【Otaku Culture Studio】Netflixで全世界へ公開されているアニメ映画のキャラクターがNFTで買える!?
「Otaku Culture Studio」とは、”公式”と連携したNFTファンコミュニティーです。日本のゲーム、アニメ、マンガのコンテンツをWeb3.0化し、クリエイターとファンが盛り上がる世界を作っていくプロジェクトです。
おはようございます。
web3researcherの三井です。
今日はアニメと連携するweb3プロジェクト「Otaku Culture Studio」についてリサーチしました。
«目次»
1、Otaku Culture Studioとは?
2、NFT OCS Collection 1 Drifting Home
3、クリエイター×NFTの可能性
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Otaku Culture Studioとは?
「Otaku Culture Studio」とは、”公式”と連携したNFTファンコミュニティーです。日本のゲーム、アニメ、マンガのコンテンツをWeb3.0化し、クリエイターとファンが盛り上がる世界を作っていくプロジェクトです。Web3化し関係性が変わることで、才能があるファンが制作に携われるようになることをゴールに置いています。
https://otaku-culture-studio.com/en/hyoryu-danchi
また、「Otaku Culture Studio」はアニメグッズの制作で実績のある日本のA3が運営しています。A3は、日本のアニメ業界に10年以上携わってきた会社です。
整理すると、日本のアニメ制作やグッズ制作に長年携わってきた”株式会社A3”が、日本のアニメ・漫画・ゲームをweb3を絡めて展開していくプロジェクトが「Otaku Culture Studio」です。
なので、「”公式”と連動したNFTコミュニティー」と謳っているわけですね。
その「Otaku Culture Studio」が第一弾となるNFTを販売し、非常に話題となっているので、そのプロジェクトについても簡単に解説します。
NFT OCS Collection 1 Drifting Home
OCSというのは「Otaku Culture Studio」の略です。OCS発のNFTコレクション第一弾、その名も「Drifting Home」です。日本語訳すると「漂流団地」です。
実は、この「漂流団地」はNetflixで全世界に向けて公開されているアニメ映画です。
https://www.hyoryu-danchi.com/
Otaku Culture Studioの協力会社である「スタジオColorido」が制作しているため、今回アニメと連動したNFTが発表されました。
上の画像で出てくるアニメ上の主要なキャラクターがNFTとして販売されています。
https://opensea.io/collection/hyoryu-danchi-otaku-culture-studio
合計で1,111体のクリエイティブをプレセールでは0.04Eth、パブリックセールでは0.06Ethで販売しています。リサーチ記事の執筆時点(9/29朝8時)ではプレセールが終了した段階で、これからパブリックセールが行われます。
■ユーティリティ
NFT保有者特典についてもHP上に記載を紹介します。6つありました。
AR Figure(ARフィギア)
Join fan-community(ファンコミュニティーへの参加)
Join the goods production for your fave(好きな作品のグッズ制作への参加)
NFT owner only goods sale(限定グッズの販売)
Priorty purchasing privilege (WL) for next collaboration product(次回コラボ作品の際にWLを優先的に配布)
Collaboration with ANITOKYO(ANITOKYOという別のNFTプロジェクトとのコラボ)
特に力を入れて紹介されていたのは、ARフィギアでした。購入したキャラクターと同じ種類のARフィギアがゲットでき、専用アプリ上でいつでもARフィギアを閲覧することが可能となるそうです。
https://otaku-culture-studio.com/en/hyoryu-danchi
非常に面白いプロジェクトなので、興味ある方はぜひより詳しく見てみてください!
クリエイター×NFTの可能性
3日前が「音楽アーティスト×NFT」、2日前は「美術アーティスト×NFT」、そして昨日今日は「アニメ×NFT」のプロジェクトをリサーチしました。
前々から言われていたことかもしれませんが、クリエイター×NFTはかなり相性が良いなと改めて感じています。
転売に対してのフィーが入り続けるということもそうですが、NFTを絡めることで、クリエイターの大きな課題のいくつかが解決される余地があります。
まず、作品制作はできるけど広げるのが苦手な人の助けになります。そして、作品制作時点である程度の製作費の回収と次回作の資金調達が可能となります。さらに、作品製作の度にNFTを販売すればファンコミュニティーが少しずつ大きくなっていきます。
まだうまく言語化しきれていませんが、これはとんでもなく大きなパラダイムシフトが起こっています。今回リサーチしたプロジェクトもですが、まだ初回NFTの販売しかしていないクリエイターがほとんどなので、そのインパクトは見えにくいですが、この仕組みで数年間運営し続けると、とてつもなく大きく、強力なNFTコミュニティーが出来上がっていくと思います。
制作スタジオを半分DAOにしているような感覚です。例えば、今や大人気の”新海誠”さんが初回制作からNFT使ってコミュニティー作っていたとしたら、初期NFTの値上がりは半端ないはずです。その販売と転売の売上で次回作の制作やマーケティングの費用も賄える。なんなら、DAOでの提案と投票で映画「君の名は」のプロモーション施策が実行されることだってある。
今後数年のうちに、この仕組みから次世代の圧倒的なスターが生まれそうです。僕はクリエイティブが苦手なので、この仕組みを応用して、ビジネスの世界でスタジオ的な闘い方をしていこうかなと思いました。mitsui web3 STUDIOとか作って、自分が出していくNFTプロジェクトの全ての大元になれば良さそうです。
非常に勉強になり、個人的にとても興味があるので、購入も検討してみようと思ったプロジェクトでした。
「Otaku Culture Studio」
・Twitter:https://twitter.com/OCS_Project
・OpenSea:https://opensea.io/collection/hyoryu-danchi-otaku-culture-studio
・HP:https://otaku-culture-studio.com/en/hyoryu-danchi
(※リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。)
以上、記事が面白いなと思った方はぜひ「アドレス登録」と「SNSでシェア」をしていただけると嬉しいです。引き続きweb3をリサーチしていきます。
おわり。
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