【Solayer】Solana上のリステーキングプロトコル / 2,000万ドルが45分で集まる / EigenLayerと異なりオンチェーンDappsをAVSの対象へ / @solayer_labs
SolayerはSolana上のDappsとDeFiのインフラになるかもしれません。
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「Solayer」についてリサーチしました。
🟢Solayerとは?
⚙️SolayerとEigenLayerの違い
💬Solayerの展望は?
🟢Solayerとは?
「Solayer」は、Solana上のリステーキングプロトコルです。
Ethereum上のリステーキングプロトコルである「EigenLayer」と同じように、ネイティブSOLかLSTをリステークすることで、ユーザーは追加の報酬を得ることができます。仕組みとしては既存のリステーキングと同様ですので、ここでは割愛します。
↓リステーキングの理解を深めたい方は以下の記事をご覧ください。
開発自体は2023年からされていたようですが、外部への発表がされたのは2024年4月です。その後、全6回のEpochによるStage1のロードマップを発表しました。
Stage1では、ネイティブSOLのリステークと、Marinade-SOL、Blaze-SOL、JITO-SOL、INFの4種類のLSTによるリステークが可能です。Epoch0~5は少しずつTVLの上限が解放されていくようです。また、Epoch6になるとリキッドステーキングを証明するsSOLが発行され、DeFiと接続されるとのことです。よって、正確には「Solayer」はリキッドリステーキングプロトコルと表現できます。
Epoch0は2024年5月16日に実施され、招待コードを持っているメンバーだけに限定されました。上限となるTVLは2,000万ドルでしたが、わずか45分で目標金額に達しました。
続いて、Epoch1が2024年5月27日に再開され、現在までに合計5,000万ドルのTVLとなっています。
ちなみにDefillamaを見てみると、5,000万ドル($50m)のTVLはSolana上のOndo Financeと同じくらいで、このランキングでは17位にランクインします。たった1ヶ月でここまで急成長しているところを見ると、Epoch6に到達するまでにはEigenLayerと同じようにSolanaのDeFi TVLランキングのトップ3にランクインする可能性もあります。
また、Polychain Capital主導のシードラウンドで約1,000万ドルの資金調達を目指しており、Solana創設者Anatoly Yakovenko氏も出資するとの報道もあり、非常に注目が集まっています。
⚙️SolayerとEigenLayerの違い
さて、ここからより深い「Solayer」の仕組みや構想について解説します。
Keep reading with a 7-day free trial
Subscribe to web3 Research JAPAN to keep reading this post and get 7 days of free access to the full post archives.