミームであり、何らかの文化的遺伝に価値の輪郭を持たせたものがミームトークンであると考えています。
要するに「ミームとは文化」です。
となると、ミームトークンの誘致にお金を出すということは、文化をお金で買おうとする(作ろうとする)挑戦になります。
さて、これは可能なのでしょうか。
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