【CHIMNEY TOWN DAO】キングコング西野さんが手掛ける心臓NFTとDAO
「CHIMNEY TOWN DAO(チムニータウンダオ)」とは、お笑い芸人であり、絵本作家でもあるキングコング西野さんが手掛けるNFTプロジェクトです。
おはようございます。
web3Researcherの三井です。
今日はキングコング西野さんが手掛けるNFTプロジェクトについてリサーチしました。
«目次»
1、CHIMNEY TOWN DAO とは?
2、ゴミNFTコレクション「Poubelle」もリリース!
3、NFT幻滅期に参入し、ゆっくりとNFTやDAOの文化を作っていく
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CHIMNEY TOWN DAO とは?
「CHIMNEY TOWN DAO(チムニータウンダオ)」とは、お笑い芸人であり、絵本作家でもあるキングコング西野さんが手掛けるNFTプロジェクトです。
”CHIMNEY TOWN”というのは、日本語訳すると”えんとつ町”のことで、西野さんの代表作でもあるえんとつ町のプペルからその名前が取られています。
CHIMNEY TOWN DAOは、初心者に優しいDAOを謳っており、0.01Ethで上限なしで販売されている心臓のNFTを購入することで参加できます。
https://chimney-town-dao.on.fleek.co/
元々は、西野さんが開催した「DAO勉強会」の参加者2,000名に対して無料でこちらのNFTが配布されたところからDAOがスタートしました。
その当時、無料で配布されDAO参加券も兼ねたこのNFTは0.3Eth(6万円ほど)で売買されるほど高騰していましたが、投機目的ではなく、純粋にDAOを楽しんで欲しい、NFTに触れる人間を増やしたいとの思いで、上限なしで0.01Ethで心臓NFTの販売が開始されました。
西野さんはDAOの運営には一切携わっておらず、DAO参加メンバーの中で議論が行われ、プロジェクトが立ち上がってきています。
https://discord.com/invite/87e5SwSBY9
ゴミNFTコレクション「Poubelle」もリリース!
また、西野さんが手掛けるNFTプロジェクトは心臓NFTの他にもう一つあり、それがゴミNFTコレクション「Poubelle(プペル)」です。
ゴミNFTコレクション『Poubelle』(フランス語で「ゴミ箱」の意)は、そのへんに落ちてるゴミをモンスター化してみたNFTコレクションです。
西野亮廣( https://twitter.com/nishinoakihiro )が監修し、かんかん( https://twitter.com/vivakankan )がイラスト・デザインを担当します。
(引用:〜キングコング西野亮廣がデザイン監修を手がけたゴミNFTコレクション『Poubelle』がOpen Seaで販売決定!!〜)
こちらは毎週1モンスターを目安に描き下ろし、色違いの5〜6体のカラーバリエーションを販売するプロジェクトです。それぞれ、24時間のオークション形式で販売されています。購入者はPFPとして、プロフィールアイコンに設定ができます。
22/09/12現在までに、18作品が出品されていますが、フロアプライスが53Ethで、トータルボリュームも48Ethと非常に人気のプロジェクトになっています。
https://opensea.io/collection/chimney-town-poubelle
なお、こちらのNFTの売上は製作しているイラストレーターへの支払いと、「CHIMNEY TOWN DAO」の運営費に当てられるようです。
NFT幻滅期に参入し、ゆっくりとNFTやDAOの文化を作っていく
著名人のNFT参入ということで非常に話題となったこのプロジェクトですが、西野さんは発信の中で、常々「短期的な投機性は排除して、NFT文化に触れる人口を増やしていきたい」という趣旨の発言をしていました。
https://voicy.jp/channel/941/376565
そのためにNFT幻滅期に参入し、NFT初心者の方に丁寧に説明し、少しずつ文化形成をしていく予定とのことです。なので、一般のNFTプロジェクトにあるようなロードマップも掲げていませんし、心臓NFTも販売上限を無くし、投機目的で参加する人の存在をできる限り排除しようとしています。
個人的にも、NFTの本質は「○○が好き!」という意思表明ができることにあり、結局その価値はコミュニティーに帰着すると感じています。
ただ、そこに投機目的の人が多数混じっていると、純度の高いコミュニティーはできません。YOASOBIのライブチケット持った人のオフ会で、転売目的のダフ屋しかいなかったみたいな感じです。YOASOBIが好きな人と話せると思ったら全然違った現象が起きます。そして、一度そうなってしまったコミュニティーは再度復活させることはかなり難しいです。
今、NFTは幻滅期に入り、取引高が急激に下がりました。ただ、今から数年前、同じようにブロックチェーンが盛り上がり、ビットコインやイーサリアムがバブルでした。そしてそこからバブルが弾け、数年間の冬の時代を過ごしました。
ただ、今web3起業家で第一線で活躍している人はその時からブロックチェーンの可能性を信じてコミットし続けた人たちです。おそらく、このNFTブームの終焉で多くの人がNFTから離れるし、失敗するプロジェクトも多数出ると思います。ただ、NFTの未来を信じ、コツコツとコミットし続けた人たちが、数年後のNFTが社会実装されるタイミングのトップランカーになってるはずです。
そういった意味で、投機性を排除し、純粋にNFTを一緒に勉強していこうよというコンセプトのNFTやDAOはすごくマッチしているなと感じました。
僕も心臓買って参加してみます。
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おわり。
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こんにちは!
三井さんの記事、益々楽しんでます。。
ありがとうございます。。