【NEO NFT PROJECT】SUZUKIともコラボするNFTを絡めた新時代のモータースポーツを目指すプロジェクト
今日は「NEO NFT PROJECT」というプロジェクトを運営する中山さんにインタビューさせていただき、その内容も踏まえて概要から展望までを解説していきます。
おはようございます。
web3リサーチャーの三井です。
今日は「NEO NFT PROJECT」というプロジェクトを運営する中山さんにインタビューさせていただき、その内容も踏まえて概要から展望までを解説していきます。
※1)インタビューでの回答と一言一句同じではなく、わかりやすいよう少し加筆修正をしています。ただ、本人に確認いただいているので内容に相違はありません。
※2)細かい技術的な説明は省き、概要が理解できるように意識して書かれた記事となっています。
«目次»
1、NEO NFT PROJECT とは?
- Q.「どのようにNFTと絡めているのか?」
- Q.「似たような取り組みは行われているのか?」
- Q.「今までどんな活動をしてきたか?」
2、設立背景
3、展望
- 実寸代のラジコンカーの制作
- コラボの充実
- NFTコレクションの完結
NEO NFT PROJECT とは?
「NEO NFT PROJECT」は、新時代のモータースポーツエンターテイメントを作り出すをミッションに掲げ活動しているプロジェクトです。
“サイバーパンクモータースポーツ”を世界観に掲げ、近未来のモータースポーツを作ることを目標としています。
具体的にはレーシングシミュレーターを使ったモータースポーツ大会を開催しています。レーシングシミュレーターはかなり臨場感を持ってドライブすることが可能で、椅子が動いたり、VRと連動することで本当に運転している感覚を体験することが可能とのことです。
これらの活動を興行として成立させ、ドライバーだけでなく、観戦する一般観客も存在するモータースポーツ大会として成立させています。
↑Twitterより引用
■Q.「どのようにNFTと絡めているのか?」
3種類のNFTが存在し、現在はその中の2種類が販売されています。
ライセンスNFT:ドライバーになれる権利つきNFT。
チームNFT:モータースポーツチームの1つを応援するNFT。全10チーム×100個ずつのNFTが存在し、現在は5チーム分の500個が販売されています。
マシンNFT:実際にゲーム場で運転ができるマシンのNFT。購入者はNFTで購入したマシンに載ってゲームに参加できるようになる。
現在はライセンスNFTとチームNFTの一部が販売されています。中でもチームNFTにはユーティリティとして「イベントの観戦権」「応援するチームが優勝した際に優勝賞金の山分け」「関連NFTのエアドロップやAL配布」などがついています。
実際に先日開催されたイベントでは、「Highwan Circus」というチームが優勝し、優勝賞金の3,000USDTが当該チームNFTホルダーに分配されました。
■Q.「似たような取り組みは行われているのか?」
NFT関係なく、Eモータースポーツという市場は存在し、世界大会もあるので世界的には盛り上がっている。
国内はスーパーGTというイベントがあり、年間で40万人ほどのお客さんがいる。
それらのイベントも見に行ったことがあるが、やはり画面上だけで見ていると興行としては面白くない。
なので、NEOではシミュレーターと連動して動くラジコンカーを作っていく。
ラジコンカーの良いところはドライバーに危険がないでレース自体が激しくできよりエンタメ性高くできる。
あとはシミュレーターで動くので世界中どこにいてもできる。
これらを駆使してNFTならではの体験、次世代のエンタメとしての興行として大きくしていきたい。
■Q.「今までどんな活動をしてきたか?」
3回イベントを開催してきた。
第一回のプレイベントはNFT販売する前にNFT関連の知人を招待して70人ほどが参加した。
優勝者にNFTの最初の1個目をプレゼントした。
二回目はNFTを販売して開催して、合計で150名ほどの人が参加してくれた。
そして先日三回目を開催し、180名ほどの人が参加してくれた。
イベントにはスポンサーが付き、飲食も出るお祭りのようなイベントとなっているが、まだまだホルダーオフ会のような場所となっているので、今後はより興行としてお金を払ってでも参加したいイベントにしていきたい。
設立背景
設立背景についてもお聞きしました。箇条書きで紹介します!
