クイズで仮想通貨が貯まるアプリ / 秋元康プロデュースのアイドルがIEO / LINEの次世代パブリックチェーン etc...【今週のweb3リサーチ事例まとめ(3/27~4/2)】
1週間分の事例がざっくり理解できるまとめ記事です!
おはようございます。
web3リサーチャーの三井です。
毎週日曜日はリサーチの事例をまとめた記事を書いています。元々は有料マガジンで書いていましたが、色々と考えることがあり、事例まとめに関しては無料マガジンにて更新していこうと思います!(有料マガジンはまた別記事を更新します!)
事例まとめは、僕がSubstackとTwitterで発信している内容を中心に、1週間の中でリサーチした事例、気になった事例をまとめて解説する記事です。忙しい方へ向けてざっくりと理解できるようにしているのでぜひご覧ください!
今週のリサーチ事例
«リサーチ記事»
【Stride】Cosmos初のリキッドステーキングプロトコル
【QAQA】クイズで仮想通貨が貯まる!?原資が担保されるトークンエコノミクスが設計されたGameFi?
【Nippon Idol Token】総合P秋元康 / ブロックチェーンとメタバースを活用した新しいアイドルプロジェクトがスタート!!
【Finschia】LINEの第3世代ブロックチェーン / 2023年がC向けweb3サービス元年となる!LINEが描くweb3戦略とは?
【Mobile SDK】thirdwebがweb3を活用したモバイルアプリを作れる開発キットをリリース!!
【SBTZ(エスビーティーズ)】貢献証明としての"SBT"の発行・配布・管理プラットフォームのα版がリリース!
Substackが株式投資型クラウドファンディングを実施!
QRコードと顔認証で、本当に現地を訪れたファンにだけ"来場証明NFTチケット"を発行!!
日本初のNFTのセレクトショップが開設!?
西尾維新のNFTがスタート!
«ブログ、考察記事»
誰向けにNFT(DAO)をやるべきなのか?
「ふるさと納税NFT」を捉え直す
最後に、今週の一言、、!
【Stride】Cosmos初のリキッドステーキングプロトコル
Cosmosエコシステム上で稼働するリキッドステーキングプロトコル
リキッドステーキングとは、ステーキングしたトークンと1対1でステーキング証明トークンを発行することで、トークンを預け入れることでステーキング報酬を獲得しつつ、”ステーキング証明トークン”が発行され、そのトークンを譲渡や売買、DeFiの運用に使うことができる仕組み
セキュリティとUXに力を入れている
【QAQA】クイズで仮想通貨が貯まる!?原資が担保されるトークンエコノミクスが設計されたGameFi?
クイズの出題や回答で仮想通貨が貯まるアプリケーション
クイズの回答で蓄積された顧客情報をもとにターゲティング広告を出稿し、その資金を原資にトークン価格の安定を図る
2023年6月にリリース予定
【Nippon Idol Token】総合P秋元康 / ブロックチェーンとメタバースを活用した新しいアイドルプロジェクトがスタート!!
現実とメタバースの両方でアイドル活動を実施する
秋元康が総合プロデューサーに就任するなど、強力なチーム体制
トークンをIEO中で、ファンと共に作り上げることを目標にしている
【Finschia】LINEの第3世代ブロックチェーン / 2023年がC向けweb3サービス元年となる!LINEが描くweb3戦略とは?
LINEが開発する第3世代チェーン。パブリックチェーンとしてC向けサービスで使われるNo.1チェーンを目指している。
独自のコンセンサスアルゴリズムを開発し、スケーラブルなチェーンを実現
LINEが運営するDOSIというNFTマーケットプレイスは5ヶ月でアジアNo.1となり、すでに400万ウォレット数を誇る
【Mobile SDK】thirdwebがweb3を活用したモバイルアプリを作れる開発キットをリリース!!
