おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
毎週土日のお昼にはweb3の基礎の基礎レポートを更新しています。今週は「金利」について解説します。ぜひ最後までご覧ください!(少し難しいかもしれませんが、気になるところだけでもぜひご覧いただければと思います。)
1. はじめに:世界を動かす無形のエンジン
2. 金利の誕生と社会的正当化:時間の所有という思想
3. 現代金融における金利の構造:中央銀行から市場金利まで
4. 金利の種類と意味:複雑な金利体系の解読
5. 金利がもたらす世界:経済と社会への深層的影響
1. はじめに:世界を動かす無形のエンジン
現代の世界は金利によって動いています。
住宅ローンの支払い、銀行預金の利息、企業の投資判断、国家の財政政策―これらすべてが金利という見えない糸で織り成されています。しかし、この「お金を貸すと増える」という現象は、実は人類史上最も複雑で、時に論争を呼ぶ概念の一つでもあります。
金利とは何でしょうか?
最も単純に言えば、「時間の対価」です。
今日の100万円と1年後の100万円は、同じ価値ではありません。その差額こそが金利の本質です。だが、なぜ時間が価値を持つのでしょうか?なぜお金を貸すだけで、お金は増えるのでしょうか?この疑問を解くには、金利の歴史的な成り立ちから現代の複雑な金融システム、そしてDeFiが提示する新しい可能性まで、包括的に理解する必要があります。
現代において金利は、単なる「貸し借りの手数料」を超えた存在になっています。それは経済の期待を映し出す鏡であり、リスクを価格化する仕組みであり、未来の不確実性に対する社会的な合意形成の結果でもあります。中央銀行は金利を通じて経済をコントロールしようとし、企業は金利を見て投資の可否を判断し、個人は金利によって消費と貯蓄のバランスを決めます。
この前編では、金利の根本的な意味と社会的役割を解き明かしていきます。なぜ人類は「時間に価格をつける」という概念を発明したのでしょうか?どのような歴史的経緯を経て現在の金融システムが構築されたのでしょうか?そして、金利が私たちの経済と社会にどのような影響を与えているのでしょうか?これらの問いに答えることで、後編で扱うDeFiにおける金利革命の真の意味を理解する土台を築いていきます。
2. 金利の誕生と社会的正当化:時間の所有という思想
金利の歴史は、人類文明と同じく古いものです。紀元前3000年のメソポタミア文明において、すでに穀物や銀を貸し出し、利息を取る記録が粘土板に刻まれています。しかし、この「時間に値段をつける」行為は、常に社会的な論争の対象でもありました。
古代バビロニアのハンムラビ法典では、金利は法的に認められていましたが、上限が設定されていました。銀の貸付では年利20%、大麦では33.3%が限度とされました。これは現代の感覚では高金利に見えますが、当時の農業リスクや保存技術を考えれば合理的な水準だったと考えられます。重要なのは、この時代から金利が「リスクの対価」として理解されていたことです。
しかし、宗教的観点から金利は常に批判にさらされてきました。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のすべてが、同胞間での利息取得を禁じる教えを持っています。特にイスラム教における「リバ」の禁止は現在でも強く残っており、イスラム金融という独自の体系を生み出しています。これらの宗教が金利を批判する理由は、「時間は神のものであり、人間が時間に価格をつけることは傲慢である」という思想にあります。
中世ヨーロッパでは、カトリック教会の影響でウスラ(高利貸し)が禁止されていました。しかし、商業の発展とともに、この制約は徐々に緩和されていきます。特に重要だったのは、トマス・アクィナスによる「利息の神学的正当化」です。彼は、お金を貸すことで貸し手が他の機会を失う「機会費用」や、貸し倒れの「リスク」に対する対価として、適正な利息は正当化されると論じました。
