おはようございます。
web3researcherの三井です。
平日毎朝web3に関連したプロジェクトのリサーチを行なっていますが、金曜日はそこからの学びや考察を記事にしています。
«目次»
1、今週のリサーチ
2、NFTネイティブなクリエイティブの時代だ
3、重要なのはタイミングとターゲット
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今週のリサーチ
今週はアーティストやクリエイター×NFTの事例を中心にリサーチしました。
■【omgkirby x CT】web3アーティストの最先端を走るプロジェクト
■【YOLO HOLIDAY】日本人がファウンダーの女性アーティスト支援を行うアートNFT
■【Kitaro World Official】NFTホルダーにライセンスフィーを渡す!?新しい組織の形になるかも知れないNFTプロジェクト。
■【Otaku Culture Studio】Netflixで全世界へ公開されているアニメ映画のキャラクターがNFTで買える!?
全て面白いプロジェクトだったので、まだお読みでない方はぜひ読んでみてください!
NFTネイティブなクリエイティブの時代だ
web3によってあらゆる業種の当たり前が変革されつつありますが、クリエイターやアーティストにもその波は押し寄せています。
TikTokが流行ったことで、TikTokからヒット曲が生まれてますよね。そこでヒットするようにTikTokネイティブで曲作り始めたり、サブスクネイティブで曲作りって普通ですよね。
その時代が既に始まりかけています。まだまだweb3は黎明期なので、スタンダートになるのは5年後とかだと思いますが、ここからYouTubeやTikTok、テレビにも進出する圧倒的なスターが生まれたら、時代は一気に変革していきます。
非常に楽しみな時代に生まれて、この今の段階でweb3に興味を持つことがよかったなと思っています。まだまだ参入の余地がありまくりですから。
重要なのはタイミングとターゲット
ただ、web3プロジェクトはとにかく早く始めればいい!ってわけではありません。なぜなら、市場の理解が追いついていないからです。プラス、まだ技術的にも未成熟な部分が多い。
例えば、大人気アーティストのあいみょんがNFT販売を始めても、熱狂的なあいみょんファンが買うとは限りません。むしろ、NFT界隈の人が買う割合の方が多いでしょう。なぜなら、マスの人たちはNFTについての理解が追いついていないからです。スマホ持ってないのにスマホアプリでファンクラブ始めちゃうみたいな感じ。
そういう面で、始めるタイミングによって、そもそも購入できる層が限られているのがweb3(NFT)プロジェクトの注意しなければいけない所です。
今始めるならまず間違いなくイノベーターと少しアーリーアダプター向けになりますし、その人たちは純粋に”好き”というよりも投機性が優っているので、NFTホルダーのコミュニティーの文化がファンクラブのようにはなり得ません。そうなると長期的にはNFTコミュニティーに助けられることが少なくなります。
なので、まずNFTを活用して何をしたいのか、誰に買ってもらいたいのか、ここをきっちりと決めた後、その人たちに買ってもらうにはどのタイミングで始めるべきかを模索する必要があります。
正直、最初のホルダーコミュニティーの文化を後から変えることは不可能ではないですが、難しいし手間です。なので、初手の踏み出し方や設計はとても大切です。
そう考えると、今は知識の収集や他のNFTプロジェクトに参戦して学びつつ、自分達のタイミングを待つことが賢い手かもしれません。僕も引き続き頑張ります!
以上、記事が面白いなと思った方はぜひ「アドレス登録」と「SNSでシェア」をしていただけると嬉しいです。引き続きweb3をリサーチしていきます。
おわり。
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