【9/19(火)のweb3ニュース10選】Baseのオンチェーン資産がSolanaを上回る / DMTPが資金調達を実施 / FTXが創業者の両親を訴える etc...
野村子会社がビットコインを含むファンドを立ち上げ、Chainlinkトークンが10%の急騰など、10のニュースを解説!
こんにちは。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日もニュース解説やっていきます!
9/19(火)のweb3ニュース10選
1つずつ解説します。
1、チェーンリンクが10%以上急騰──伝統的金融機関との提携で
分散型オラクルネットワークであるチェーンリンク(Chainlink)の$LINKトークンは18日に10%以上急騰
トークン化された資産の採用を拡大することを目的としたチェーンリンクとSWIFT(スイフト:国際銀行間通信協会)との取り決めが原因とされる
チェーンリンクと、アメリカ市場での取引の大部分を処理するDTCC(Depository Trust & Clearing Corp.:米国証券保管振替機関)は6月、SWIFTのブロックチェーン相互運用プロジェクトでの提携を発表していた
2、PayPalのステーブルコイン、どこが問題か?
PayPalのステーブルコイン「PYUSD」はweb3業界からは不評を買っており、思った通りのスタートを切れていない
その理由の1つは中央集権的な運営にあり、PayPalを介してしか売買ができないプログラムの設計にある
また、脆弱性も指摘されている
しかし、これらはまだベータ版での提供でもあるのでこれから更新可能であり、PayPalほどの影響力を持った企業のステーブルコイン参入はこれからの金融業界の変革にとって大きな意味を持つとされている
3、Blockchain Capital、2ファンドで800億円以上を資金調達
ブロックチェーン分野に投資するベンチャーキャピタルBlockchain Capitalは18日、2つの新しいファンドについて、総額5億8,000万ドル(約800億円)を調達したと発表
DeFi、分散型インフラストラクチャ、中央集権型金融、中央集権型インフラストラクチャ、ゲーム、コンシューマー・ソーシャルサービスという6つのセクターに投資していく
Blockchain Capitalは2013年に設立された。米国に拠点を置いており、資本、専門知識、パートナーシップ、戦略などをブロックチェーン企業に提供している。
これまでの出資先には、AaveやAnchorage Digital、コインベース、クラーケン、OpenSea、Worldcoinなどを始め様々なプロジェクトが挙げられる
4、Web3コミュニケーションプロトコル「DMTP」、スクエニやアリーバらから資金調達
Web3コミュニケーションプロトコル「DMTP」開発のシンガポール拠点企業ハイフン(Highphen)が、スクウェア・エニックス、アドウェイズ・ベンチャーズ、アリーバスタジオ、キャピタルダオプロトコル、イーストベンチャーズより資金調達を実施
調達額については非公開で、調達資金についてはモバイルアプリ開発、CRM機能の開発、グローバルマーケティングに利用する
5、イーサリアムL2のOptimism、3回目のOPトークンエアドロップを開始
ガバナンストークンOPの3回目のエアドロップが9月19日に実施された
2023年1月20日から7月20日の期間にガバナンス投票を行ったデリゲーターに対し、「OPトークンを保有することで得られるガバナンスの投票権」を委任したユーザー(31,870のアドレス)に対し、約1,941万枚が配布された
最終的にOP総供給量の19%がエアドロップによってユーザーに配布される予定で、今回で総供給量の約5.72%のOPが配布された
6、Circle が Polkadot でネイティブ USDC ステーブルコインを発行
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