【10/23(木)のweb3ニュース10選】Bunni DEX、840万ドルの不正アクセス後に資金不足を理由に閉鎖 / FalconXが21Sharesを買収へ / 金融庁、無登録暗号資産取引所を宣伝するXアカウントへ注意喚起を実施 etc..
10の主要ニュースを解説。
こんにちは.
web3リサーチャーのmitsuiです。
平日18時は主要ニュース10個ピックアップして解説します。
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、HYPEの資金拡大に向け10億ドルの資金調達を目指す
HYPEに特化したデジタル資産トレジャリー会社Hyperliquid Strategiesは、10億ドルを調達するためにSECにS-1申請書を提出
同社は調達した資金をHYPEの積み立てを含む企業活動全般に活用する予定
この会社は、Sonnet BioTherapeutics と Rorschach I による合併準備中の企業であり、今年中の設立を目指している
Bunni DEX、840万ドルの不正アクセス後に資金不足を理由に閉鎖
Bunniは、先月の840万ドルの不正アクセスを受けて業務を停止すると発表
チームはユーザーは追って通知があるまで資産を引き出すことができると述べた
コインベース、クロードやジェミニなどのAIエージェントが暗号資産ウォレットにアクセスするためのツールを発表
Coinbaseは、AIエージェントが「オンチェーン」化できるように設計された新システムを立ち上げる
「Payments MCP」と呼ばれるこのツールは、AnthropicのClaudeやGoogleのGeminiといったトップモデルを含む大規模言語モデルが、暗号資産を使ったブロックチェーンウォレットや取引にアクセスすることを可能にする
クラーケン、トークン化された株式取引が50億ドルを超え、収益が倍増
Krakenは米国でトークン化された株式の提供により、合計50億ドルを超える取引量が生まれたと発表
また、第3四半期の収益が6億4,800万ドルで前年同期比100%以上増加したと報告
MegaETHは、英国のオークションで、MEGA総供給量の5%をベースライン100万ドルの完全希薄化評価額で提供する予定
MegaETHは、10月27日から3日間の英国オークションでトークン総供給量の5%を販売する予定
販売は、完全希薄化後評価額100万ドル、またはトークンあたり約0.0001ドルから開始され、9億9,900万ドルのFDVを上限とする
Aave DAOはプロトコル収益から資金を調達した年間5000万ドルのトークン買い戻しプログラムを提案
ACI(Aave Chan Initiative)は、プロトコルの収益で賄われる年間5000万ドルのAAVE買い戻しプログラムを提案
この計画により、Aaveの買い戻しは恒久的な機能となり、「Aavenomics」が強化され、トークンに対する一貫した購入圧力が加わることになる
プライムブローカーのFalconXが仮想通貨M&Aラッシュの中、21Sharesを買収へ
暗号取引会社FalconXは、ファンド発行会社21Sharesを非公開の金額で買収することに合意
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、合併後の会社はデリバティブと構造化暗号ファンドに重点を置くことになる
英中銀、2026年末までにステーブルコイン規制導入へ
イングランド銀行(BoE)が、ステーブルコインに関する新たな規制を2026年末までに導入する
関係者によると、BoEは11月10日にステーブルコイン規制に関するパブリック・コンサルテーションを開始する予定であり、米国が進める規制方針に近い形で制度設計を進めるとみられている
ソラナ・モバイル、独自の第1世代スマートフォン「Saga」のサポート終了
ソラナの関連事業であるソラナ・モバイル(Solana Mobile)独自のスマートフォン「サガ(Saga)」のサポートが正式に終了したと10月22日に発表された
今回のサポート終了によりサガ端末向けのソフトウェアアップデートおよびセキュリティパッチの提供は停止される
サガ特有の問題に関するカスタマーサポートも一般的な問い合わせ対応のみに制限されるという
金融庁、無登録暗号資産取引所を宣伝するXアカウントへ注意喚起を実施
金融庁運営のXアカウント「金融庁金融トラブル注意喚起情報」が、日本において無登録で運営を行う暗号資産取引所を宣伝する複数のアカウントに対して、注意喚起を10月22日に実施した
「Money Charger」、「MIDORI FX」、「LBank」、「MEXC」、「Bitget」といった取引所の新規登録やキャンペーン参加を促すXアカウントに対して取引をしないようリプライで注意喚起している
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