【7/12(土)~14(月)のweb3ニュース10選】CoinbaseがOpynを買収 / PUMPトークンが完売し、12分で6億ドルを調達 / Grok 4デモ、予測データにPolymarketを活用 / USDT、5つのブロックチェーンでの償還停止と凍結へ etc..
10の主要ニュースを解説。
こんにちは.
web3リサーチャーのmitsuiです。
本日の主要ニュース10個ピックアップして解説します。
🏢Coinbaseはオンチェーンデリバティブの拡大を目指してOpynのリーダーシップチームを買収
Coinbase は、デリバティブ事業の拡大を目指し、分散型オプションプロトコル Opyn の中核となるリーダーシップチームを採用
OpynのCEOであるAndrew Leone氏とリサーチ責任者のJoe Clark氏が市場チームに加わり、取引所のVerified Pools機能の拡張を支援するという
今回の買収により、コインベースが「より多くの取引所事業をオンチェーン化する」取り組みを加速させると述べた
🟧史上最高値が続く中、ビットコインは12万ドルに到達。アナリストは米国の「暗号ウィーク」が近づくにつれ、さらなる上昇を予測
機関投資家の持続的な需要と米国における前向きな立法展開が価格上昇を後押しし、ビットコインの価格は史上初めて12万ドルを超えた
アナリストは、ビットコイン価格は、米国の「暗号ウィーク」と呼ばれる週に入ったことで恩恵を受けているとコメント
この週は、議員らがCLARITY法やGENIUS法など、市場に勢いをもたらしてきた主要な暗号関連法案を議論し、前進させる可能性がある
🇬🇧イングランド銀行総裁、世界的な監視下で銀行にステーブルコインの発行を警告
イングランド銀行総裁アンドリュー・ベイリー氏はタイムズ紙との新たなインタビューで、暗号資産は金融の安定と通貨そのものの本質を脅かすとして非難し、世界の大手銀行が独自のステーブルコインを発行しないよう警告した
ベイリー氏は、世界の中央銀行は民間部門のステーブルコインを採用したり中央銀行デジタル通貨(CBDC)を発行するのではなく、従来の通貨のデジタル版であるトークン化された預金を追求すべきだと述べた
💊Pump.funはPUMPトークンが完売し、12分で6億ドルを調達
Pump.fun は、PUMP トークンの公開販売を通じて 6 億ドルを調達
この販売はわずか 12 分で完売
総トークン供給量の15%を、完全希薄化後評価額40億ドルで一般に公開
🟦PectraのアップグレードによりETHステーキングが急増、バリデーターの統合とコスト削減を実現
ステーキングされたETH供給量は過去最高の29.39%に達している
今年初めのイーサリアムのステーキング率は総トークン供給量のわずか28.1%で、3月には年間最低の27.2%まで減少したが、その後回復
🧴化粧品販売のフォーシーズHDがビットコイン購入へ、再生可能エネルギー事業にweb3活用も
化粧品・健康食品を軸とした通信販売事業を展開する福岡市拠点の東証スタンダード上場企業フォーシーズHDが、新たに開始する金融サービス事業にて、ビットコインを購入することを決議したと7月11日に発表
フォーシーズHDは、投資対象としてビットコインを保有することで、事業拡大に伴う資産運用の一環として財務基盤の強化を目指すとしている
またフォーシーズHDが展開する再生可能エネルギー事業において、web3技術を活用することも今回併せて発表されている
👤イーサリアム財団、エコシステム開発における組織大規模再編を発表
イーサリアム財団のジェームズ・スミス氏とEF経営陣が、エコシステム開発(EcoDev)部門の大規模な拡張と再編成計画を7月10日に発表
同財団は、「イーサリアムの利用者数の最大化」と「インフラの回復力強化」の2つの主要目標達成に向け、組織体制を刷新するとのこと
新たなエコシステム開発体制は4つの主要分野に焦点を当てる
1つ目の分野である「エコシステム加速(Ecosystem Acceleration)」では、開発者、創業者、アプリチーム、企業がイーサリアムを採用する際の支援を強化
2つ目の「エコシステム増幅(Ecosystem Amplification)」では、加速努力とコミュニティ活動の影響力拡大を図る
3つ目の「エコシステム支援(Ecosystem Support)」では、エコシステム全体への財政・非財政支援を調整
4つ目の「長期エコシステム課題解決(Long-Term Ecosystem Unblocking)」では、世界的な導入障壁の除去を目指す
📱イーロン・マスクのGrok 4デモ、予測データにPolymarketを活用
