おはようございます。
web3リサーチャーの三井です。
普段はプロジェクトや単語についてのリサーチ記事を書いてますが、毎週日曜日は1週間の振り返り記事を書いています。
«目次»
1、今週のリサーチ(1/22~1/28)
2、有料マガジンの12ヶ月無料クーポンを配布中!
3、企業のweb3利用、果たしてどうなる?
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今週のリサーチ(1/22~1/28)
■【(祝)登録者400名突破】web3リサーチの需要は深くて広く、消えない需要なのでは?
■【Sei 】分散型ナスダックを実現!?DeFiに特化した半汎用型L1チェーン
■【ポルシェ911】販売価格0.911Ethは高すぎる!?ミント開始から3時間経つ現時点の売れ行きとコミュニティの声も紹介!
■【sloth】コラボ型きせかえNFT!けんすうさんが仕掛ける次なるNFTコレクション
■【大切なお知らせ】有料マガジンスタート&12ヶ月無料クーポンを"全員"に配布します!【2/3まで】
■【ステルスアドレス】取引の匿名性を実現する技術はマスアダプションを後押しするか?国家からの規制は?
■【ProofX】web3版のロイヤリティプログラムを作る!その特徴と展望をファウンダーへ聞いてみた
そして、web3リサーチャーとして寄稿しているメディアでの記事も紹介します。
HashHub Research
Plus Web3
以上、どれも面白い記事ですので、まだご覧になっていない方はぜひご覧ください!
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また、改めてですが、2/3までは12ヶ月無料クーポンを配布中ですので、ぜひこの機会に受け取っていただけると幸いです。今まで登録いただいた方はもちろん、このタイミングで登録いただく方も対象ですので、お忘れなく!
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企業のweb3利用、果たしてどうなる?
では、ここからは最近感じることを書いてみます。
続々と大企業や大手ブランドのweb3参入が発表されており、その明暗も分かれ始めています。もちろん、短期的な評判で長期的な成功を考えることはできないので、これから次第なところではあります。
ここで、大企業のweb3への参入方法について改めて整理してみます。ざっくりと、2パターンがありそうです。
既存ブランドの顧客層を拡大すべく、web3業界の人へ向けたアプローチ
既存ブランドの顧客に対してのロイヤリティ醸成のためにweb3を活用
web3業界の人向けか、既存顧客向けか、の違いです。厳密に言えば被る箇所もありますが、そこは一旦置いておきます。
今回リサーチしたポルシェは割と1の作戦だったと思います。既存顧客もありつつも、web3層へも顧客拡大を狙った。一方で、スタバのオデッセイは既存顧客に対してのアプローチです。
肌感、大企業のweb3参入は後者の方が多いと思います。やはり既存顧客が存在するので、そこにプラスアルファする形でweb3を活用しようとします。
ただ、「既存顧客がweb3を理解していない」という問題点があります。
なので、「既存顧客にweb3を理解させようとさせずに実は裏側ブロックチェーン使ってますよ!」と言う作戦を取ることがほとんどです。
この作戦は理解できる一方で、裏側の知識を知らずにNFTを貰っても、果たして嬉しいのか?活用できるのか?という疑問を僕は持っています。
ブロックチェーンを活用する大きなメリットの1つに、仕組みを構築できる点が存在します。言い換えれば、ユーザー側の試行錯誤の余地を大きく残す技術とも言えます。今まで管理され制限されていた余白を残すシステムを組んでおくことが可能になりました。
ただ、そこを知らないと今までと同じようにポイントカードの一種としてNFTを認識します。そうなると、ユーザーにとってNFTを貰う意味はあまりありません。
個人的には、プロトコルの周りに開発者が集まり、コミュニティができて、Dappsが構築され、ユーザーも集まり、エコシステムが構築されていく、と言う順番だと思っているので、既存企業の既存顧客に対して、顧客ありきで顧客教育なしの導入は、どこまで意味を持つのかを疑問に思ったりもします。
とはいえ、とりあえず一度導入してみることを否定するわけではなく、誰にとっても使いやすいような取り組みも大事だと思いつつ、それによってweb3の真価が発揮されないままマスへ中途半端に普及してしまいそうだと感じています。
しかし、ここは資本主義の世界なので強者が願った世界が訪れます。僕自身は引き続きリサーチャーとしてウォッチしながら、自分が面白いなと思うweb3の世界が来るようなプロジェクトを積極的に作っていきます!
今週もご覧いただき、ありがとうございます。来週も引き続きリサーチしていきますので、楽しみにお待ちください!
免責事項:リサーチした情報を精査して書いていますが、個人運営&ソースが英語の部分も多いので、意訳したり、一部誤った情報がある場合があります。ご了承ください。また、記事中にDapps、NFT、トークンを紹介することがありますが、勧誘目的は一切ありません。全て自己責任で購入、ご利用ください。
■運営者
mitsui @web3リサーチャー
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