おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
先週1週間のweb3市場についてのまとめ記事となります。国内外の20以上のメディアやニュースレターから情報収集しており、その中からニュースをピックアップしています。ぜひ情報やトレンドのキャッチアップにご利用ください!
📰Pickup News
📗Pickup Article
📊Market & News
📰Pickup News
Monadがトークノミクスを発表、ローンチ時にMONトークンの50%以上がロックされる予定
MonadはCoinbaseの新ICOプラットフォームで11月17日にパブリックセールを開始、7.5%(1億MON)を販売。
トークン総供給量100億枚のうち、50.6%(約50.6億枚)がロックされ、チーム・投資家・財団トークンは全てベスティング対象。
割当はエコシステム開発38.5%、チーム27%、投資家19.7%、財団4%。
メインネットは11月24日にローンチ予定で、Category Labs(旧Monad Labs)が長期的運営を担う。
SUIがステーブルコイン「USDsui」を発表
SuiがStripe傘下のBridgeと提携し、ネイティブステーブルコイン「USDsui」を発行。
BridgeのOpen Issuance基盤上で構築され、コンプライアンス対応済み・高パフォーマンス設計を特徴とする。
Sui上のウォレット・DeFi・アプリ間で流通し、他のBridge対応チェーン(例:Phantom, Hyperliquid)とも相互運用可能。
GENIUS法準拠を想定し、発行益はエコシステムの成長資金に再投資される。
Uniswap Labsと財団が手数料スイッチの有効化を提案したことで、UNIトークンは30%上昇
Hayden Adamsらが“UNIfication”提案を発表し、プロトコル手数料をUNIトークンバーンへ還元する仕組みを提案。
提案には財団とLabsの統合およびトレジャリー内100M UNIの直接バーンも含まれる。
UniswapはDeFi収益の年換算で20億ドル規模に達しており、今後の手数料配分が焦点に。
規制緩和を受け、5年間停止されていた「Fee Switch」導入が実現へ向けて前進。
Lineaがデュアルトークンバーニングメカニズムを正式にリリース
2025年11月4日より、Linea上のすべてのトランザクションでETHとLINEAトークンが同時にバーンされる仕組みが稼働。
ガス代はETHで支払われ、インフラコストを差し引いた残額の20%をETHバーン、80%をLINEAバーンに使用。
これにより、Lineaは自己トークンの永続的な買い手かつEthereumのデフレ支援者となる。
バーンはTGE直後の9月11日以降の取引分にも遡って適用され、ネットワーク利用と供給削減を直接連動させる。
VirtualsのLunaが新しいAIランチパッドをリリース
VirtualsがAIエージェントとトークンが自律的に協働するAIGCプラットフォーム「Luna.fun」を公開。
各トークンが独自の「コンテンツエンジン」として稼働し、メディア生成・拡散・収益化を自動実行。
ACPとx402によるオンチェーン決済・属性付け・収益分配を実現。
人間の介入なしでエージェント間が取引する初の自律型コンテンツ経済(machine-to-machine economy)を提示。
📗Pickup Article
面白いと思ったポストや記事を紹介。
Yield Bearing Assets & Stablecoins Report 2025
伝統金融の55〜65%を占める利回り資産に対し、暗号市場では8〜11%に留まるが、YBA(利回り資産)は爆発的成長が予測される。
LST/LRT、利回り付きステーブルコイン(YBS)、トークン化RWAが台頭し、DeFiの資本効率を劇的に高めている。
GENIUS法成立により、銀行・資産運用会社が法的にトークン化に参加可能となり、RWA市場は2022年の50億ドルから2025年に360億ドル超へ拡大。
DeFiではAave・Morpho・PendleなどがYBAを統合し、利回りが「最終目的」ではなく流動性・信用創出を駆動する基盤に。
代表例としてsUSDeがPendleで利回り分離され、Morphoで担保化される流れを示し、YBAが金融インフラ化していることを強調。
今後はリスク評価・オラクル標準化・機関投資家向けキュレーションが進み、DeFiが制度金融の主流レールへと移行する見通し。




