Worldが7つの新発表 / Wolrdへリブランディング / 新Orbデバイス / 新認証方法「World Credenitials」 / オンライン詐欺に対抗する「World ID Deep Face」/ World Chainのメインネットローンチ、など
10月17日に大型の発表を行いました。
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「Worldのリブランディングと7つの新発表」について解説します。
🌏Worldが7つの大型アップデートを発表
- ①WorldcoinがWolrdへリブランディング
- ②新しいOrbデバイスの発表
- ③新しい認証方法「World Credenitials」の発表
- ④オンライン詐欺に対抗する「World ID Deep Face」の発表
- ⑤ミニアプリを搭載した「World App 3.0」の発表
- ⑥World Chainのメインネットローンチ
- ⑦AMPCのリリース
💬優れたブランドとポジショニング
🌏Worldが7つの大型アップデートを発表
10月17日、サンフランシスコでWorldcoinの共同発明者であるアレックス・ブラニア氏とサム・アルトマン氏は、5年前に開始したこのプロジェクトの重要なアップデートを発表しました。
詳細は上記の動画から閲覧できますが、ここではそこで発表された7つの大型アップデートについて説明していきます。
①WorldcoinがWolrdへリブランディング
プロジェクトの規模が大きくなり、World IDの重要性が高まるにつれて、「Worldcoin」という名前は、プロジェクトの使命を正しく表現しなくなりました。 そこでプロジェクト名が「World(World Network)」へ変更となりました。
Worldは、「World Chain」「World ID」「World Coin」の3 つの主要な柱を抱え、人間がAIの進歩の中心であり続ける明るい未来を実現するために構築されたプロジェクトになりました。
②新しいOrbデバイスの発表
World ID発行のために虹彩認証を行う機器「Orb」の新型モデルが発表されました。
新型Orbは最新のNVIDIA Jetsonチップセットを搭載しており、以前のバージョンに比べてAIパフォーマンスが約 5 倍向上し、人間による検証の証明がさらに高速かつシームレスに行えます。また、強化された赤外線カメラと可視光カメラも搭載されており、より幅広い環境や設定に適応できるようになり、低照度性能、不正検出、画像セキュリティが向上しています。
さらに5G接続機能を備えているため、Wi-Fi が利用できない世界中のさらに多くの場所でも、迅速かつ確実に使用できるようになりました。部品数も30%削減され、組み立ても容易となり、将来的にはサードパーティがOrbを製造および組み立てることがより現実的となってきました。
このアップデートにより多くの国でOrbが導入されます。また、新しい認証体験もテストされます。例えば、ラテンアメリカでトップの配達アプリであるRappiとの提携により、自宅にOrbが届くようになります。
③新しい認証方法「World Credenitials」の発表
これまでWorld IDはOrbを認証しなければ取得できませんでした。Orbは世界中に存在しているとはいえ、オフラインで足を運ぶ必要がありました。
今回のアップデートによる、NFC対応の政府発行のIDカードをWorld AppにかざすことによりWLDトークンを請求できるようになりました。あくまでOrbでの認証で完全な認証完了となりますが、トークンの配布を含む限定的なアクセスは、自宅からすぐに参加することができるようになりました。
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