この議論は現代の金利理論の基礎となっています。金利は単純に「時間の値段」ではなく、複数の要素の複合体として理解されます。時間選好(今の消費を未来に延期することの対価)、インフレ期待(貨幣価値の目減りへの補償)、信用リスク(貸し倒れの可能性)、流動性リスク(資金化の困難さ)―これらが組み合わさって金利が形成されます。
16世紀以降、商業革命とともに金利は完全に合法化され、市場メカニズムの重要な構成要素となりました。アダム・スミスは『国富論』において、金利を「資本の自然な価格」として位置づけ、市場の需給によって決まる正常な経済現象として扱いました。この転換は、単に金利の社会的受容を意味するだけではなく、「時間の所有」という近代的な思想の確立を意味していました。
現代において、この「時間の所有」概念は当たり前のものとなっています。株式の配当、債券の利息、銀行預金の金利―これらはすべて、時間の経過とともに価値が生み出されるという前提に基づいています。
しかし、後編で見るように、DeFiはこの前提すら再考の対象としています。プロトコルが自動的に利回りを生成し、利回り自体がトークン化されて売買される世界では、「誰が時間を所有するのか?」という根本的な問いが再び浮上しています。
3. 現代金融における金利の構造:中央銀行から市場金利まで
現代の金利システムは、中央銀行を頂点とする階層構造を持っています。この構造を理解することは、金利がなぜ経済全体に強力な影響力を持つのかを理解する鍵となります。
中央銀行と政策金利
現代の金利体系の出発点は、中央銀行が設定する政策金利です。日本銀行の政策金利、アメリカのFederal Funds Rate、ヨーロッパ中央銀行の主要再貸出り金利―これらが各国の金利体系の「錨(いかり)」となっています。
中央銀行が金利を設定できる理由は、通貨の発行権を独占しているからです。市中銀行は最終的に中央銀行から資金を調達する必要があり、その際の金利が政策金利となります。この仕組みにより、中央銀行は経済全体の金利水準をコントロールする強力な手段を持っています。
政策金利の変更は、経済に波及効果を与えます。金利が下がれば、企業の投資コストが下がり、個人の借入コストも下がります。これによって経済活動が活発化し、インフレ圧力が高まります。逆に金利が上がれば、投資や消費が抑制され、インフレが鎮静化します。この「金利による経済調整」が、現代マクロ経済政策の中核となっています。
短期市場と長期金利の形成
政策金利は主に短期金利に直接的な影響を与えます。翌日物金利、1週間物、1ヶ月物といった短期の市場金利は、政策金利にほぼ連動して動きます。これは、短期資金市場では中央銀行の影響力が直接的に働くためです。
しかし、長期金利の形成はより複雑です。10年国債利回りに代表される長期金利は、現在の短期金利だけでなく、将来の金利予想、インフレ期待、経済成長見通し、リスクプレミアムなど、多くの要因によって決まります。
長期金利の理論的基礎は「期待理論」にあります。10年債の利回りは、今後10年間の短期金利の平均的な期待値にリスクプレミアムを加えたものと考えられます。このため、中央銀行が現在の政策金利を据え置いても、将来の金利上昇期待が高まれば長期金利は上昇します。
この現象は「金利の期間構造」として体系化されています。通常、長期金利は短期金利よりも高くなります(順イールド)が、経済情勢によっては逆転する(逆イールド)こともあります。逆イールドは景気後退の前兆とされることが多く、金融市場で注目される指標となっています。
銀行はなぜ利子を払えるのか:預貸ギャップと信用創造
銀行業の基本構造は「預貸業務」にあります。預金者から資金を集め、それを借り手に貸し出すことで利鞘を稼ぎます。しかし、なぜ銀行は預金者に利息を払いながら、同時に利益を上げることができるのでしょうか?
