【Ostium】Arbitrum上に構築されたRWA特化のパーペチュアルDEX / 株式・指数・コモディティ・FX・暗号資産などを最大200倍レバレッジ / @OstiumLabs
RWAパーペチュアルは予測市場になる
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「Ostium」についてリサーチしました。
Ostiumとは?
取扱いアセット
技術的な特徴
変遷と展望
RWAパーペチュアルは予測市場になる
TL;DR
Arbitrum上のRWA特化パーペチュアルDEXで、株式・指数・コモディティ・FX・暗号資産などを最大200倍レバレッジで、USDC建て1つの口座からシームレスに取引できるプロトコルです。
独自オラクルや自動執行システム、ダイナミックスプレッド/ファンディングレート/ロールオーバー手数料、2層構造のVault(Liquidity Buffer + OLP)などにより、現実の市場構造に近い価格とLP保護を両立しています。
2022年にRWAパーペチュアル特化で立ち上がり、2023年シード、2024年メインネット、2025年にはPoints ProgramとV2で急成長し、累計取引高250億ドル超・シリーズA完了と次世代RWAデリバティブ基盤として注目されています。
Ostiumとは?
「Ostium」は、Arbitrum上に構築されたRWA特化のパーペチュアル取引所です。
ユーザーは株式、株価指数、商品(コモディティ)、外国為替(FX)、そして主要な暗号資産の価格に最大200倍のレバレッジでロングやショートのポジションを取ることができます。
Ostiumのミッションは、これまでトークン化などで断片的にしか実現されてこなかった「伝統的なグローバル市場へのアクセス」をDeFi上で直接実現し、ユーザーに透明性の高い取引環境を提供することにあります。
創業者兼CEOであるKaledora Kiernan-Linn氏は「世界規模のCFD(差金決済取引)ブローカー市場はDeFiによって変革される」との考えを示しており、従来のCFD業者が行っている隠れた手数料徴収や利益が出過ぎた際の口座凍結といった不透明な慣行に対し、Ostiumは完全にオンチェーンで透明性が高く、資金凍結やスプレッド操作のない代替手段を提供すると述べています。
公式サイトのスローガンでも「One app. Your wallet. Every Asset.」と謳い、伝統的ブローカーを介さず全資産クラスの取引を可能にすることを強調しています。
プロジェクトは2022年に開始され、2023年にシード資金を獲得して本格始動しました。当初からRWAパーペチュアルの軸を守っており、トレンドが来始めた2025年に急進しました。現在、累計取引高は250億ドルを超え、特にゴールドや株価指数、FXなど取引の約95%がRWA関連の資産に集中しており、次世代のHyperliquidになるのではないかと注目を集めています。
取扱いアセット
Ostiumで取引できるパーペチュアル商品の対象資産は非常に幅広く、多岐にわたります。




