おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
先週1週間のweb3市場についてのまとめ記事となります。国内外の20以上のメディアやニュースレターから情報収集しており、その中からニュースをピックアップしています。ぜひ情報やトレンドのキャッチアップにご利用ください!
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Superstateの新しい直接発行プログラムにより、上場企業はトークン化された株式を使って資本を調達できるようになった
Superstateが、上場企業がトークン化株式で直接資金調達できる仕組みを発表。
投資家はステーブルコインで支払い、即時にオンチェーン株式を受領。
引受証券会社を介さず、決済高速化とコスト削減を実現。
米国規制当局の容認を背景に、資本市場のオンチェーン化が一段進展。
ストライプとパラダイムの決済に特化したブロックチェーン「Tempo」がパブリックテストネットを公開
StripeとParadigmが育成した決済特化L1「Tempo」がパブリックテストネットを開始。
即時決済・低手数料・ステーブルコインネイティブ設計を強みに据える。
Klarna、Mastercard、UBSなどが設計パートナーとして関与。
Stable、トークン価格下落でメインネットローンチに大混乱
Bitfinex支援のL1「StableChain」がメインネットを公開したが、出金不能やガス設計の不備が発生。
ユーザーはSTABLEトークンを受け取ったものの、USDTへ戻せず強い不満が噴出。
ガス支払いに独自トークンgUSDTが必要で、UXの悪さが混乱を拡大。
STABLE価格は一時高値から約25%下落し、事前入金設計への批判も再燃した。
グレースケールは来週のビッテンソルの半減期はTAOの価格上昇を予想
分散型AIネットワークBittensorが12月14日に初の半減期を迎える。
TAOの新規発行量が半減し、希少性向上が価格にプラスとGrayscaleは分析。
dTAO導入によりサブネットが投資対象化し、機関投資家の関心が拡大。
AI×暗号資産の実需と供給制限が重なり、中長期的な成熟局面に入ったと評価。
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面白いと思ったポストや記事を紹介。
The Anatomy of a Crypto Neobank
Neobankは低コスト・利便性で従来銀行を破壊したが、Custody依存のため透明性や自由度ではDeFiに劣る。
現状のCEXは“Crypto版Neobank”だが、依然として旧金融レールに依存し、真のオンチェーン銀行にはなれていない。
提案される「DefiBank」は、ユーザーが資産を自己保管し、Save/Spend/Earn/Borrowの全機能をオンチェーンで完結させるモデル。
決済の中間業者排除、MEV最適化、オンチェーン与信などにより、従来銀行・Neobankより効率的になる可能性。
特に新興国で普及する可能性が高く、Stablecoin・DeFi・オンチェーンデータの融合により“次世代銀行”が形成される。