この仕組みの核心は「期間変換」と「信用変換」にあります。期間変換とは、短期の預金を長期の貸出に転換することで、短期金利と長期金利の差額を収益源とする仕組みです。通常、長期金利の方が高いため、この期間ミスマッチが銀行の収益源となります。
信用変換はより重要な概念です。銀行は預金者の資金をそのまま貸し出すのではなく、自らの信用力を担保に新たな通貨を創造しています。これが「信用創造」と呼ばれる現象です。
信用創造の仕組みを簡単に説明しましょう。ある銀行が100万円の預金を受け入れ、そのうち90万円を企業に貸し出したとします。企業はこの90万円を別の銀行に預金します。その銀行は81万円を貸し出し、さらに別の銀行へ...この連鎖によって、元の100万円が何倍もの通貨供給量を生み出します。これが、銀行システムが「お金を創造する」メカニズムです。
この信用創造があるからこそ、銀行は預金利息を払いながら利益を上げることができます。銀行が生み出す新たな通貨が、経済全体の成長と投資機会を創出し、それが金利収入として銀行に還元される構造になっています。
しかし、この仕組みには重要なリスクが伴います。信用創造は「信用」に基づいているため、経済危機や金融不安が発生すると、連鎖的に収縮する可能性があります。これが、金融危機時に政府や中央銀行が銀行システムを支援する理由でもあります。
4. 金利の種類と意味:複雑な金利体系の解読
現代の金融市場には、実に多様な金利が存在しています。それぞれが異なる性質と役割を持ち、経済の異なる側面を反映しています。この多様性を理解することは、金利の真の意味を把握する上で欠かせません。
名目金利 vs 実質金利:インフレの影響
金利を理解する上で最も基本的な区別は、名目金利と実質金利の違いです。名目金利は表面上の金利であり、実質金利は名目金利からインフレ率を差し引いたものです。
例えば、銀行預金の金利が年3%で、インフレ率が年2%だった場合、名目金利は3%ですが実質金利は1%となります。これは、3%の利息を受け取っても、物価が2%上昇しているため、実質的な購買力の増加は1%にとどまることを意味しています。
この区別は投資判断において極めて重要です。1970年代のアメリカでは、銀行預金の名目金利が10%を超えることもありましたが、インフレ率がそれを上回っていたため、実質金利はマイナスになっていました。預金者は名目上は高い利息を受け取っていましたが、実質的には購買力を失っていたのです。
実質金利の概念は、投資家の期待形成にも大きな影響を与えます。将来のインフレ期待が高まれば、投資家はより高い名目金利を要求するようになります。これが、インフレ期待の上昇が長期金利の上昇を招く理由です。
固定金利 vs 変動金利:リスクの所在
金利のもう一つの重要な分類は、固定金利と変動金利の区別です。固定金利は契約期間中金利が変わらないのに対し、変動金利は市場環境に応じて定期的に見直されます。
固定金利の利点は予測可能性にあります。借り手は将来の支払額を正確に把握でき、長期的な資金計画を立てやすくなります。一方で、市場金利が下落した場合、相対的に高い金利を払い続けることになるリスクがあります。
変動金利は市場環境の変化に柔軟に対応できる反面、将来の支払額が不確定です。特に住宅ローンのような長期借入では、金利上昇が家計に深刻な影響を与える可能性があります。
この選択は本質的に「金利リスクをどちらが負うか」の問題です。固定金利では貸し手が金利変動リスクを負い、変動金利では借り手がそのリスクを負います。市場はこのリスク配分に応じて、異なる金利水準を設定します。
金利のカーブ:イールドカーブと期待の可視化
金利の期間構造を視覚化したものが「イールドカーブ(利回り曲線)」です。横軸に期間(満期)、縦軸に金利をとったグラフで、通常は国債利回りが用いられます。
通常時のイールドカーブは右上がりの「順イールド」となります。これは、長期投資のリスクが高いため、投資家がより高いリターンを要求することを反映しています。しかし、経済情勢によってカーブの形状は変化します。
