おはようございます。
web3researcherの三井です。
平日は毎朝リサーチ記事を書いてますが、毎週金曜日はそこからの学びを記事にしています。
アドレス登録で、web3に関するリサーチが平日毎朝届きます。登録無料。
今週のリサーチ
■【Platinum Primates】SaaS販売もNFTで!?ツール利用のアクセスキーとなるNFTプロジェクト
■【R Planet】NPOの次なる形!?NFTコミュニティーで持続的な社会課題の解決を目指す
今週は少し体調不良があって、リサーチを2日しかできませんでした、、。すみません。もう復活したので来週以降は毎日やっていきます!
2つですが、どちらも面白いプロジェクトでしたので、まだ読んでいない方はぜひ!
実利を伴うNFTプロジェクトが増えている
ここ最近リサーチをしていて感じることは単なるNFTアートだけのプロジェクトが減って、サービスにNFTを絡めている事例が増えています。
もちろんまだまだジェネラティブアート×NFTの事例は存在するし、世界トレンドランキングに入るほどのプロジェクトも多数存在します。ただ、ちょっと前はそれ系のプロジェクトしかなかったのが、最近は少し変化しています。
SaaSの利用権としてNFTを販売したり、NFTを買えば実際の商品が届くようになったり、ゲームがプレイできるようになったり、、そんなプロジェクトが増えています。
これはNFTで販売してるけど、実際のECサイトで販売しているのと価値的には変わりません。通常ECサイトで4,000円で販売している商品をOpenSeaで0.02Eth(約4,000円)で販売しても、払う値段はほぼ一緒ですよね。実際の商品が利用できるので、NFTの価値が大きく変動せずに安定します。
NFTで販売することで、転売しやすさであったり、グローバルからシームレスに購入できたり、購入の証明が残るといったメリットがあります。(慣れていない人は買いづらいデメリットもありますが)
そういう意味では、おそらく今後は普通に企業のECサイト的なノリで、決済がNFTになって商品を購入していく事や、SaaSの利用にはNFTのパス購入が必要になるという事例が増えていくと予想されます。
最近話題となった「NFTは紙である」論争もありますが、正直NFTの可能性ってまだまだこんなもんじゃないと僕は思ってます。NFTという単語自体が残り続けるかはわかりませんが、ほぼ全ての決済や販売がNFTに置き換わる可能性すらあると思ってます。
転売容易性、相互運用性(別PFでも利用できる)、プログラムを事前に設定できる(転売フィー、リビール、ダイナミックNFTなど)、購入証明やトランザクションが残り続ける、etc…
普通に決済手段としてかなり便利なんですよね。販売側も提供できるユーザー体験の幅が大きく広がるので嬉しい。
その世界になると、全ての決済履歴はウォレットに残るので、ウォレットの中身でレコメンドされる”トークングラフマーケティング”がマーケティングのスタンダートとなり、NFT販売のECサイトもウォレットをコネクトした瞬間にレコメンドが開始されるようになっていくのだと思います。
ワクワクしますね。僕自身も、その世界になったときに必須で使われるプロダクトが作れるように、今から頑張っていきます!
以上、記事が面白いなと思った方はぜひ「アドレス登録」と「SNSでシェア」をしていただけると嬉しいです。引き続きweb3をリサーチしていきます。
おわり。
アドレス登録で、web3に関するリサーチが平日毎朝届きます。登録無料。
🔗Profile Link
mitsui@web3
・Twitter:https://twitter.com/koheimitsui_