【7/25(火)のweb3ニュース10選】WebXの対談や新発表まとめ / Xへのリブランディングを受けてドージコインが10%急騰 / プーチン大統領がロシアのCBDCスタートにゴーサイン etc..
平日お昼に前日のweb3ニュースをお届けします!
こんにちは。
web3リサーチャーの三井です。
WebX非常に盛り上がってますね。僕も昨日会場に行きましたが、閉会ギリギリに行ってしまい、ブースが結構閉まってて残念でした、、。今日も時間あれば行く予定なので、お会いした方はぜひご挨拶させてください!
さて、今日もニュース解説やっていきます!
7/25(火)のweb3ニュース10選
1つずつ解説します。昨日からWebXが開幕したのでその話題が多めです。
ひろゆき×加納裕三 特別対談レポート『ビットコイン・Web3は世の中に必要か』|WebXカンファレンス
「ビットコイン・Web3は世の中に必要か?」をテーマに対談を実施
自身もSTEPNを楽しんでいるというひろゆき氏は「Web3の世界には詐欺的な人々が存在し、その理由としてWeb3の不明瞭な法的立場とユーザーの理解不足が詐欺的行為を生む根底にある」と警告
特にNFT(非代替性トークン)が具体的にどのような権利を取引しているのかが不明瞭であると指摘
加納氏は、NFTは所有権や著作権を持たず、取引されているのは”所有感”だけであると明言
「Web3で日本IPを海外へ」YugaラボCEOと経産省Web3.0政策推進室の課長補佐が対談|WebXカンファレンス
Alegre氏は対談で「日本政府による商業創造や起業家精神への支援アプローチは良い方向に向かっていると思う」とし、日本政府の推進しているWeb3戦略を高く評価
これまで日本発のIP(知的財産権)を海外へ輸出するのは日本国内イノベーターやクリエイターの課題だったが、BAYCのようにコミュニティ展開を重視するWeb3のアプローチなら課題を解決しうる
法律的な課題感も口にしたが、過去のインターネットの普及も徐々に整備されていったから、Web3もそうなるはず
米リップル社CTO、現実資産トークン化のポテンシャルを高く評価|WebXカンファレンス
現実資産のトークン化(リアルワールドアセット、RWAs)という注目分野の最新動向について、巨大なポテンシャルを持っていると述べた
RWAは現実世界のアセットとトークンを紐付け、24時間365日、グローバルで取引が可能になる
ボストン・コンサルティング・グループによれば、2030年までに現実資産のトークン化市場は数兆ドルの市場規模に達する可能性があると指摘
バイナンス、8月から日本で仮想通貨サービスを開始予定
CEOがWebXにサプライズ登壇(ビデオメッセージ)し、発表した
グローバルプラットフォームでの日本のユーザー向けサービスを11月30日に終了し、現在のユーザーは8月1日以降、新たな本人確認プロセスを通じて新しいローカルプラットフォームに移行する予定
ドージコイン、10%急騰──「X」での採用に期待
Twitterからリブランディングされた「X」でDOGEがより大きな役割を果たすという憶測によって、2日連続で上昇
CEOのイーロンマスクはかねてよりドージコインを好意的に捉えており、過去のツイートでTwitter上でのDOGE支払いに触れ、Twitter Blueの支払いオプションの1つとしてドージコインを提案したこともある
テスラはすでにテスラストアでの商品購入にDOGEによる支払いを受け入れている
アブダビ、Rainに仮想資産仲介・保管サービスの許可を付与
暗号資産取引所のRainは、機関投資家だけでなく一部の個人投資家向けに「規制された仲介および保管サービス」として運営するライセンスを初めて取得
アラブは2018年より枠組みの規制検討がスタートしたが、暗号資産の取引所の許可を出しておらず慎重な姿勢だった
Rainが国外取引所で初の許可取得者となった
Conic、ハッキング被害400万ドル損失
DeFiプロトコルである「Conic Finance」はサイバー攻撃によって、400 万ドルが盗まれる 2 回のハッキング被害に遭った
これによって預けられた仮想通貨は1億ドル以上下落した
数日以内に回復ロードマップを公開すると約束
バイナンス、CFTCの訴えを却下する意向を表明
今年3月に商品先物取引委員会(CFTC)が起こした訴訟の却下を裁判所に求める予定だと発表
CFTCは、バイナンスが少なくとも2019年7月以降、米国の個人に代わって商品デリバティブ取引を促進しており、規制当局はこれが米国の法律に違反しているとみなしているという主張している
Lineaユーザー、イーサ引き出しがブリッジから解除されるまで「6日間待った」ことに激怒
LineaはMetaMask開発企業が開発したzkEVM搭載のL2ソリューション
メインネットリリースから2週間でブリッジに問題を抱え、1週間近く資金がロックされたユーザーがいることを報告した
Lineaは問題に取り組んでおり、数日以内に回復するとコメントした
プーチン大統領、デジタルルーブル法に署名、ロシア中央銀行デジタル通貨にゴーサイン
中央銀行であるロシア銀行にデジタルルーブルのプラットフォーム運営者としての 法的権限が与えられる
ロシア中央銀行がデジタルルーブル口座の管理を 担当し、保管されているすべての資産に対する責任を負う
ロシア銀行は8月1日からCBDCのテストを開始することが可能となった
2020年から開発がスタートしていたが、戦争による経済制裁を緩和するために必要性が増して導入がスタートしたと予想される
以上、10のニュースを紹介しました!
WebXがあったので、そのニュースが多めです。本日のWebXでも面白い対談があり、新しい発表もされるのでしょうか。その様子は明日のニュース解説でお届けします!
それではまた明日!
免責事項:リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。また、記事中にDapps、NFT、トークンを紹介することがありますが、勧誘目的は一切ありません。全て自己責任で購入、ご利用ください。
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