おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「ZoraとUniswapによるNFTのセカンダリーマーケット」について解説します。非常に面白い本取り組みを紹介しつつ、NFTの未来についても言及します。
🔵ZoraとUniswapが提携
⚙️開発の背景と仕組み
💬NFTに流動性を提供する
🔵ZoraとUniswapが提携
2024年8月7日、ZoraがUniswap上で構築されるNFTのセカンダリーマーケットについての新機能を発表しました。
この取り組みを簡単にいえば「Zora」でミントされたNFTが、ミント期間終了後は「Uniswap」上で二次流通として売買できるというものです。
二次流通であれば既存のNFTマーケットプレイス(例えばOpenSea)でも存在していましたが、それと何が異なるのでしょうか。
ポイントは「トークンのように売買ができる」点にあります。
Zora上での一次販売はNFT規格であるERC-1155で実施されますが、販売期間終了後はERC-20zと呼ばれるERC-1155の拡張規格として、Uniswap上でERC-20のように売買することが可能になります。
この規格はERC-1155をラップしたものとなり、ERC-1155からすべてのメタデータを継承します。
つまり、オープンエディションで一定期間の販売期間があった後に、二次流通としてUniswapでトークンのように売買が可能になるということです。
⚙️開発の背景と仕組み
続いて、この新機能開発の背景について解説します。
Keep reading with a 7-day free trial
Subscribe to web3 Research JAPAN to keep reading this post and get 7 days of free access to the full post archives.