おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日はこのニュースレターの運営方針に関する重要なお知らせです。ぜひ最後までご覧ください!
間も無く運営開始から3年
いつもは変更点に関して、結論から書きますが、今回は前置きから書いてみます。
この「web3 Research JAPAN」というニュースレターを書き始めてから間も無く3年となります。一番最初の記事は2022年6月24日に上がっており、そこから現在までに1379本の記事を書いてきました。1日1本以上ですね。
ニュースレターは当初、自分自身の勉強の備忘録的な位置付けで始めました。
web3でプロダクトを作りたいと思っていましたが、本気で勉強しないと検討さえできないと思ったので、その学習記録のために記事にして発信し始めました。
それが思ったよりも反響があり、自分自身も楽しかったので、web3リサーチャーとして活動し始めることにしました。
そこからコツコツと更新し続け、今に至ります。その過程で色々な人に認知いただき、ニュースレターの購読者数の増加、法人からの依頼やイベントの登壇等、活動の幅が広がりました。
ただ、コツコツ更新し続けていることに変わりはないのですが、その間もコンテンツの内容、配信頻度、有料購読の導入や価格変更など、常に試行錯誤してきました。
この試行錯誤の軸にはどうすればより多くの人に届き、意義あるコンテンツとして認知されるのかという軸がありました。また当然、有料購読も展開しているのでどうしたら収益化できるのかも考えていました。
そんな試行錯誤の延長で、今回もかなり大きく運営方針に変化を加えたいなと思っています。(変更の過程で購読いただいている方にご迷惑をおかけしていたらすみません。)
変更点
結論、有料記事と無料記事の比率を大きく変えようと思っています。
現状、毎朝6時にプロジェクトや市場の解説レポートを更新しており、夕方18時(土日は昼12時)にニュース解説や土日はweb3基礎レポートを更新しています。
毎朝6時の記事は基本的に全て有料で出しており、週1本と夕方のニュースだけは無料で公開していました。
これを有料記事を週1~2本程度にして、残りの記事は無料記事として公開していこうと考えています。有料記事は単純なプロジェクト解説よりもう少し踏み込んだ考察要素を持った内容にして、プロジェクト解説などは無料記事として公開していく予定です。
これらの記事を楽しみに有料購読者として登録いただいていた方も多いかと思います。そういう方には申し訳ないです。どのタイミングでも解約可能なので、解約いただいて構いません。
正直、無料購読者の数も有料購読者の方の数も増えていましたし、現状に何か大きな課題が発生して変更に至ったわけではありません。
上にも書いた通り、常に「どうすればより多くの人に届き、意義あるコンテンツとして認知されるのか」をずっと考えており、もっと多くの人に読まれるニュースレターにしたいと思い、変更を決断しました。
また、今回の方針変更の背景には、AIによってリサーチが簡単になった時代では単純なプロジェクト解説だけでは今後そこまで価値がなくなっていくと感じていたこともあります。
正確には、リサーチするプロジェクトのピックアップやそれをアウトプットにしてまとめるセンスに関しては人間が必要だと思っているので、短期的にはまだまだ価値があると思っています。
ただ、中長期的に見た時に最も価値があり代替されづらいコンテンツだけを有料コンテンツにすることが結果的にニュースレターの価値も上げていくのではないかと思いました。
なので、単純にコンテンツ自体の頻度は減るかもしれませんが、これまでよりも深い考察やレポート記事を書いていく予定です。リサーチを軸にすることは変わりありませんが、もう少し自身の考えも膨らませて書いていきます。
web3を全ての人へ
今回のニュースレターの変更の他にも、色々な取り組みも始めていきます。
まず、4月にテスト回を実施して好評だった「オフライン勉強会」は6月から定期開催していきます。
これは本当にやって良かったと思いましたし、フラッと集まり基本的な知識を勉強でき、交流もできるという場所の重要性も再認識しました。何より、僕自身がやっていて楽しかったです。
6月以降は毎月開催予定です。近日中にイベントページ公開しますので、Xをご確認ください。
また、過去にも行っていたウェビナーコンテンツやゲストをお呼びしてのライブビデオポッドキャスト的なコンテンツも定期的に開催する予定です。こちらもXで更新していきます。
これらの記事だけでなく、しっかり資料を作って勉強会系のコンテンツをやっていこうと思ったのは、まず好評いただけていることが1点と、僕自身はweb3に本当に大きな可能性を感じているので、できるだけ多くの事業者が参加し、できるだけ多くのユースケースが生まれてほしいと思っているからです。
