おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
先週1週間のweb3市場についてのまとめ記事となります。国内外の20以上のメディアやニュースレターから情報収集しており、その中からニュースをピックアップしています。ぜひ情報やトレンドのキャッチアップにご利用ください!
📰Pickup News
📗Pickup Article
📊Market & News
📰Pickup News
x402があらゆるERC-20トークンのサポートを追加
x402がアップデートされ、任意のERC-20トークンに対応(トークン非依存化)。
Permit2+Gas Sponsorshipにより、完全ガスレスな決済体験を実現。
従来のUSDC中心の閉じた設計から、任意資産での支払いを可能にするオープン化。
AIエージェントはトークンスワップ不要になり、計算コスト削減&自律性向上。
ゲームやグローバル市場でも、ユーザーが保有する資産でそのまま決済可能。
決済レールを「通貨非依存」にすることで、web3決済UXの大幅改善を狙う。
Tempoがメインネット公開、ストライプ共同のマシン決済標準「MPP」導入
StripeとParadigmが関与するL1「Tempo」がメインネット公開、決済特化型ブロックチェーンとして設計。
同時に、AIエージェント向けの決済標準「MPP(Machine Payments Protocol)」を導入。
MPPは支払いリクエスト〜決済までのフローを標準化し、サービスごとの課金ロジックを不要にする。
「セッション」機構により、マイクロペイメントをまとめて処理し、継続的・高頻度決済に対応。
VisaやOpenAI、Shopifyなどが関与し、エージェント経済・グローバル決済の基盤を狙う。
決済用途に最適化されたチェーンとして、既存ブロックチェーンのスケーラビリティ課題を解決しようとしている。
VisaはAIエージェント向けCLI決済ツールでエージェントコマースに注力
Visaが「Visa CLI」を発表し、AIエージェントがコマンドラインから直接決済可能に。
APIキーや事前残高なしで、オンデマンドに外部サービスへ支払いできる設計。
画像生成APIやデータアクセスなど、“API課金”の新しい決済レイヤーをターゲット。
Stripe(MPP)、Mastercard、Circleなどと並び、エージェント決済競争が加速。
伝統金融は既存レール上で信頼レイヤーを構築、Cryptoはウォレット中心の設計で対抗。
Visaはその中間として、カードネットワーク×開発者UXの融合モデルを提示。
バックパック、独自トークン「BP」ローンチ。保有者は将来的な株式転換の可能性
Backpackが独自トークン「BP」を発行し、Solana上で取引開始。
最大の特徴は、ステーキングにより将来的に株式取得の可能性を持つ設計。
ステーキングで利回り・手数料優遇など、ユーティリティ+金融的インセンティブを提供。
トークン配分はユーザー中心で、創業者・投資家への直接配分なしという特徴的設計。
DeFi(Orca・Raydium等)でも流通し、エコシステム内での利用が拡大。
トークンと株式を接続することで、“オンチェーン株式アクセス”モデルを実験している。
📗Pickup Article
面白いと思ったポストや記事を紹介。
Coming of Age
Crypto業界は収益は過去最高だが市場心理は悲観的という乖離が発生。
収益構造は変化し、現在はステーブルコイン(Tether・Circle)が業界収益の中心(約34%)。
ステーブルコインは「需要(グローバル南)×低コスト構造」により、極めて資本効率の高いビジネス。
一方、L1/L2やDeFiプロトコルは収益が伸びても評価倍率は大幅に低下。
近年はミーム取引やパーペチュアルなど、高頻度トランザクションから手数料を取るモデルが成長。
Cryptoの競争優位(moat)は「先行者・流動性・分配(ディストリビューション)」に収束している。
State Channels and Agentic Payments
ステートチャネルは高速・低コストのオフチェーン決済技術だが、これまで明確な需要がなかった。
AIエージェントの登場により、ソフトウェア同士が頻繁に少額決済するニーズが現実化。
エージェントは人間と異なり、大量のマイクロペイメントを自律的に実行する必要がある。
その解として、MPP(Machine Payments Protocol)が提案され、セッション型でまとめて決済する構造を採用。
ステーブルコインはこの文脈で有力だが、プロトコル自体はチェーン非依存。
結論として、エージェント決済がステートチャネルの真のユースケースになり得る。
Inside Circle’s Stablecoin Economics
Circleの収益はほぼステーブルコイン準備金の利回り(reserve income)に依存しており、ソフトウェア企業というより金利敏感な金融インフラ企業。
2025年は売上の大半(約96%)が準備金収益で、USDC残高と金利水準が業績の主要ドライバー。
Coinbaseとの収益分配が極めて大きく、収益の相当部分が外部に流出する構造。
USDCは決済・担保・流動性用途の「高回転ドル」として拡大しているが、収益化は依然として利回り依存。
EURCや決済ネットワーク(CPN)など新規事業は拡大中だが、現時点では収益インパクトは限定的。
結論として、Circleは「プラットフォーム企業」ではなく、依然として準備金×金利モデルの会社。
RWA-backed Lending: The Real DeFi 2.0
DeFi 1.0は暗号資産担保によるレバレッジ需要に依存しており、成長に構造的限界があった。
市場下落時には担保価値が崩れ、システム全体が不安定になる問題が顕在化。
ステーブルコインの成長に対し、借入需要が不足し利回りが低下(2%未満など)。
解決策としてRWA担保が導入され、より安定した信用需要と利回り源泉を提供。
RWA担保はcrypto担保より高利回り(+50〜80%)で、グローバル金利に連動する持続的な需要を持つ。
結論として、DeFiの次フェーズは「crypto内のレバレッジ」から「実世界信用」への拡張。
📊Market & News
🟠Market Overview
⛓️L1 Blockchain
⛓️L2 Blockchain
💰DeFi
🤑RWA・Stablecoin
ブラックロックのCEO、ラリー・フィンク氏は、トークン化によってスマートフォンを使った投資が決済と同じくらい簡単になると考えている
ニューヨーク証券取引所は、24時間365日稼働するトークン化証券プラットフォームの開発のため、Securitize社と提携
オーストラリア中央銀行は、170億ドル規模のトークン化推進において、ステーブルコインと銀行預金トークンは共存可能だと述べている
ResolvのステーブルコインUSRは、攻撃者が裏付けのないトークンを8000万枚発行し、約2500万ドルを不正に引き出した後、ペッグが解除された
Bitget Walletが、Ripple、Mastercard、Tetherなどと連携するステーブルコイン決済インフラを発表
🏢ETF・DAT
NovaBayがSKY供給量の約9%を保有し、「Stablecoin Development Corporation」に社名変更
「イーサリアムはミニ暗号通貨の冬の最終段階に入っている」とトム・リーは述べ、Bitmineはさらに65,341ETHを追加
🤖AIエージェント
国家、法律、規制関連
その他
CoinbaseはChainlinkのDataLinkブリッジを使用して、オーダーブック、パーペチュアル、先物データをオンチェーンにプッシュ
peaqは「ロボットマネー」に関するパープルペーパーを発表し、機械がブロックチェーン上で取引を行い、ビジネスを運営することで、真の機械間経済を実現する方法を概説
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