【2/21(土)~24(火)のweb3ニュース10選】イーサリアム財団、DeFi支援体制を明確化 / ビットマインがイーサリアムの保有量を442万ETHに増加 / ユニスワップ、AIエージェント向け実行機能「Skills」公開 etc..
10の主要ニュースを解説。
こんにちは.
web3リサーチャーのmitsuiです。
平日18時は主要ニュース10個ピックアップして解説します。
テラフォーム・ラボ、テラ・ルナ破綻前のインサイダー取引の疑いでジェーン・ストリートを提訴
テラフォーム・ラボの清算管理人トッド・スナイダー氏はジェーン・ストリート氏を提訴し、テラ・ルナの崩壊につながるインサイダー取引を同社に非難した
スナイダー氏は、昨年訴訟を起こした別の会社、ジャンプ・トレーディング社がジェーン・ストリートとともにインサイダー情報を流布するのに関与していたと主張している
ビットマインがイーサリアムの保有量を442万ETHに増加、現在供給量の3.66%を保有
ビットマイン社は先週、51,162 ETHを自社の金庫に追加し、総供給量1億2,070万イーサリアムの3.66%を保有することになったと発表
同社は、総保有量の約69%に相当する3,040,483 ETHがステーキングされ、7日間の利回り2.89%に基づく年間ステーキング収益は1億7,100万ドルであると報告
トランプ大統領の平和委員会、ガザでのデジタル取引を支援するステーブルコインを検討
フィナンシャル・タイムズ紙が初期段階の協議に詳しい5人の関係者の話として報じたところによると、中東再建を目指し、ドナルド・トランプ大統領が監督する「平和委員会」と呼ばれる取り組みは、ガザ地区向けにドルに連動したステーブルコインの創設を検討しているという
「平和委員会」は先月発足した、国連の外で組織された管轄区域の連合体である
Backpackは、1年間のトークンステーキングを通じて、ユーザーに会社の20%に相当する株式へのアクセスを提供する予定
暗号通貨取引所Backpackは、ユーザーに同社の株式の直接取得を提供しており、少なくとも1年間トークンを保有するユーザーには株式の20%が割り当てられるという
創設者のアルマーニ・フェランテ氏は、このモデルはユーザー、チーム、投資家間のインセンティブの不一致に対処するために設計されていると述べた
OpenAI開発者が作成したAIエージェントが「誤って」保有するミームコインの全額を返信者に送信
OpenAIの従業員が作成した自動暗号取引ボットは、Xで4SOLを要求したアカウントに、保有するミームコイントークンのすべてを「誤って」送信したことを認めた
オンチェーンデータによれば、受取人はその後、総供給量の5%にあたるトークン全体を売却し、約4万ドルの利益を得たが、現在では同量のトークンの価値は40万ドルを超えている。
このボットは日曜日、さまざまなタスクを完了する見返りとして、さまざまな X ユーザーに約 500 ドルを送金していた
一部の批評家は、AIが発展するにつれ、自律型エージェントとされるものの裏に不正行為が隠れる可能性があると警告している
ヴィタリックがイーサリアム売却、直近2.5日で計3,765ETH
ヴィタリック・ブテリン氏が、イーサリアムを売却し続けている
オンチェーン分析ツール「オンチェーンレンズ(Onchain Lens)」が2月24日にXで報告した
直近2.5日で合計3,765ETHを708万ドル(約11億円)相当売却した
また2月2日以降では、合計1万723ETHを売却したとされる
平均売却単価は2,027ドル(約31万円)で、売却総額は2,174万ドル(約33.7億円)相当だという
WLFI、USD1への「攻撃」を報告。一時的にペッグ乖離
「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLFI)」は、自社が発行する米ドル連動型ステーブルコイン「USD1」に対し、組織的な攻撃が行われたと2月24日に発表
WLFI公式Xによると、同日朝にUSD1を巡り、複数の共同創業者アカウントが不正アクセスを受けたほか、インフルエンサーを通じたFUD(恐怖・不安・疑念)の拡散や、WLFIトークンの大規模なショートポジションが構築されたという
一方でWLFIは、USD1が採用するミントおよびリディーム(発行・償還)機構と、1対1の裏付け資産による設計により、同攻撃は成功しなかったとの認識を示した
同社は、USD1は額面水準で安定して取引されていると説明し、利用者に対しては検証済みの公式チャネルから情報を確認するよう呼びかけている
イーサリアム財団、DeFi支援体制を明確化。昨年示した方針を実装段階へ
イーサリアム財団が、DeFi分野への関与を組織的に強める方針を明確にした
同財団は、DeFiの取り組みを主導する専任人材を配置し、アップリレーションズ(App Relations)チーム内でDeFi支援を進めていくと2月23日に公式ブログで発表
イーサリアム財団は、コアプロトコルの研究開発には直接関与する一方、アプリケーション層については中央集権的に管理しない方針を取ってきた
アップリレーションズは、その前提のもとで、開発者との対話や課題の共有、エコシステム内の調整を行う接点として機能している
テザー、オフショア人民元ステーブルコイン「CNHT」のサポート終了へ
テザーが、同社発行のオフショア人民元(CNH)ペッグのステーブルコイン「CNHT」をサポート終了すると2月20日に発表
この決定は、CNHTが市場環境の変化や製品としての関心の低さ、他ステーブルコインと比較した際のコミュニティの持続的な需要が限定しているが反映しているとのこと
現在のCNHTの利用レベルでは、テザーが製品全体に適用している基準を維持するために必要な運営サポートは継続できないとのこと
おすすめ記事★Pickup:ユニスワップ、AIエージェント向け実行機能「Skills」公開
🌱 概要
Uniswap Labsは、AIエージェントがオンチェーン上で直接取引を実行できる新機能「Skills」を公開しました。
これにより、AIがユーザーに代わってスワップや流動性提供などの操作をプログラム的に実行できる環境が整備されます。DeFiプロトコルが“人間向けUI”から“エージェント向けインターフェース”へ拡張する転換点となる動きです。
📗 背景知識
DeFiと自動化の進展
近年のDeFiではボットやアルゴリズム取引が主流化しており、AIエージェントによる自律的な資産運用ニーズが拡大している状況AIエージェントの台頭
LLMを活用したAIエージェントがウォレットやAPIと接続し、オンチェーン操作を実行する実験が進行している潮流Uniswapのプロトコル戦略
DEXとしての流動性基盤を提供するだけでなく、開発者向けSDKやAPIを整備しエコシステム拡張を進めてきた経緯
👀 詳細解説
「Skills」の位置付け
AIエージェントがUniswap上でスワップや流動性追加などを直接実行できるモジュール群として設計された仕組み技術的インパクト
自然言語での指示をトリガーに、オンチェーン取引を標準化されたインターフェース経由で安全に呼び出す構造想定ユースケース
ポートフォリオ自動リバランス、価格条件付きスワップ、クロスチェーン戦略実行などエージェント主体のDeFi活用エコシステムへの影響
フロントエンド中心だったDEX利用が、エージェント経由のバックエンド実行へ拡張される可能性リスクと論点
エージェントの誤作動、権限管理、署名フローの安全設計といった新たなセキュリティ課題の顕在化
今回の発表は、単なる新機能追加ではなく、DEXが「人間のためのUI」から「AIのための実行レイヤー」へと進化しつつあることを示しています。DeFiとAIの接続が本格化する中で、Uniswapがその基盤ポジションを確立しようとしています。
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