【Towns】オンチェーンコミュニティ構築プロトコル / カスタマイズ可能なスマコンやAPI連携で自由なルールを持つオンチェーンコミュニティを構築
オンラインコミュニティは全てオンチェーンへと移行する時代となる!?
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「Towns」についてリサーチしました。
«目次»
1、Towns とは?
- 特徴
- オンチェーンコミュニティの条件
- 展望
2、コミュニティはオンチェーン化するのか
Towns とは?
「Towns」は、オンチェーンコミュニティ構築プロトコルおよびアプリケーションです。Discordのweb3版のようなイメージでしょうか。
↓現在はα版でのテストが行われており、画面が一部公開されていますが、UIはDiscordに似ています。
■特徴
コミュニティにおけるグループチャットをオンチェーンで行えるプロトコルなので、それに基づく特徴を持っています。
コンポーザブルなスマートコントラクトの実装
コミュニティはモデレーション、収益化など、独自のルールを付与したスマートコントラクトを実装し拡張可能。分散化された運営
単一企業によって所有されるわけではなく、P2Pの暗号化メッセージやPoSによって分散化されたブロックチェーン上に存在するので所有が管理、閲覧されることはありません。自由なAPI連携や書き込み
スマコンに加えてAPI連携で自由なルール設定も可能。NFTやFTのやりとり
チャット上でのNFTの販売や貢献したメンバーへのトークン付与などをシームレスにオンチェーンで実施可能。
なので、根本が分散化ネットワークの上で稼働しているのと、他に乱立していたツールを統合し1つでweb3コミュニティの運営が可能になるアプリケーションとなり得ます。
■オンチェーンコミュニティの条件
インターネットの発展でグローバルで共通の趣味や目的を持つ人と繋がるオンラインコミュニティが流行になりました。しかし、オンラインコミュニティは利用する企業の気まぐれによってコミュニケーションが断絶したり、運営がコントロールされる部分がありました。
ブロックチェーンの登場によって、オンラインコミュニティはオンチェーンコミュニティになっていく(次世代のオンラインコミュニティはオンチェーン化していく)とTownsは予測しています。
オンチェーン化することで、メンバーシップの証明やコミュニティ内部での貢献等をプラットフォームに依存せずにメンバー自身が所有できるようになります。よって、外的環境によって活動を制限されることがなく、真の意味でオンラインでつながり続けることが可能となります。
そんなオンチェーンコミュニティは5つの条件によって定義されます。
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