xAI はライブストリームデモで、最新のAIであるGrok 4がPolymarketの予測データとどのように統合されるかを示した
Polymarket の洞察は今後 X 全体に表示されるようになり、Polymarket は Grok と X の投稿から情報を取得して、市場イベントの背景にあるコンテキストを充実させる
🐕スヌープ・ドッグ、テレグラムでNFTコレクション約100万点を30分で完売
米ラッパーのスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)氏が、Telegram上で約100万点のNFTコレクションを販売し、30分で完売させた
このNFTは、スヌープ・ドッグ氏の象徴的なスタイルにインスパイアされた車や、犬、葉巻などをモチーフとしたデジタルアイテムで構成されている
販売は、テレグラム内のギフト機能「Send a Gift」を通じて販売され、総額1,200万ドル(約17.6億円)を売上げたという
またスヌープ・ドッグ氏は、今回のリリースに合わせて新曲「ギフト(Gifts)」をYouTubeで公開した
同曲のミュージックビデオでは、NFTコレクションのアイテムも紹介されている
おすすめ記事🧵Pickup:USDT、5つのブロックチェーンでの償還停止と凍結へ
🌱 ニュースの概要
Tether は 2025年9月1日をもって、以下の5つの「レガシー(旧世代)」ブロックチェーン上での USDT の償還(Redemption)および転送サポートを完全に終了し、チェーン内に残るトークンは 永久凍結 すると発表しました。
Omni Layer(Bitcoinベース)
Bitcoin Cash の Simple Ledger Protocol(SLP)
Kusama
EOS(現Vaulta)
Algorand
📗 背景
過去の段階的撤退
2023年8月:Omni、Bitcoin Cash SLP、Kusama での 新規ミント(発行) を停止。
2024年6月:Algorand と EOS(Vaulta)でのミント停止。
これまでは「発行停止後も償還は継続」されていたが、今回「完全停止・凍結」の最終措置に移行。
理由
利用実績の低下:対象チェーンでの USDT 取引量・流通量が過去2年間で大幅に縮小したため。
資源最適化:よりスケーラブルかつ開発活発なプラットフォーム(例:Ethereum、Tron、各種 L2)へ注力するため。
👀 注目すべき点
償還停止と凍結の同時実施
9月1日以降、これら5チェーン上ではミント(発行)・償還・転送のすべてが利用不能になり、残高はチェーン内で動かせなくなります。残高の凍結
既存ユーザーが対象チェーンに残した USDT は「凍結」状態となり、事実上「使えなくなる」ため、事前に主要チェーンへの資産移動が必須です。マーケットシェアへの影響
2025年7月時点で、Omni Layer 上の USDT 流通量は約8,290万ドル、Bitcoin Cash SLP 98万ドル、Kusama 24万ドル、EOS 420万ドル、Algorand 84万ドルほどであり、合計約8,700万ドルが対象となります。
📈 今後の展望
ユーザーの早期対応が必須
影響範囲は限定的ながら、凍結後は資産が“消失”扱いになるため、2025年9月1日までに主要チェーン(Ethereum、Tron、Solana など)へ資産を移す必要があります。
「レガシー切り捨て」の潮流
今後、他ステーブルコイン発行者も同様に「利用低迷チェーンの切り捨て」を進める可能性が高く、ユーザーは取引ネットワークの動向を常に注視する必要があります。
新プラットフォームへの集中
Tether は Layer 2 ソリューション(Arbitrum、Optimism、Polygon zkEVM など)や新興チェーンでの USDT サポートを強化予定。高スループットかつ開発コミュニティが活発なネットワークにリソースを再配分します。
免責事項:リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。また、記事中にDapps、NFT、トークンを紹介することがありますが、勧誘目的は一切ありません。全て自己責任で購入、ご利用ください。
🗓️イベント情報
0から学ぶweb3基礎勉強会 #1 ~DePIN~
7月15日(火)@オンライン(東京回をオンライン配信)
第19回 CORGEAR Night ~Ethereum 10年の現在地とRWAが向かう先~(登壇)
OrbsCafe #12 『Ethereum徹底解説』(登壇)
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