DEBUNK(web3 Research)

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先週のweb3市場を5分で振り返り

直近1週間のマーケット情報・主要ニュースをまとめました。

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mitsui
Mar 08, 2026
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おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。

先週1週間のweb3市場についてのまとめ記事となります。国内外の20以上のメディアやニュースレターから情報収集しており、その中からニュースをピックアップしています。ぜひ情報やトレンドのキャッチアップにご利用ください!

📰Pickup News
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📰Pickup News

ヴィタリック・ブテリンは、イーサリアムの実行層を根本から見直す2部構成の計画を発表

  • Vitalik ButerinはEthereumのスケーラビリティ改善のため、実行レイヤーの大規模改修を提案。

  • 主要変更は「Binary State Treeへの移行」と「EVMの将来的な置き換え」の2点。

  • State TreeとVMがZK証明のボトルネックの80%以上を占めており、抜本改革が必要と指摘。

  • 新VM候補としてRISC-Vを検討しているが、WASMなど他案もあり開発者の合意は未形成。

  • 2026年のEthereumアップグレード(Glamsterdamなど)でも実行レイヤー改善が重要テーマとなる見込み。

マーク・ゼラーのACIは、ガバナンスの緊張が高まる中、7月にAaveを離れる予定

  • Aave DAOの主要デリゲート兼サービスプロバイダーであるAave Chan Initiative(ACI)が、7月までにDAOから離脱予定。

  • 背景には、Aave Labsとの収益配分やガバナンス権限を巡る対立がある。

  • BGD Labsなど他の主要コントリビューターも離脱しており、プロトコル内部の緊張が高まっている。

  • Aave Labsの投票権集中により、DAOの意思決定が十分に分散化されていないとの批判が出ている。

  • ACIは約4ヶ月かけて業務を終了し、構築したインフラの引き継ぎを進める予定。

VisaとStripeは、ステーブルコインカード発行商品を100カ国以上に世界展開する計画

  • VisaとStripe傘下のBridgeは、ステーブルコイン連動カードを100カ国以上へ拡大する計画を発表。

  • カードはMetaMaskやPhantomなどのウォレット残高から直接支払いが可能。

  • Visaの1億7500万以上の加盟店ネットワークで利用できる。

  • 2025年に中南米中心で開始され、現在は18カ国で利用可能。

  • ステーブルコイン法整備や銀行ライセンス取得など、金融インフラとしての採用拡大が背景にある。

Magic Eden、ビットコインとイーサリアムのサポートを中止、ソラナに注力

  • NFTマーケットプレイスのMagic Edenは、BitcoinおよびEthereum系資産のサポートを終了し、マルチチェーン戦略を撤回する。

  • PolygonやBaseなどのEthereum L2、Bitcoin OrdinalsやRunesなどの資産も取引対象から外れる。

  • 今後はSolanaエコシステムへの集中と、iGaming(暗号カジノ・スポーツベット)事業の拡大に注力。

  • 同社はNFT市場の低迷を受け、トレーディングアプリ買収や新プロダクト「Dicey」などで事業転換を進めている。

  • トークンMEは2024年のピークから約97%下落しており、トークン利用設計の見直しも検討中。


📗Pickup Article

面白いと思ったポストや記事を紹介。

The Financial Rails of Agentic Commerce

  • AIエージェントは単なるソフトウェアではなく、将来的には自律的に取引・交渉・意思決定を行う経済主体(economic actors)になる可能性がある。

  • 従来の金融インフラは人間前提(銀行口座、KYC、契約、営業時間など)で設計されており、自律エージェントには適していない。

  • 完全自律のエージェント同士の取引(Level5)では、プログラム可能・常時稼働・グローバル・許可不要な金融インフラが必要になる。

  • ブロックチェーンは、エージェントのオンチェーンID、マイクロペイメント、スマートコントラクトによる自動決済などを実現できる。

  • AIエージェントの普及は、ブロックチェーンのトランザクション需要を大きく拡大させる可能性がある。

Raising for Robots: Developing Agentic Capital Markets

  • AIエージェント経済では、資金調達・取引・報酬分配などを支える新しい資本市場(Agentic Capital Markets)が必要になる。

  • 2024年の第一波では、AIエージェント関連トークンが急騰したが、多くはミーム性が強く持続的価値を生まなかった。

  • 2026年の第二波では、AIツールやワークフローなど実際に使われるソフトウェアが登場し、オンチェーン資金調達の有効性が再確認された。

  • クリプトは、許可不要の資金調達・グローバル資本流入・自動ロイヤルティ分配など、開発者やエージェントにとって新しい資金調達手段を提供する。

  • ただし現在はまだ人間がウォレット管理や意思決定に関与しており、完全な自律エージェント経済の実現にはID・支払い・収益モデルなどの成熟が必要。

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