「フラット化」は長短金利差が縮小する現象で、通常は中央銀行の利上げによって起こります。短期金利の上昇が長期金利の上昇を上回ることで発生します。
「逆イールド」は短期金利が長期金利を上回る現象で、景気後退の予兆とされることが多いものです。これは、将来の金利低下期待を反映しており、経済の先行き不安を示唆しています。
イールドカーブは市場参加者の期待を集約した情報として機能します。カーブの形状から、インフレ期待、成長期待、金融政策の方向性などを読み取ることができます。これが、中央銀行や金融機関がイールドカーブを重視する理由です。
信用リスクとスプレッド
同じ期間でも、発行体によって金利は異なります。これが「信用スプレッド」と呼ばれる現象です。国債利回りを基準として、社債や個人向け貸出などの金利がどれだけ上乗せされているかで、信用リスクが価格化されます。
投資適格級(BBB格以上)の社債スプレッドは通常100-200ベーシスポイント程度ですが、投機的格付(BB格以下)では500-1000ベーシスポイント以上になることもあります。これは、デフォルトリスクの違いを反映しています。
信用スプレッドは景気循環と密接に関連しています。景気拡大期にはスプレッドが縮小し、景気後退期には拡大する傾向があります。これは、経済環境の悪化がデフォルトリスクを高めるためです。
個人向け金利も同様の原理で決まります。住宅ローン金利は担保があるため相対的に低く、無担保のカードローンやキャッシングは高金利となります。この差は、回収可能性の違いを反映しています。
5. 金利がもたらす世界:経済と社会への深層的影響
金利は単なる「お金の値段」を超えて、経済と社会の構造そのものを決定する力を持っています。金利の変動は、個人の生活設計から企業の戦略、国家の政策まで、あらゆるレベルで影響を与えます。
インフレ・デフレと金利の循環
金利とインフレーションの関係は、現代経済学の中核テーマの一つです。一般的に、金利の上昇はインフレを抑制し、金利の低下はインフレを促進する効果があるとされています。
金利がインフレに与える影響メカニズムは複層的です。まず、金利上昇は借入コストを高めるため、企業の設備投資や個人の消費を抑制します。需要の減少は物価上昇圧力を和らげます。また、高金利は通貨高要因となり、輸入物価の低下を通じてインフレを抑制する効果もあります。
しかし、この関係は常に機械的に働くわけではありません。日本の1990年代以降の経験は、金利を下げてもデフレから脱却できない状況があることを示しています。これは「流動性の罠」と呼ばれる現象で、金利がゼロ近辺まで下がると、それ以上の金融緩和効果が限定的になります。
デフレ環境では、名目金利が下がっても実質金利が高止まりする問題が生じます。物価下落期待があると、名目金利がゼロでも実質金利はプラスとなり、依然として経済活動を抑制する要因となります。この解決策として、日本銀行はマイナス金利政策を導入し、実質金利の引き下げを図っていました。
資本コストの変動と企業行動
企業にとって金利は「資本コスト」の重要な構成要素です。資本コストとは、企業が資金調達に要するコストで、投資プロジェクトの収益性判断の基準となります。
金利が低い環境では、企業は積極的な投資を行いやすくなります。設備投資、研究開発、M&Aなど、リターンが資本コストを上回る限り、投資は正当化されます。これが、低金利政策が経済成長を促進するとされる理由です。
しかし、長期間の低金利は企業行動に歪みをもたらす可能性もあります。収益性の低いプロジェクトでも実行されるようになり、資本の効率的配分が阻害される恐れがあります。また、「ゾンビ企業」と呼ばれる、本来なら市場から退出すべき非効率企業が延命される問題も指摘されています。
金利上昇局面では、企業は選別的な投資を行うようになります。資本コストの上昇により、より高い収益性が求められるため、投資プロジェクトの厳選が進みます。これは短期的には成長率を押し下げますが、長期的には資本効率の改善につながる可能性があります。
家計への影響:資産価格と格差拡大
金利の変動は、家計の資産構成と生活水準に大きな影響を与えます。特に重要なのは、住宅価格と金融資産価格への影響です。
