【10/5(木)のweb3ニュース10選】三井住友海上が新卒採用にDAOを活用 / Google Cloudのweb3責任者がゼロ知識証明の可能性を語る / 人口325人の離島がふるさと納税の返礼品でNFT発行 etc...
韓国中央銀行がCBDCテスト開始、Sui財団がDeFiへ5,000万ドル以上の基金設立、Friend.techでSIMスワップによる詐欺が横行など、10のニュースを解説!
こんにちは。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日もニュース解説やっていきます!
10/5(木)のweb3ニュース10選
1つずつ解説します。
1、ソラナの安定性向上に寄与する、マルチクライアント戦略とは?
Solanaがネットワーク最新のバリデータ健全性レポートを公開し、23年2月以来「ダウンタイムがない状態(100%のアップタイム)」を実現していると強調した
Solanaメインネットは昨年、少なくとも4回、ダウンタイムに見舞われた背景がある。その多くはボットによる急激なトラフィック増加によってネットワーク容量がオーバーロードされた結果だった
これらの課題を受け、ソラナ財団は「マルチクライアント」戦略を推進してきた
2、三井住友海上、新卒採用プロセスにDAO導入 獲得トークン数で貢献度を測る
三井住友海上火災保険株式会社は、採用の公平性と透明性を追求し、その新しい手法として、DAOを取り入れた採用プロセスを展開
求める人材の評価軸の決定から、それに基づく評価まで、就活生も社員も同じ一票で評価を行い、透明性の高い採用活動を行う
また、学生から社員への評価も行われ、採用活動に対する社員貢献度を可視化
高評価を獲得した学生に対しては、2024年6月以降、改めて面接が実施され、入社の意志確認が行われる
DiscordやUnyteなどのオンラインツールを活用
3、人口325人の離島・新潟県粟島、ふるさと納税でNFTの「島民証明証」発行へ
新潟県の粟島浦村が、「デジタル島民」を募集することを10月5日発表
ふるさと納税の寄附者に返礼品として、NFTとなる「島民証明証」および「島の壁画アート共同所有権」を発行する
「島民証明証」は、デザインに島内の建物に描かれた壁画作品のデザインを採用したNFTアートになる
4、香港証券取引所、スマコン活用の株式相互取引の決済プラットフォームをローンチへ
香港証券取引所(HKEX)が、「Daml」によるスマートコントラクトを活用した決済プラットフォーム「HKEXシナプス( HKEX Synapse)」の立ち上げ予定を10月4日発表
「Daml」は、米デジタルアセット社開発のオープンソースのスマートコントラクト開発言語で、異なるブロックチェーンで相互運用可能なアプリケーションが実装できる
「HKEXシナプス」は、中国本土と香港の市場間での相互取引を可能にする制度「株式相互取引」を機能強化する取り組み
5、韓国中央銀行、CBDCのホールセールテスト開始へ
韓国の中央銀行である韓国銀行が、国際決済銀行(BIS)らと協力し、CBDCのホールセール・テストを開始
ホールセール(金融機関などの大口業務)型CBDCに基づいて構築された未来の通貨システムの実現可能性を探る
ホールセール型CBDCが商業銀行のトークン化された預金の決済資産として使用できるかどうかや、トークン化された預金のプログラム可能性についての実験も行われる
6、Sui財団がDeFi設立に5,000万ドル以上の基金を設立
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