【Margarita Finance】既存金融の構造化商品をDeFiで実現するプロトコル / 第一弾は「Yield Boosters」を提供 / プレシードで$1Mを調達、Solanaからグラントも確保 / @margfinance
ステーブルコインに対して高い利回りを提供します。
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
本日は「Margarita Finance」についてリサーチしました。
🟢Margarita Financeとは?
📊7兆ドルの市場を目指す
💬既存金融の商品がDeFiで実現することによる可能性とリスク
🟢Margarita Financeとは?
「Margarita Finance」は、ウォール街スタイルの構造化商品を暗号通貨の世界に持ち込み、カスタマイズ可能な「Yield Boosters」を通じて潜在的に高い利回りを提供する投資プラットフォームです。
構造化商品とは、複数の金融商品を組み合わせて作られた投資商品です。そのような既存金融の世界で用いられているような金融商品をオンチェーンに持ち込むことを目的としています。
第一弾となる「Yield Boosters」は、既存金融の世界では”バリアリバースコンバーチブル(Barrier Reverse Convertible、BRCとも呼ばれる)”と呼ばれる構造化商品です。
これは債券とプットオプションの売りを組み合わせた商品です。プットオプションとは、「決められた期日に、決められた価格で対象となる資産を売る権利」です。これを引き受ける投資家は、原資産の大きな下落リスクを引き受ける代わりに、プットオプションのプレミアム(オプション料)を受け取ります。
簡単に言えば「毎月高い利息がもらえるけど、株価が大きく下がると元本が減るかもしれない投資商品」です。
例えば、「毎月1万円家賃収入がもらえる物件を100万円で購入できるけど、その地域の地価が30%以上下がると、物件の価値も地価に応じて下がってしまう」というようなものです。
この商品が高い利息を払えるのは、投資家が「保険会社」のような役割を果たしているからです。
例えば自動車保険では:
保険会社は「事故が起きたら大きな保険金を支払うリスク」を取る代わりに
毎月保険料をもらえます
バリアリバースコンバーチブルでも同じように:
投資家は「株価が大きく下がるリスク」を引き受ける代わりに
毎月高い利息をもらえます
つまり、高い利息の裏には「元本が減るかもしれないリスク」が隠れています。この商品は、そのリスクを十分理解できる人向けの投資商品です。
これをオンチェーンで実現したものが「Yield Boosters」と呼ばれる商品です。ユーザーが標準のステーキングよりも高い利回りを獲得できる可能性のあるカスタマイズ可能な金融商品です。
Keep reading with a 7-day free trial
Subscribe to web3 Research JAPAN to keep reading this post and get 7 days of free access to the full post archives.