【YuGiYn】ゲーム・ショッピング・イベントも!?日本のチームが手掛ける、近未来の渋谷を舞台としたメタバースプロジェクトとは?
「YuGiYn(ゆうぎえん)」は、近未来の渋谷を舞台としたメタバースプロジェクトです。
おはようございます。
web3researcherの三井です。
今日は「YuGiYn」というNFT(メタバース)プロジェクトについてリサーチしました。
«目次»
1、YuGiYnとは?
2、歴史や文化を活かす
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YuGiYnとは?
「YuGiYn(ゆうぎえん)」は、近未来の渋谷を舞台としたメタバースプロジェクトです。細かい設定はHP上に記載があります。
近未来の渋谷に建造された超高層IR施設「¥u-Gi-¥n/遊戯苑」を舞台に、国内外の東京カルチャーNFTプロジェクトのアイテムやコンテンツをセレクトし、ゲーム、マンガ、アニメ、ファッション、音楽などを統合したエンターテイメントとクリプトベースのショッピング体験を提供するメタバースプロジェクトです。¥u-Gi-¥n のミッションは、TOKYO CULTUREと拡大するWeb3の可能性をつなぐ架け橋となることです。メタバース上の複数の地区を行き来し、ユーザー同士が交流することでTOKYO CULTUREによるデジタル経済圏を確立します。
https://yu-gi-yn.com/ja
その第1弾として、ミュージシャンのMVやCDジャケットなどのアートワークを手がけるクリエイター陣が制作した3DCGキャラクター8,888体のNFTが発売されました。
販売から1日でトータルボリューム559Ethでフロアプライスが0.28Ethまで上昇し、OpenSeaの世界トレンドで1位を獲得しています。
https://opensea.io/collection/yugiyn-official
では、もう少し詳しくプロジェクトの内容について解説していきます。
■目指すメタバース空間
大きく3つのエリア(できること)が想定されています。
GAMING DISTRICT(ゲーム体験)
SHOPPING DISTRICT(ショッピング)
CLUBING DISTRICT(イベント開催・参加)
このように、メタバース上でエンタメとクリプト(web3)をベースとした空間を作り上げる壮大なメタバースプロジェクトです。
■チーム
実は日本の2チームによって運営されています。
どちらも日本を拠点としたチームであり、日本から世界に通用するNFTプロジェクトを生み出すことを目的の1つに活動しています。
今回のメタバースプロジェクト以外でも、共同で世界トッププロジェクトが集結した「東京カルチャーコレクティブルNFT展」を開催するなど、日本カルチャーを軸に活動しています。
以上、かなり壮大なプロジェクトですが、日本カルチャーを世界に広げるという側面でも、とてもワクワクするものでした。
その他、詳しい詳細はこちらのホワイトペーパーから参照できます!
歴史や文化を活かす
今回のリサーチの中でとても面白いデータが出てきました。それが「なぜ日本カルチャーなのか」を示す根拠として使われていたデータで、こちらです。
OPENSEAにおける取引総額TOP100のプロジェクトの内、実に17のプロジェクトがTOKYO CULTURE関連。そして、その中での市場シェアは14%にのぼります。
しかし、日本のチームによって作られたNFTプロジェクトや、日本のオリジナルブランドやIPから生まれたプロジェクトはTOP 100に一つも入っていません。興味深いことに、上記のような東京カルチャーをベースにしたプロジェクトは、海外のチームによるもので、彼らはオリジナルのマンガやアニメのIPを開発することをビジョンに掲げ、プロジェクト名を日本語にするなど、日本のプロジェクトのように開発・運営しています。私たちは、こうした世界的に立ち上がる成長著しいTOKYO CULTURE由来のプロジェクトと、既存の日本のブランドやIPとをつなぐプラットフォーム、コラボレーションの機会、そしてビジネスコネクションの構築を支援します。
(mediumから引用)
確かにNFTプロジェクトのリサーチをしていると、日本のアニメや侍などをモチーフにしたプロジェクトが多数あります。それがグローバルで売れていることを考えると、やはり日本のアニメを含めた文化は世界で人気と言うことなのでしょう。
ただ、ここに日本人がファウンダーのチームが少ないことは勿体無いですよね。日本は島国なので自国の強みや海外からどう見られているのかに無頓着なのだと思います。加えて、何事も事業にしようという思考を持っている人も少ないので、世界のチームに負けてしまいます。
この「歴史や文化を活用する」姿勢はとても大切だと思っており、成功したNFTプロジェクトの多くはきちんとここを押さえています。BAYCもCryptoPunksも過去からある○○文化のNFT版の文脈でネーミングやコンセプトが付けられています。
自分だけで新しい文化を生み出すことはほぼ不可能ですし、新しい何かを発信して多くの人に理解してもらうことも難しいです。であれば、すでにある程度共通の価値観がある歴史にあやかり、その文脈でNFTプロジェクトを始めることで、その文脈が好きな人にアプローチでき、自分達の思想を素早く伝えることができます。
この姿勢や考え方は自分でNFTプロジェクトを作るときにも、とても大切だなと感じました。
YuGiYn
・HP:https://yu-gi-yn.com/ja
・Twitter:https://twitter.com/Yu_Gi_Yn
・OpenSea:https://opensea.io/collection/yugiyn-official
(※リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。)
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おわり。
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