元々はレクサスのスーパーGTのチームで働いていた。
モータースポーツはコンテンツとして魅力はあるけど若い人たちに全然刺さってないことを感じていた。
サーキットは遠いし、雨が降ると寒いし夏は暑いし、移動も含めると丸一日かかるし、帰りが大渋滞とか、、とにかく大変。
プロダクトアウトだけでなくマーケットイン的に若い人が楽しめるモータースポーツを作れないかと考えていた。
独立し、スタートアップを立ち上げて資金調達もし、最初は車業界×IT系で事業してたがうまくいかなかった。
失敗後、独立後の野望を改めて考えた時にやはりモータースポーツをやりたいと感じた。
その時にNFTと出会って、NFTなら資金調達ができるしやりたいことができるのではないかと感じた。
展望
最後に展望をお聞きしました。
■実寸代のラジコンカーの制作
最終的にはレーシングシミュレーターと連動する実寸代のラジコンカーを作りたい。
ラジコンカーを作れば画面上だけでなく実際のサーキットやスタジアムでリアルなレースも展開できる。
そこでコラボカーが走ればより盛り上がる。
■コラボの充実
先日もSUZUKIとコラボして「SUZUKI JIMNY COLLAB」を制作、ホルダーにエアドロップした。
NFTプロジェクトやWeb2企業とのコラボがしやすい特徴を持っているので、どんどんコラボしてオリジナルデザインのマシンを制作していく。
■NFTコレクションの完結
まずはNEOシリーズ自体を完結させる。
チームも全チームできていないので、チームを今年中に10チームそろえる。
その先にマシンNFTを販売していく。
マシンNFTは2023年中に構想を作って来シーズンに販売していく
ゆくゆくはオンラインEスポーツ大会を自分たちで開催していこうと思っているので、オンラインとリアルを組み合わせてリーグ戦をやっていく。
そこに出場するためにマシンNFTが必要になってくる。
<編集後記>
正直、僕自身モータースポーツはそこまで身近な存在ではなかったのですが、近くの会場で気軽に参加でき、自身が保有するNFTとのコラボカーやチームNFT等のプラスアルファの楽しみ方があるのはかなり興味を持ちました。
また、車が存在することで既存NFTプロジェクトとのコラボや実際の車メーカーとのコラボなど、Web2企業とweb3プロジェクトの両方の協賛を取っていける仕組みにも納得しました。
次回以降のオフラインイベントがあればぜひ参加してみたいと思いました!
インタビューにご協力いただいた中山さん、ありがとうございました!
参考リンク:HP / Twitter / ファウンダーTwitter
免責事項:リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。また、記事中にDapps、NFT、トークンを紹介することがありますが、勧誘目的は一切ありません。全て自己責任で購入、ご利用ください。
★お知らせ
web3の”リサーチ”や”伴奏支援”受付中
今までにリサーチした幅広い事例の共有はもちろん、最新動向やオリジナルの業界リサーチに基づく事業提案や伴奏支援をさせていただきますので、ご興味ある企業様はお気軽にご連絡ください。(リサーチ / 開発 / デザイン / 新規事業立案 / マーケティング / 研修 etc.. web3に関することであればなんでも対応しています)
■運営者
mitsui @web3リサーチャー
web3に関する情報(プロジェクト・ニュース・単語の解説、プロジェクトオーナーへのインタビュー記事、リサーチからの学びや考察記事)を毎日発信中。
・web3に関する情報発信を毎日行うTwitterアカウントはこちら
・mitsuiと購読者で直接話せるSubstackのチャット利用はこちら
・法人向けのweb3サポート(リサーチ・新規事業立案や伴走・マーケ・開発など)の窓口はこちら