低金利環境では、住宅ローンの負担が軽くなるため、住宅需要が拡大し価格が上昇する傾向があります。これは住宅を既に所有している世帯には資産効果をもたらしますが、これから購入を検討している世帯には負担増となります。住宅の「持てる者」と「持たざる者」の格差が拡大する要因となっています。
金融資産についても同様の現象が起こります。低金利により債券や預金の魅力が低下すると、投資家は株式やREITなどのリスク資産に資金を移します。これが資産価格上昇の要因となりますが、金融資産を多く保有する高所得層ほど恩恵を受けやすい構造となっています。
高齢者と若年層で金利の影響は正反対に現れることも多いものです。高齢者は預金などの金利収入に依存する割合が高いため、低金利は収入減少要因となります。一方、若年層は住宅ローンなどの借入が多いため、低金利は負担軽減要因となります。
国際資本移動と為替への影響
現代のグローバル経済では、金利差が国際資本移動の重要な決定要因となっています。高金利通貨には資金が流入し、低金利通貨からは資金が流出する傾向があります。
この現象は「金利裁定取引(キャリートレード)」として知られています。投資家は低金利通貨で資金を調達し、高金利通貨で運用することで、金利差を収益源とします。日本の長期低金利政策により、円は「調達通貨」として世界中で利用されています。
しかし、金利差だけで為替レートが決まるわけではありません。経済成長率、インフレ率、政治的安定性、経常収支など、多くの要因が為替に影響します。また、金利差取引はリスクを伴うため、金融市場の不安定化要因にもなり得ます。
新興国では、先進国の金利政策が重大な影響を与えます。アメリカの金利上昇は新興国からの資本流出を招き、通貨安と資産価格下落を引き起こす可能性があります。これが「テーパータントラム」と呼ばれる現象で、2013年にFRBが量的緩和の縮小を示唆した際に新興国市場が大きく動揺しました。
金融政策の限界と副作用
2008年の金融危機以降、主要国の中央銀行は大胆な金融緩和政策を実施してきました。ゼロ金利政策、量的緩和、マイナス金利政策など、従来の枠組みを超えた政策が展開されました。
これらの政策は短期的には金融システムの安定と景気回復に貢献しましたが、長期的な副作用も指摘されています。資産価格の過度な上昇、金融機関の収益圧迫、年金基金の運用難、「出口戦略」の困難など、新たな課題が浮上しています。
特に重要なのは、金融政策の「分配効果」です。低金利政策は資産を多く持つ富裕層により多くの恩恵をもたらし、格差拡大の要因となっている可能性があります。中央銀行は本来、物価安定と雇用確保を目的とする機関ですが、結果的に所得再分配に影響を与えています。
現在、多くの中央銀行が金融政策の正常化を模索しています。しかし、長期間の低金利に慣れた経済にとって、金利上昇は大きなショックとなる可能性があります。住宅市場の調整、企業の資金調達コスト上昇、政府債務の利払い負担増など、様々な調整圧力が生じることが予想されます。
現代の金利システムは、数千年の歴史を経て構築された人類の叡智の結晶です。しかし同時に、その複雑さゆえに新たな問題も生み出しています。中央銀行による金利統制、銀行による信用創造、複雑な金融商品の組成―これらはすべて、「時間と信用に価格をつける」という根本的な営みの発展形です。
後編では、この伝統的な金利システムに対するDeFiの挑戦を見ていきます。アルゴリズムによる金利決定、プロトコルによる利回り生成、利回りのトークン化―これらの革新は、金利の概念そのものを再定義する可能性を秘めています。
DeFiにおける金利は、もはや中央銀行や銀行によって決められるものではありません。それはコードによって設計され、市場によって検証され、コミュニティによって統治される新しい形の「時間の価格」です。この変化が従来の金融システムと経済理論にどのような影響を与えるのか、後編で詳しく探っていきましょう。
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