おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
先週1週間のweb3市場についてのまとめ記事となります。国内外の20以上のメディアやニュースレターから情報収集しており、その中からニュースをピックアップしています。ぜひ情報やトレンドのキャッチアップにご利用ください!
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ベセント財務長官のステーブルコイン推進により、Ethena、Etherfi、Hyperliquidに34兆ドルが流入する可能性
Bessent財務長官がドル連動ステーブルコインを支持し、最大34兆ドルがDeFi(Ethena, Ether.fi, Hyperliquid)に流入する可能性を示唆。
Arthur Hayesは「ユーロドル市場13兆ドル+グローバル南21兆ドルの預金をステーブルにシフトし、米国債購入に直結させる戦略」と解説。
Ethenaは合成ドルUSDeで25%シェアを狙い、Ether.fiはVisa連携支払い、Hyperliquidは分散型パーペチュアル取引63%シェアを持つ。
この戦略は米国債の安定需要を生みつつ、ドル覇権を強化し、DeFiプロトコルの「世俗的成長」を牽引すると見られている。
Optimism が Flashbots と提携し、あらゆる OP スタックチェーンのシーケンス処理を高速化
OptimismがFlashbotsと提携し、全てのOP Stackチェーンで高速かつ公平なシーケンシングを実現する計画を発表。
FlashbotsのPBS(Proposer-Builder Separation)技術を活用し、MEVの健全な分配と検閲耐性を強化。
各OPチェーンがFlashbotsネットワークに接続することで、L2のユーザー体験が改善し、分散型インフラが強化される。
Optimism Collective全体にとって、シーケンサー収益の透明性と効率化を推進する取り組みとなる。
Solanaが主要アルトコインをリード、財務会社に先駆けて買いが殺到
SOLは直近1週間で15%上昇、BTC横ばい・ETH+6%を上回るパフォーマンス。
背景には「デジタル資産トレジャリー(DAT)」企業がSOLを買い集める動きへの期待がある。
ただし一部では、DATがロック済みSOL投資家の出口流動性になる懸念も指摘。
RedStone幹部は「規制されたトレジャリービークルとして有効活用も可能」とコメントし、規制と健全利用の線引きが今後の焦点。
Virtuals Protocolは、VVETを介した流動性ステーキングを開始
Virtuals Protocolが新たに「Liquid Staking」を導入し、$VIRTUALをロックせずにveVIRTUAL報酬とエアドロップを獲得可能に。
これにより流動性を保ちながらステーキングでき、プロトコル成長を狙う設計。
ただし報酬トークンVVETのインフレ懸念や、流動性プール維持リスクに対するコミュニティの不安の声も多い。
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面白いと思ったポストや記事を紹介。
AI Agent Market Map: Hype Ends, Technology Continues
AIエージェント関連トークンは一時1.6兆円規模に膨らんだが、過度な期待で90%以上暴落し多くのプロジェクトが消滅。
実態はOpenAI/Anthropicモデルをラップしたチャットボットが中心で、メムコイン的性質が強かった。
DeFAIは実用的な製品投入で再評価されつつあり、WayfinderやHeyAnonが代表例。
現在は汎用型から特化型エージェント+ネットワーク化へ進化し、VirtualsのACPなど相互運用インフラが台頭
Apple Chain and Google Chain
Google Cloudが独自のL1「GCUL(Google Cloud Universal Ledger)」を推進中と報じられ、業界に驚き。