おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は1週間の振り返りと最近考えていることのブログ記事を書きます。(ポッドキャストは日曜日に更新にして、土曜は振り返りの記事にしてみます。色々とコンテンツを試しながらですので今後も変更あるかもしれませんが、ご了承ください。)
📝今週の記事
今週1週間で書いたリサーチ記事の振り返りになります。気になる記事があればぜひご覧ください!
どれも面白い内容になっていますので、良ければぜひご覧ください!
✨IPFiがどうやら面白そう
今週はStoryProtocolのテストネットがリリースされ、その上に構築されているプロトコルが続々と発表されていきました。StoryProtocolがWebXのサイドイベントを開催していたこともあり、特に注力してリサーチしていました。イベントには僕も参加して、担当者の方と色々と話すことができました。
個人的な所感としては、IPFiはとても面白そうだと感じましたが、既存のIPホルダーが参入するまでになるのは少し時間がかかりそうだなと感じました。
僕はブロックチェーンの本質の1つは金融だと思っており、その中でもあらゆるものを小口化して流動性を向上させることを可能にする技術だと思っています。RWAのトークン化が勢いを増していることもそれを裏付ける根拠の1つです。
IPに関しても小口化して流動性を提供すると、これまでと違ったIPの拡張戦略ができるようになりますし、ファイナンス戦略もできるようになります。
ただ、所有権を分割してトークン化して販売し、そこにライセンスフィーの収益分配機能をつけることは、おそらく証券に該当するのではないかと感じ、調査しています。所感としては、投資だけでは証券になるので、例えばライセンスの貸し出しの有無を議論したり投票することで事業に関与している扱いになり、証券から回避しようとしてるのかな?とか思いましたが、この辺りはどうなのかわかりません。
なので、この辺りがクリアにならないと既存のIPホルダーはリスクを取れないので参入することが難しそうです。
もちろん所有権の分割以外にもIPFiのプロトコルはあるのですが、それらのプロトコルを最大限に利用するにはやはり所有権を分割してトークン化して流動性を向上させる必要があります。
難しいですね。
おそらくユースケースが出てきて、一定の法解釈が定まってくると多くのIPホルダーも参入しやすいですが、初期に参入した方がリーディングカンパニーになれるので成功した際のリターンも大きいです。
総じて、最近はIPFiについて考えているという話でした。IPのリステーキングサービスも発表されており、この辺りも引き続き情報追いかけていきます!
以上、今週もありがとうございました!
明日からも引き続きよろしくお願いします!
免責事項:リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。また、記事中にDapps、NFT、トークンを紹介することがありますが、勧誘目的は一切ありません。全て自己責任で購入、ご利用ください。
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Author:mitsui @web3リサーチャー
「web3 Research」を運営し、web3リサーチャーとして活動。
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