【PIN AI】パーソナルAI向けのオープンプラットフォーム / Apple Inteligeneを代替 / Hack VCやa16zなどからプレシードで1,000万ドルを調達 / @PINAI_IO
web3×AIの本命!?
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「PIN AI」についてリサーチしました。以前a16z Crypto主催のCSX参加企業として紹介しましたが、興味を持ったので1本のリサーチとして取り上げました。
🔵PIN AIとは?
💰Hack VCおよびa16z CSXなどから、1,000万ドルをプレシードラウンドで調達
💬ブロックチェーンでしかできないことを探る
🔵PIN AIとは?
「PIN AI」は、パーソナルAI向けのオープンプラットフォームです。
昨今のAIの躍進は目を見張るものがあります。ChatGPTは仕事に必須のツールになりつつあり、さらにApple Inteligenceがリリースされたことでより日常生活においてAIが利用されるようになってきました。
しかし、ここでAI業界の問題点も浮き彫りになってきています。1つは圧倒的なデータ量を持つ大手企業が有利であること(=スタートアップが優れたアプリケーションを構築しづらい)、もう1つはビックデータの学習はできるがユーザーのよりパーソナライズされているデータの学習は難しいこと、です。
「PIN AI」はこれらの問題を解決するためにユーザーのコンテキストデータ(パーソナルなデータ)を分散型ストレージに記録し、そこに誰もがアクセスしAIアプリケーションの構築ができるオープンプラットフォームを構築します。
特徴的な点は、スマホのデータにフォーカスしていることです。パーソナルAIとは個人向けのAIということなので、ユーザーそれぞれのスマホ上のアプリの利用履歴や購買履歴など、本当に生活に根ざした情報を意味します。ただし、これを開示するのはプライバシーの観点から難しいので、ゼロ知識証明の知識も活用しながら、誰も閲覧できない状態で暗号化され、分散型ストレージに保管できるようにします。
YouTube、Uber、Google MailやCalender、Amazon、Spotify、TikTok、Instagramなど、まさに普段使いしている情報を連携します。
では、よりイメージをつけやすくするためにデモ動画を見てみます。
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