【Neo Tokyo Punks】アニメとサイバーパンクをコンセプトにした日本発のジェネラティブNFTプロジェクト
「NeoTokyoPunks」は、アニメとサイバーパンクをコンセプトにした日本発のジェネラティブNFTプロジェクトです。
おはようございます。
web3researcherの三井です。
今日は日本初のジェネラティブNFT「Neo Tokyo Punks」についてリサーチしました。
«目次»
1、Neo Tokyo Punksとは?
2、似て非なる重要性
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Neo Tokyo Punksとは?
「NeoTokyoPunks」は、アニメとサイバーパンクをコンセプトにした日本発のジェネラティブNFTプロジェクトです。
日本国内のイラストレーターであるNIKO24さんによって描かれた2,222体のNFTが、2022年3月末に販売され、その全てが2分で完売するという人気ぶりでした。
https://www.neotokyopunks.com/
上述した通り、NeoTokyoPunksは、アニメとサイバーパンクをテーマにしており、メタバースが一般的となった2050年の東京において、権力者や富裕層によって支配された「ブレインバース」と呼ばれる仮想空間から、かつての東京を取り戻すというストーリーとなっています。
このようなストーリー設計とクリエイティブが、日本独特のSF要素を絡めた作品として海外からも非常に評価されています。実際、購入者には海外在住の人も多く、HP・Twitter・Discordは英語対応がされています。
また、NeoTokyoPunksはかなりコミュニティー構築に力を入れています。その結果、NFTホルダーがプロジェクトを盛り上げていこうという雰囲気が高まっており、コミュニティの結束力が比較的強いことも特徴の一つです。二次創作も許可されているため、多くのホルダーが二次創作を制作し、SNSなどにアップしています。
その他、「Coincheck」とのコラボが発表されたり、銀座のNFT会員権制の暗号資産バー「CryptoBar P2P」ともコラボするなど、非常に盛り上がっているプロジェクトと言えます。
今後は、NFTホルダーに対するギブアウェイ企画やエアドロップ、コミュニティイベント開催のほか、メタバース上での3D展開やAIテクノロジーによってオートで生成される「ジェネラティブ・ストーリー」の導入、その他プロジェクトとのコラボレーションといった、さまざまなイベントを数多く予定されています。
似て非なる重要性
CryptoPunksのリサーチをした時にも書きましたが、「似て非なるものを作る重要性」を感じました。CryptoPunksはサイファーパンクというすでに存在していた思想をもじったネーミングです。
NeoTokyoPunksも、古くは”AKIRA”など日本にかつてから存在していたSF文化を現代版にアレンジしたとも言えます。
これはパクリではありません。人が根本的に好むものというのは古来から変わっていなくて、その形が常に現代版にアップデートされていくのだと思うし、既存の何かを組み合わせることで新しい創作が出来上がります。
逆に、全く新しい設定やアイディアを見せられても、多くの人たちは理解できないんですよね。新サービスでよく”○○版Uberです”みたいな表記を見かけることがあると思いますが、それは新しいビジネスモデルを説明しても理解できないので、すでに知ってるUber経由で理解してもらおうとしてるわけです。そして当然、いかに素晴らしくても理解できないサービスを顧客は使いません。
そう考えると、NFTも全く同じです。
コンセプトやクリエイティブが全く新しい概念や意味わからない表現をされると、理解が難しくて購入を躊躇います。でも、すでに存在している概念や思想をリメイクしたものであれば、理解できるので熱狂して購入します。
このバランス感覚こそが、NFTプロジェクトを成功させるために大切なのだと思います。自分達の信念をどうすればわかりやすい形で人々に届けることができるのか。似て非なることが大切です。
個人的には、LGBTQや発達障害など世間的にマイノリティーと呼ばれる人たちへ向けたコミュニティーメイキングのためのNFTとか今年来年くらいで一個来そうだなと思っているのと、SDGsのNFT版リメイクは絶対ポジションあるよなと感じてます。自分で作れるように頑張ります。
以上、記事が面白いなと思った方はぜひ「アドレス登録」と「SNSでシェア」をしていただけると嬉しいです。引き続きweb3をリサーチしていきます。
おわり。
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