【Starbucks Odyssey】あのスタバが遂にNFTに参入!
「Starbucks Odyssey(スターバックス オデッセイ)」とは、あの超有名コーヒーチェーン店のスターバックスが手掛けるNFT(web3)プロジェクトです。
おはようございます。
web3researcherの三井です。
今日はスターバックスが先日発表したNFTプロジェクトについてリサーチしました。
«目次»
1、Starbucks Odysseyとは?
2、何ができるの?
3、NFTは手段でしかない
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Starbucks Odysseyとは?
「Starbucks Odyssey(スターバックス オデッセイ)」とは、あの超有名コーヒーチェーン店のスターバックスが手掛けるNFT(web3)プロジェクトです。
2022年9月12日に発表され、既存のリワードプログラムの延長として、この「Starbucks Odyssey」が存在すると説明しています。
スタバでは元々、「スターバックス リワード」と題して、多くの特典を用意しています。公式アプリで商品を購入すると、金額に応じてスターが貯まっていき、そのスタート交換で景品が受け取れたり、自分のランクがアップしたりします。
https://www.starbucks.co.jp/rewards/
今回の「スターバックス オデッセイ」はこの延長線上に位置するものです。つまり、よりスタバを楽しめる仕掛け、そして楽しんでくれた分だけプラスで特典を用意しますよ、というものです。
なので、スタバとしては「ブロックチェーン使ってますよ」とか「これはNFTですよ」といった発信や説明はしていかないようです。あくまでリワードの延長で、新しくオデッセイというものも生まれた、という説明です。
ちなみに「オデッセイ(Odyssey)」の意味を調べてみました。
「オデッセイ(英語: Odyssey)は、ギリシアの叙事詩『オデュッセイア』の英語での呼称。転じて、冒険、長旅、知的探究などの比喩表現。以下の固有名詞に用いられる。」(引用:wikipedia)
つまり、冒険や長旅を表す英単語なので、より深い”スタバの冒険”や”スタバの旅”といった意味が込められてるのだと思います。
何ができるの?
では、具体的に「スターバックス オデッセイ」は何ができるのかについても解説していきます。
■NFTの種類と集め方
ゲームをプレイしたり、コーヒーやスターバックスに関する知識を深めるためのクイズに挑戦すると、「旅スタンプ」(NFT)が貰える。
アプリ内のマーケットプレイスから「限定版スタンプ」(NFT) を購入することもできる。
各スタンプ(NFT)はアプリ内のマーケットプレイスで自由に売買できる。
クレカ決済が可能。
■NFT収集で貰えるもの
それぞれのスタンプは希少性に基づいたポイントが存在し、そのポイント量によって、貰える報酬が存在する。
①限定商品、②アーティストとのコラボレーションへアイテムへのアクセス、③スターバックス リザーブ ロースタリーでの限定イベントへの招待、④スターバックスのコスタリカコーヒー農場への旅行などの特典、⑤バーチャルでのエスプレッソマティーニ教室への参加、などが存在します。
■NFTへのこだわり
すべてのスタンプは、スターバックスのパートナーや外部のアーティストと共同で作成された象徴的なスターバックスのアートワークが描かれている。
スタンプの売上の一部は、寄付に使われる。
スタバ全体でサステナビリティに取り組んでいるので、チェーンは環境負荷に優しい「Polygon」を採用。
クレカ決済、NFTという単語を使わない。誰でも気軽に利用できるように。
サードプレイスの再発明。あくまでスタバのミッションはサードプレイスの提供なので、NFTの利用もそれに即して使っていく。
以上、今年の後半から開始予定とのことで、参加を希望する方は「waitlist」への登録が必要となります。ただ、”米国の会員向けに”という文言もあったので、日本での展開はまだなのかもしれません。続報が気になります。
NFTは手段でしかない
スタバでは元々リワードプログラムにかなり力を入れていました。僕も個人的に使っていました。スターを集めるのもそうですが、スタバは自分が行った店舗が一覧でわかる「マイストアパスポート」という機能もあり、神社の御朱印のように、いろんな店舗に行っては貯めていました。
このスタンプもPOAPのようなNFTであれば、より強い証明になるから、スタバはNFTと親和性高いなと勝手に思っていました。そこに今回の発表はさすがだなと感じました。
NFTはあくまで手段であって、企業にとって大切なのはミッションの達成であり、お客さんが喜んでくれるかどうかです。スタバのミッションは「サードプレイスの提供」なので、そこに対してNFTの技術を取り入れてい、よりお客さんに楽しんでもらおうという気持ちが感じられます。
正直、既存のNFTプロジェクトやDAO、NFT関連のサービスは、NFT勉強してる人でさえ利用難易度が高いものが多いです。必死に勉強しないと使えないし、確かにNFTは使ってるけど、これは本質的に意味があるのか?というサービスも多いです。
大切なのはお客さんへの提供価値であり、NFTはその手段。改めてそれを思い返すきっかけとなったスタバのNFTプロジェクトでした。
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おわり。
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おはようございます!
今日の記事もめちゃめちゃ面白いです。。