【Circle Payments Network】Circleによる金融機関向けの新たな決済・送金ネットワーク / 既存の国際送金の遅さと手数料問題を解決 / Tetherによる新ブロックチェーンPlasmaも解説
ブロックチェーン版SWIFTと呼ばれるような取り組みが始まりました。
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「Circle Payments Network」についてリサーチしました。
🤝Circle Payments Networkとは?
🚩初期パートナーとビジョン
🟩Tether(USDT)による新ブロックチェーン「Plasma」構想
💬USDCとUSDTの目指す戦略性の違い
🧵TL;DR
Circle Payments Network(CPN)は、Circleが発表したUSDCを活用した国際送金ネットワークで、金融機関向けに24時間365日リアルタイム決済を提供します。
CPNは新規ブロックチェーンではなく、既存のステーブルコインを用いて送金者と受取者を直接繋げ、中継銀行を排除して効率的な送金を実現します。
規制準拠を重視しており、参加金融機関に厳格な資格基準とコンプライアンス(KYC/AML)を要求し、安全で透明なネットワークを提供します。
初期パートナーとして、アフリカや中東などのフィンテック企業や大手国際銀行が参画しており、国際送金からDeFi的な自動化金融まで幅広いユースケースに対応しています。
🤝Circle Payments Networkとは?
「Circle Payments Network(CPN)」は、USDC発行会社のCircleが2025年4月22日に発表した新たな決済・送金ネットワークです。
既存の国際送金にかかる日数と手数料を大きく改善し、USDCやEURCなどのステーブルコインを活用して、24 時間365日のリアルタイム決済を実現します。対象としているのは金融機関で、まさに既存の国際送金の仕組みであるSWIFTを代替する存在です。
Circleの共同創業者、会長兼CEOであるジェレミー・アレール氏は、「創業以来、Circleのビジョンは、資金移動をメール送信と同じくらいシンプルかつ効率的にすることです。CPNは、世界中の企業にとってそのビジョンを実現するための重要な一歩です。」とコメントしています。
では、その特徴を見ていきます。
◼️金融機関向けネットワーク
CPNは新規ブロックチェーンではなく、あくまで金融機関向けの送金ネットワークです。
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