【Solana】イーサリアムキラー大本命。web3界のVisaとも期待される、その正体とは?
ローンチからわずか2年ほどで時価総額ランキング9位にまで成長したSolanaについて解説します。
おはようございます。
web3 researcherの三井です。
今日は「Solana」というブロックチェーンプロジェクトについて。STEPNなどのサービスでも話題となったSolanaですが、その概要と凄さについてリサーチしました。
«目次»
1、Solana(ソラナ)とは?
2、Solanaの今後
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Solana(ソラナ)とは?
Solanaはブロックチェーンの一つのプロジェクトです。
アルトコインの中でも、数多くのDappsやプロジェクトが開発されているのがイーサリアム(ETH)ですが、そのイーサリアムを超える可能性があるとされる銘柄がSolana(SOL)です。
2020年4月にローンチされた仮想通貨ながら、現在の時価総額は9位となっており、短期間での成長スピードやその技術的な特徴から、イーサリアムキラーの大本命とも言われ、その期待値はかなり高いです。
では、何がそんなに凄いのでしょうか。Solanaの特徴を3つ紹介します。
トランザクションの処理スピードが非常に速く、ガス代が安い。
Solana最大の特徴がここです。プルーフオブヒストリー(PoH)という独自のコンセンサスアルゴリズムを用いることで、ビットコインやイーサリアムなど既存の仮想通貨に比べ、圧倒的に低コストで多くの処理を可能としました。引用:https://www.caica.jp/media/crypto/solana-about/
上の表を見てもらえれば一目瞭然ですが、文字通り桁が違います。トランザクションスピードが速いと言われているリップルと比較しても10倍以上の差があります。この仕組みによって、Dappsも作りやすくなっています。
相互運用性がある。
技術的な話は少し難しいので、ここでは割愛しますが、基本的にブロックチェーンはプロジェクトによって独立したチェーンとなっています。ですが、Solanaは他のチェーンとの接続が気軽に行うことができます。これによって、dapps開発における可能性がより広がります。パートナーが豪華
USDTやUSDCなど、既に非常に多くのプロジェクトと提携しています。また、STEPNなど、Solana基盤のdappsが増えてきており、その人気がますます向上しています。
Solanaの今後
このようにかなり期待値の高い仮想通貨プロジェクトであるSolanaですが、今後はどのように発展していくのでしょうか。
他ブロックチェーンとの接続、dappsの拡充
まずは現在の特徴を活かし、その拡充が見込まれています。NFTマーケットプレイスの拡大
OpneSeaでもSolanaによるNFT対応がされました。そして、Magic EdenというSolana基盤でのNFTマーケットプレイスが巨額の資金調達をしたことが先日発表されました。これによってOpenSeaと評価額が並びました。ソラナ(Solana)ブロックチェーンのNFTマーケットプレイス「Magic Eden」は21日、シリーズBの資金調達ラウンドで1億3000万ドル(約180億円)を調達したと発表した。 評価額は16億ドル(約2180億円)。これは世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」のシリーズBのときの評価額15億ドルに並ぶ金額。OpenSeaは今年初めに発表されたシリーズCのラウンドで評価額が130億ドル(約1兆7700億円)に達している。
引用:https://www.coindeskjapan.com/152497/
スマホの開発、販売
先日、独自スマートフォンの開発に取り組んでいることを発表しました。ソラナラボ(Solana Labs)は6月24日、独自スマートフォン「Saga」の開発に取り組んでいると発表した。2023年に発売されるスマートフォンには、専用の暗号資産ウォレットとWeb3ソフトウェア開発キット「Solana Mobile Stack(SMS)」が搭載されるという。
引用:https://www.coindeskjapan.com/152928/
このように、web3の世界でのインフラを担っていくための活動を多々仕込んでいます。その取引の速さと手数料の安さから、Visaなどの現在の金融市場の覇者に取って代わる存在にまでなるのではないかと期待がかけられています。
以上、本日はSolanaに関してでした。dappsの基盤となるブロックチェーンとして、かなり良いなと感じました。自分自身のdapps開発にも役立てていきます。
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おわり。
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