AIの台頭によって、web3から離れる人も増えました。
ただ、僕自身は悩む隙もなくずっとweb3の可能性を感じています。ニュースレターもエアドロ情報や投機的な情報を更新するのではなく、あらゆるユースケースを毎日紹介しています。
そのスタンス自体は今後も変わらず、記事がメインとなりますが、オンラインでもオフラインでも資料を作って動画形式のコンテンツも作っていこうと思います。
自分がどこまでの影響力を発揮できるのかわかりませんが、最近はこのweb3 Researchという活動のミッションも定まってきました。
「web3を全ての人へ(web3 for everyone)」
正確に言語化定まったらHP等にも掲げていく予定ですが、自分がこれだけ可能性を感じているweb3という領域が広がっていくための一助になれればと思っています。
ただ、これは誰のためかといえば、一番大きいのは自分のためです。web3が面白いので、想像し得ないユースケースができたら面白いと思っていますし、何より時間はかかるかもしれませんが、パラダイムシフトを起こす技術だと信じています。
そのために、今すぐ儲かる情報というよりは、あらゆるユースケースや可能性を学習し、議論し、交流できるようなコンテンツを今後も作っていきます。
最後に1つ。
上記ミッションを実現するためにもコンテンツ発信だけでなく、プロジェクト構築も進めていくことにしました。自分1人だけでは大きなことができないので、まずは本気でグローバルを狙うプロジェクトのチームに立ち上げ期から一緒に走ることをしています。
例えば、立ち上げ期からずっと支援しているMIRAIというプロジェクトが先日トークン発行しました。
日本人向けにトークンの販売や勧誘はできないので、ニュースレターでもXでもほとんど告知していませんでした。ただ、海外向けに実施していたプレセールでは36時間で76,831SOLが集まり、AIエージェントでは過去最大級の規模となりました。(トークン発行主体はパートナーの海外法人が行っています)
上でも書いた通り、日本人向けにはできないことが多いので今後も発信は英語になり、ニュースレターでもそこまで触れないと思います。ただ、気になる方はぜひXフォローしてみてください。
こんな感じで日本企業で本気でグローバル向けに勝負したい企業の方を募集しています。スタートアップスタジオ的な感じで、立ち上げからコミットします。(ので、あまり多くは受けられないですが、気になる方はぜひ一度お話させてください。)
そんな感じです。
改めてもう少し綺麗に整理してPRもしていく予定ですが、僕自身はリサーチャーとして自身の運営するニュースレター自体をグローバルに展開する、日本でもより多くのユースケースが生まれるきっかけになるコンテンツクリエイターになることがまず目標の1つです。
そして、普段のリサーチから考えていることを具体的に形にするために色々な企業さんと一緒にスタートアップスタジオ的な形で立ち上げからコミットして自身でもユースケースを作っていこうと思います。
この辺りの想いや背景はまた今週土曜に更新されるポッドキャストでも話します。
以上、今後のコンテンツ配信に関しての大きなお知らせでした。
3年間で過去も何度も配信頻度や内容を変えてきているので、その度にご迷惑をおかけしている方もいるかもしれません、すみません。ただ、今後もより良いものにするために試行錯誤し続けていきますので、よければ購読し続けてくれると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
免責事項:リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。また、記事中にDapps、NFT、トークンを紹介することがありますが、勧誘目的は一切ありません。全て自己責任で購入、ご利用ください。
About us:🇯🇵🇺🇸🇰🇷🇨🇳🇪🇸の5ヶ国語で展開されるweb3ニュースレターの日本語版。「1日5分でweb3をより深く学ぶ」をコンセプトに、web3の注目トレンドやプロジェクトの解説、最新ニュース紹介などのリサーチ記事を毎日配信しています。
Author:mitsui @web3リサーチャー
「web3 Research」を運営し、web3リサーチャーとして活動。
Contact:法人向けのリサーチコンテンツの納品や共同制作、リサーチ力を武器にしたweb3コンサルティングや研修なども受付中です。詳しくは以下の窓口よりお気軽にお問い合わせください。(📩 X / HP)
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