【Lido】ETHのリキッドステーキングプロトコル / DeFi市場で1位のTVL / Paradiumやa16z等からも調達済み
ETHのステーキングの中で30%以上のシェアを誇るトッププロトコルです。
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「Lido」についてリサーチしました。
«目次»
1、Lidoとは?
- リキッドステーキングとは?
- stETHとwstETH
- リキッドステーキング方法
- 展望
2、プロトコルの展開にはタイミングが非常に重要
Lidoとは?
「Lido」は、リキッドステーキングができるDeFiプロトコルです。現在はETH、Polygon、Solanaに対応しています。
■リキッドステーキングとは?
リキッドステーキングはステーキングの一種です。暗号資産をロックして報酬を獲得します。
通常、トークンをステーキングするとそのトークンはロックされ、ステーキング報酬は受け取れますが、流動性は失われます(=そのトークンの譲渡や売買、運用は不可能)。なので、トークン保有者は流動性は無くなるがステーキング報酬が得られるステーキングか、自ら譲渡や売買、またはDeFiでの運用を行うかを選択する必要がありました。
リキッドステーキングはその二者択一の問題を解決し、どちらも可能にします。トークンを預け入れることでステーキング報酬を獲得しつつ、”ステーキング証明トークン”が発行され、そのトークンを譲渡や売買、DeFiの運用に使うことができます。
LidoではETHをステーキングすることで、stETHが発行され、stETHは別のDeFiプロトコルで運用に回すことができるようになります。
元々、ETHがPoWからPoSへ移行するアップデート中、ETHのステーキングのために資金を預け入れた場合、引き出しができない仕様になっていました。
そこで、LidoはETHチェーン上のリキッドステーキングとしてステーキング報酬を獲得しつつ、それに対応する額のstETHを付与することで流動性を提供しました。
現在はShanghaiアップデートによりETHをステーキングから引き出しができるので、Lido上でもstETHをETHに変換することも可能です。
■stETHとwstETH
ステーキング時に発行されるトークンは2種類あります。どちらも目的は変わりませんが、特徴がやや異なります。
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