ミントサイト、NFTマーケットプレイスなど、web3を活用した開発キットを多数提供しているthirdwebの新たな開発キットがリリース
Mobile SDKはスマホアプリでweb3を活用できる機能が100以上も存在
今後の機能は随時追加予定、簡単にweb3スマホアプリが作れるようになる
【SBTZ(エスビーティーズ)】貢献証明としての"SBT"の発行・配布・管理プラットフォームのα版がリリース!
SBTZはコミュニティ内における個人の活動や貢献をSBTとして可視化するソリューション
業務貢献、イベント参加、拡散協力、などなど、多様な活動履歴をSBTとして残すことが可能。
現在はα版で、無料利用可能。チェーンはPolygonを採用。
Substackが株式投資型クラウドファンディングを実施!
このマガジンの運営PFであるSubstackが株式投資型クラウドファンディングを実施
「Own a piece of Substack(Substackの一部を所有しませんか)」と題し、ライターに株式の一部を保有してもらう取り組み
技術はWeb2ですが、web3的なムーブメントだと話題に
QRコードと顔認証で、本当に現地を訪れたファンにだけ"来場証明NFTチケット"を発行!!
生体認証技術「BioQR」は、事前に来場者登録を行ったチケットを持参し、入場時に本人認証(顔とQR)を行うことで来場証明NFTを取得できるシステム
取得した"来場証明付きNFTチケット"はデジタルアルバムに保存
スポーツクラブやライブ会場で実証実験が進む
日本初のNFTのセレクトショップが開設!?
NFTギャラリー&コミュニティスペース「EDGEoff 代官山」にて、2023年3月28日よりNFTのセレクトショップがスタート
「NFTag」と言うNFCを利用した即時発行のデジタルウォレットによってNFTの法定通貨販売と受け渡しが可能
「NFTag」とのコラボを記念し、世界的なコンセプチュアル・アーティストで、クリプトアートのパイオニアであるKevin Aboschとコラボし、彼の最新コレクションである「OPEN EDITION」モデルのカード型ウォレッ卜が限定数8枚で販売
西尾維新のNFTがスタート!
西尾維新の大人気シリーズ物語シリーズのNFTが楽天NFTでスタート
位置情報アプリと連携し、日本各地の指定スポットを訪れた人がNFTを入手可能
先着120,000名向けのキャンペーン
誰向けにNFT(DAO)をやるべきなのか?
NFTやDAOプロジェクトを始める際、ターゲット選定は大切
web3を知らない人たとをターゲットに含めた方が現時点でのボリュームは大きいが、そこは難しいと考えている
そもそも価値を知らない人にNFTを売ることは非常に大変で、売れたとしてもその後のコミュニティの熱狂を作り出すことができない
加えて、ニッチを独占しておけばweb3業界の拡大につれて勝手に成長していく
現時点ではweb3業界の人向けのプロジェクトの方が良いのではないかと思っている
「ふるさと納税NFT」を捉え直す
これからの地方創生のあり方は定住人口ではなく関係人口を増やすようになる
関係人口を増やすために、一過性の関係ではないNFTのあり方は理想
その中でもふるさと納税NFTは購入者が納税する分をNFTにできるので、購入者にとってもお得
全ての地方自治体がふるさと納税NFTを出すような時代になるかもしれない
以上、12個(10事例 + 2ブログ)について簡単に解説させていただきました!
この事例集は旬な時事だけでなく、過去の事例を調査したものも入っていますが、いろんな事例を勉強する参考にしていただけると幸いです。
また、今週遂に購読者数が1,000名を突破しました!!
いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。引き続きリサーチ記事を更新していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。
そして、有料マガジンでも「より深い学びや気づき」が提供できるようなコンテンツを提供していきますので、ぜひご覧いただければ嬉しいです!!7日間無料で閲覧できます!
以上、今週のリサーチ事例でした。
来週も宜しくお願い致します。
免責事項:リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。また、記事中にDapps、NFT、トークンを紹介することがありますが、勧誘目的は一切ありません。全て自己責任で購入、ご利用ください。
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mitsui @web3リサーチャー
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