【RENGA】漫画家が出した10,000体のキャラクターNFTとは?
「RENGA(レンガ)」とは、2022年9月2日にスタートした、独立系イラストレーター・漫画家のDirty Robotが手がけるPFPプロジェクトです。
おはようございます。
web3researcherの三井です。
今日はOpenSea世界トレンド第一位を獲得した「RENGA」というNFTプロジェクトについてリサーチしました。
«目次»
1、RENGAとは?
2、人気の理由は?
3、キャラクターを販売するNFTは親和性が高い
アドレス登録で、web3に関するリサーチが平日毎朝届きます。登録無料。
RENGAとは?
「RENGA(レンガ)」とは、2022年9月2日にスタートした、独立系イラストレーター・漫画家のDirty Robotが手がけるPFPプロジェクトです。
10,000体のアバターが手作りされ、「RENGA Black Box」という形で販売されています。いわゆるリビール型(購入後に開封する)のNFTです。
https://opensea.io/collection/renga-black-box
また、開封後、クリエイティブが明らかになったRENGAも二次流通市場に乗っており、そちらのプロジェクトが9月12日のOpenSea世界ランキング1位となっていました。
https://opensea.io/collection/renga
まだリリースしたばかりなので、詳細なロードマップやNFTホルダー特典は明かされていませんでした。
RENGAの設定としては、NFTで出てくるキャラクター1体ずつにストーリーがあり、大きなRENGAという世界のストーリーを一緒に作り上げていこうという設定です。
主人公の男の子がある時歩いていたら、黒い箱(Black Box)を見つけて、そこからいろいろなキャラクターが出てきた世界の話です。
つまり、今後コミュニティー(NFTホルダー)と一緒にRENGAの世界の物語、そしてそれぞれのNFTキャラクターの物語を作っていくというプロジェクトです。
明かされていませんが、ファウンダーが漫画家なので、それを漫画にしたり、アニメ化したりといった方向性もあるのかもしれません。
人気の理由は?
まだ情報があまり明かされていないRENGAですが、その状態でもここまで人気となっている理由をいくつか分析してみました。
■有名なファウンダーの存在
欠かせないのはやはり、イラストレイターでもあり漫画家でもあるファウンダー「Dirty Robot」の存在です。元々「The Art of Seasons」という別のNFTプロジェクトも作っており、そこでも非常に人気のあったイラストレイターでした。
また、イラストレイターがNFTを発行し、そのNFTでアニメ等のストーリーを作っていくプロジェクトは数多くありますが、やはりネックとなるのは”ストーリー構成”です。キャラデザはできても、ストーリーを作ることが難しいのが現状です。
ただ、RENGAの場合は、ファウンダーが漫画家でもあるので、その辺りの信頼も備わっており、期待値が高いプロジェクトとなっています。
また、漫画形式のクリエイティブでPRも行っており、非言語でグローバルにそのストーリーが通用するプロジェクトでもあります。
■キャラクター1体1体にあるストーリー
単純にPFPとして活用できるだけでなく、RENGAの世界の中で自身が保有するNFTが活躍する可能性があります。それぞれのキャラクターにストーリーがあり、それをコミュニティーと共に作っていくと明言しているので、そのストーリー次第で価格の高騰が起こる可能性があります。
以上、特徴となります。2022年9月2日の10日前にリリースされたプロジェクトなので、HPにもロードマップ等は存在していません。今後もその動きに注目して見ていきたいと思います。
キャラクターを販売するNFTは親和性が高い
Azukiやギャルバースなど、日本でも海外でも、ジェネラティブで販売したキャラクターをもとにアニメを作ったり、IPとして展開していこうという動きを持ったNFTプロジェクトは数多く存在します。
NFT×アニメ(コンテンツ制作)は相性が良いです。
理由は
身近なものなのでコミュニティーメンバーが参加しやすい。
アニメになった時の活躍で自分の保有するNFTの価値が変動するので初期に購入するインセンティブが増しやすい。
初期にNFT販売することで予算を確保し、その後はコミュニティーメンバーによってあらゆる動きが拡散されやすい。
大きくこんな感じです。
今回のRENGAはストーリーを作っていくことは公表されていましたが、最終的にそれが漫画になるのか、アニメになるのかはまだ発表されていません。どこに落ち着くのかはわかりませんが、NFT×コンテンツ制作は非常に親和性が高いので、ここまで人気になったのだと思います。自分が保有するキャラクターが動いて、人気になったら嬉しいですよね。シンプルにその楽しみもあると思います。
且つ、ファウンダーが漫画家でストーリーを作れることも人気の理由の一つでした。やはりファウンダーが誰であるのか、その経歴はNFTプロジェクトの信頼やロードマップの実現への確らしさにつながる大きな要素となり得ます。
まだあまり情報がないプロジェクトでしたが、現段階での情報をリサーチしました。何かの参考になれば嬉しいです。
以上、記事が面白いなと思った方はぜひ「アドレス登録」と「SNSでシェア」をしていただけると嬉しいです。引き続きweb3をリサーチしていきます。
おわり。
アドレス登録で、web3に関するリサーチが平日毎朝届きます。登録無料。