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先週のweb3市場を5分で振り返り

直近1週間のマーケット情報・主要ニュースをまとめました。

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mitsui
Nov 16, 2025
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おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。

先週1週間のweb3市場についてのまとめ記事となります。国内外の20以上のメディアやニュースレターから情報収集しており、その中からニュースをピックアップしています。ぜひ情報やトレンドのキャッチアップにご利用ください!

📰Pickup News
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📰Pickup News

Monadがトークノミクスを発表、ローンチ時にMONトークンの50%以上がロックされる予定

  • MonadはCoinbaseの新ICOプラットフォームで11月17日にパブリックセールを開始、7.5%(1億MON)を販売。

  • トークン総供給量100億枚のうち、50.6%(約50.6億枚)がロックされ、チーム・投資家・財団トークンは全てベスティング対象。

  • 割当はエコシステム開発38.5%、チーム27%、投資家19.7%、財団4%。

  • メインネットは11月24日にローンチ予定で、Category Labs(旧Monad Labs)が長期的運営を担う。

SUIがステーブルコイン「USDsui」を発表

  • SuiがStripe傘下のBridgeと提携し、ネイティブステーブルコイン「USDsui」を発行。

  • BridgeのOpen Issuance基盤上で構築され、コンプライアンス対応済み・高パフォーマンス設計を特徴とする。

  • Sui上のウォレット・DeFi・アプリ間で流通し、他のBridge対応チェーン(例:Phantom, Hyperliquid)とも相互運用可能。

  • GENIUS法準拠を想定し、発行益はエコシステムの成長資金に再投資される。

Uniswap Labsと財団が手数料スイッチの有効化を提案したことで、UNIトークンは30%上昇

  • Hayden Adamsらが“UNIfication”提案を発表し、プロトコル手数料をUNIトークンバーンへ還元する仕組みを提案。

  • 提案には財団とLabsの統合およびトレジャリー内100M UNIの直接バーンも含まれる。

  • UniswapはDeFi収益の年換算で20億ドル規模に達しており、今後の手数料配分が焦点に。

  • 規制緩和を受け、5年間停止されていた「Fee Switch」導入が実現へ向けて前進。

Lineaがデュアルトークンバーニングメカニズムを正式にリリース

  • 2025年11月4日より、Linea上のすべてのトランザクションでETHとLINEAトークンが同時にバーンされる仕組みが稼働。

  • ガス代はETHで支払われ、インフラコストを差し引いた残額の20%をETHバーン、80%をLINEAバーンに使用。

  • これにより、Lineaは自己トークンの永続的な買い手かつEthereumのデフレ支援者となる。

  • バーンはTGE直後の9月11日以降の取引分にも遡って適用され、ネットワーク利用と供給削減を直接連動させる。

VirtualsのLunaが新しいAIランチパッドをリリース

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  • VirtualsがAIエージェントとトークンが自律的に協働するAIGCプラットフォーム「Luna.fun」を公開。

  • 各トークンが独自の「コンテンツエンジン」として稼働し、メディア生成・拡散・収益化を自動実行。

  • ACPとx402によるオンチェーン決済・属性付け・収益分配を実現。

  • 人間の介入なしでエージェント間が取引する初の自律型コンテンツ経済(machine-to-machine economy)を提示。


📗Pickup Article

面白いと思ったポストや記事を紹介。

Yield Bearing Assets & Stablecoins Report 2025

  • 伝統金融の55〜65%を占める利回り資産に対し、暗号市場では8〜11%に留まるが、YBA(利回り資産)は爆発的成長が予測される。

  • LST/LRT、利回り付きステーブルコイン(YBS)、トークン化RWAが台頭し、DeFiの資本効率を劇的に高めている。

  • GENIUS法成立により、銀行・資産運用会社が法的にトークン化に参加可能となり、RWA市場は2022年の50億ドルから2025年に360億ドル超へ拡大。

  • DeFiではAave・Morpho・PendleなどがYBAを統合し、利回りが「最終目的」ではなく流動性・信用創出を駆動する基盤に。

  • 代表例としてsUSDeがPendleで利回り分離され、Morphoで担保化される流れを示し、YBAが金融インフラ化していることを強調。

  • 今後はリスク評価・オラクル標準化・機関投資家向けキュレーションが進み、DeFiが制度金融の主流レールへと移行する見通し。

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