【marimo】けんすうさんが手掛ける、NFT初心者向け、成長するNFTプロジェクト🟢
「marimo(まりも)」は、”成長するNFT”として購入したmarimoを育てることができるNFTプロジェクトです。
おはようございます。
web3researcherの三井です。
今日は起業家として有名なけんすうさんが手掛けるNFTプロジェクト「marimo」についてリサーチしました。
marimoとは?
「marimo(まりも)」は、”成長するNFT”として購入したmarimoを育てることができるNFTプロジェクトです。


起業家として有名なけんすうさんが手掛ける初のNFTプロジェクトで、既存のNFT業界の敷居の高さを解決するプロジェクトとして立ち上がりました。
具体的には下記3つの説明がされていました。
専門用語や技術的な話が多くて難しい
どのNFTを買えばいいかわからない
コミュニティで貢献しろと言われても時間がない
つまり、何やら話題のNFTに興味はあるけど、カタカナ用語の連発で諦めた人、なんとか購入まで漕ぎ着けたけど、Discordが活発すぎて”え、発言できない、怖い!NFT怖い!”とNFTの洗礼を浴びた方、そんな方へ向けたNFTプロジェクトというわけです。(僕もそうでした、、。)
初心者のための、「NFTへの入り口」となるNFTプロジェクトこそが「marimo」です。
そんなmarimoですが、まだ販売はされていません。9/8(木)に販売開始予定とのことで、WLは基本存在せず、事前フォーム登録者だけ1日前に購入が可能となります。
価格は「0.01ETH(2000円くらい)」で合計1万体が販売され、販売期間は9/30までが予定されています。
この価格設定も初心者の人が手が届きやすい価格で、1万体&販売期間を設けた理由も短期的な売買ではなく、長期的に保有することでNFTを一緒に楽しんでみましょうという意味があるとのことです。
その他、詳しくはこちらのnoteをご覧ください。
marimoの特徴は?
NFT初心者向けのmarimoプロジェクトの特徴をいくつか紹介します。
■持ってるだけで大きくなる
marimoは保有しているだけで、少しずつ大きくなっていくようです。そして、”大きいマリモはえらい(貴重)”というシンプルな評価基準です。
また、その他にもパワーやスピード等のパラメータは存在していますが、この辺りは今後何かやるかも?とのことでした。
なんとなく「パワー」とか「スピード」とかのパラメーターをmarimoに持たせてはいます。生成時にランダムでステータスが決まります。
将来的には、marimo同士で戦う「スーパーmarimo大戦」を作ったり、marimo同士が100m走る「marimoレース」を作りたい気持ちがあります。結論をすぐに出したがる現代人のあくせくした人生を、少しでもゆったりしたものにしたいので、100m走るのにおそらく1年くらいかかります。
と書きつつ、、、やっぱりゲームはやらないかもしれません。なぜなら「marimoが大戦するのおかしくない?」と思いそうだからです。なので、期待せずに待っててください。
(引用:https://kensuu.com/n/n45b8a2f18b90)
■水を綺麗に保つと成長が早くなる
marimoは上で書いた通り、成長するNFTで、保有しているだけで少しずつ大きくなっていきます。ただ、その成長スピードは「水の綺麗さ」によって変わります。(水が汚くなるスピードや水の綺麗さによる成長スピードの詳細はHPに書いてあるので、ぜひ見てみてください。)
なので、定期的に水を変える必要があります。そして、その水を変えた記録はブロックチェーン上に刻まれます。そのため、水を変える度にガス代(手数料)が発生してしまいます。ただ、この水を変える行為は自分だけじゃなく、誰か別の人にやってもらう事も可能です。
「なんでお金払ってまで、知らない人のmarimoの水を変えなきゃいけないの?」という疑問が当然生まれますよね。ここでブロックチェーンで水換えが刻まれているメリットが活かされます。
チェーン上には、「○月○日、誰が、どのmarimoの、水を変えたのか」が刻まれます。その為、知らない人のmarimoの水を変えたことが記録されていくんですね。
例えば、メチャクチャでかく育ったmarimoの水を変えたことがあることが誰の目から見てもわかるようになるわけです。
■Twitterコミュニティーのみ
NFTプロジェクトの敷居の高さの一つに挙げられた「Discord活発すぎて参加できない」を解決するべく、marimoのコミュニティーはTwitterのみが予定されています。
以上、marimoの大きな特徴でした。
Webサービスっぽい
最後にリサーチの中で個人的に感じたことを書いてみます。率直な想いは「marimoかわいい」と「Webサービスっぽい」でした。
NFTにおけるクリエイティブはメチャクチャ大切で、ぱっと見でそれがイケてるor可愛いと思われるものである必要があります。ロードマップとか思想とかも大切ですが、見た目で好き!とならないと背景を知ろうと思いません。
また、他の成功しているNFTプロジェクトも、基本的には何かをオマージュして作成しています。一番わかりやすいのは、”アニメ”ですね。全く新しいクリエイティブや概念は多くの人にとって理解できないので買いません。だからこそ、過去に人気の何かをNFT版としてリリースすることで、そのファン層に対して人気のNFTとなるわけです。
marimoは可愛い。そして、みんなが知っていてイメージができる存在をNFTにしています。なので、それだけで受け入れられやすいNFTとなっています。
加えて、けんすうさんが作っただけあって「Webサービスっぽい」要素があるNFTだなと感じました。
NFTプロジェクトはファウンダーの過去の経歴がモロに反映されます。例えば、Doodlesというプロジェクトは、CryptoKittiesという大人気のゲームを作ったチームメンバーがファンダーにいたので、かなりゲーム要素が散りばめられたプロジェクトになっていました。
IT起業家であるけんすうさんが作ったmarimoはWebサービスっぽい要素があり、とても楽しそうだなと思いました。
一番感じたのが「水換えの仕様」です。そしてその中でも「誰かの水を変えることができる仕様」です。
おそらく、Twitter上で「水換えおじさん」が現れるでしょうし、「著名人の水を変えることで認知してもらう使い方」も出てくると思います。
サービスやプラットフォームにおいてとても大切なのが、”それを活用することで自分が有名になれるかも?”という要素です。marimoをハックすれば、marimo発のインフルエンサーになれそうな匂いがぷんぷんします。
且つ、そのmarimoハックの行為は、marimo運営からすれば好ましい行為です。水換えが盛んに行われるということは、TwitterでのUGCが増え、コミュニケーションが増え、モデルケースが生まれるので、良い文化形成がされていきます。
これからも注意してみていきます。