おはようございます。
web3リサーチャーの三井です。
今日はまだ自分の中で定まりきっていない考察を書いてみます。書くことで整理されていく部分もありますので、途中であちこち寄り道して結論もないかもしれませんが、お付き合いいただければと思います。
PFPをとても気に入ってる件
まだお迎えして1ヶ月経ってないくらい?な気がしますが、この子が気に入りまくってます。
↓なんかSubStack上のTwitter表記が変更されていないんですけど、遂に日本でもTwitter Blueが解禁されたことでこの子が六角形になりました。
僕は現実世界での物欲が全くなくて、それどころかミニマリストな性格なのでむしろモノを買いたくないまであります。加えて、誰かを”推した”経験もなく、グッズを買ったこともありません。
正直、どういう気持ちで推したり、グッズを購入するのか理解できなかったのですが、NFTの世界でそれが少し理解できつつあります。この子のぬいぐるみがあったらミニマリストなのに買っちゃいますね。
ちなみに購入した理由は「クリエイティブが可愛かったから」です。Nouns元々好きだったのと、実はオフラインに生存する僕は金髪なので黄色のPFPにしたいなと思って探していたところ、モフモフで黄色でNounsをインスパイアした作品があってドンピシャでした。
↓他にも仲間たちがたくさんいるのでご興味ある方はぜひ見てみてください!
※あ、くれぐれもですがこの記事はNFTオーナーさんからお願いされた記事では一切ありません。僕が勝手に書いてるだけです。可愛いのでおすすめです!とは個人的に思っていますが、購入する方は自己責任でちゃんと調べてみてください。
NFT、DAOにおける”貢献”とは?
少し話は変わります。そして、ここから語弊を生む表現があるかもしれませんが、大前提として僕はweb3に関わる人が好きで、いろんな形があっても良いと思っているので批判する気持ちはありません。
僕は以前から疑問に思っていることがあります。
それはweb3の世界でよく使われる「貢献」という言葉とその実態についてです。
web3は貢献が可視化されて、貢献してくれた人に対して後々リターンが返ってくる技術(文化)だと言われています。それ自体は大賛成です。
ただ「貢献」ってなんだっけ?と思うわけです。そして、本当に今まで無償で貢献していたファンは金銭的なリターンが欲しいんだっけ?そのために応援してたんだっけ?とも思います。
例えば、僕はジャルジャルというお笑い芸人が好きでずっと前から見ているのですが、前から応援してるけどお金が返ってきてない!ジャルジャルだけ有名になって不公平だ!と思ったことはありません。今の位置はジャルジャルの努力によって得たもので僕は一ファンとしてその活躍が嬉しいです。
それとこれとは話が違うと言われるかもしれませんが、僕は本質に流れるものは同じだと思っています。
僕が考える”貢献”は、もっと言えば”ファンの貢献”は、「見返りを求めてやっているのではなく、自分の時間を差し置いてでもその人のために時間を使う行為」です。
いや、「その人のために時間を使うことが自分にとっても幸福であり楽しいので既に見返りは貰ってる」んですよね。
そう考えると、今のweb3のプロジェクトは「貢献(行動)に対してのリターンを見せて、特定の貢献(行動)をさせている」ように見えます。
つまり「未来の見返り→貢献→(成功)→見返り」の順ですが、本来の”貢献”でありweb3の思想に流れる初期から応援してくれてた人への見返りは「貢献→(成功)→見返り」のはずです。
とはいえ、それが悪いかと言われれば、正直わかりません。誰かが悪いことをしてるわけじゃないし、NFTプロジェクトも盛り上がり、全員にリターンが帰ってくればそれはそれでハッピーです。また、最初は愛着がなかったけど見返り目的で行動していたら愛着が湧いてくることだってあります。あくまで最初のきっかけとしてリターンを見せているだけかもしれません。
この辺りは難しい議論ですね。僕は多様なあり方があっていい派なのでどちらもweb3で良いとは思ってます。
ただ、自分の体験の中で良い感じの意見を持ったので最後にそれを書いてみます。
NFTオーナーとホルダーの関係
ここまで、
僕がPFPを気に入ってる話
web3の貢献は今までの貢献の構造と少し違う話
を書きました。
そして、ここから僕が実際に体験した話から、NFTオーナーとホルダーの関係性を考えてみます。
僕、この子を気に入りすぎて「どうしたらこの子を有名にできるんだろうか。グッズ展開でもしようかな」と勝手に考えていました。
きっかけは”グッズが出たら買うのになー”と思っていた時に、「あれ、このNFTは商用利用権付与されているから自分で作ればいいのか!」と閃いた時です。
そこから、”NFTホルダーに権利が与えられているんだから、自分の活動に紐づけて有名にしていくことができるんだ”と感じ、改めてNFTの凄さに感動しました。だって、ポケモンのグッズ買ってすごい気に入っても、自分で勝手にグッズ作ったりできないじゃないですか。それができるのがNFTの凄さですよね。
ここで、”やっぱりNFTは推し活に革命を起こす”と確信しました。
推し活できる幅が半端ないからです。
とりあえず僕は自分自身がTwitterで有名になるのはもちろんのこと、現在作成中のリサーチャーとしてのHPにもこの子を出現させてます。あとは自分が出るイベントや手掛けるプロジェクトのバナーにもとりあえず出現させていこうと思ってます。その後にLINEスタンプとかグッズとかかな。
あ、もちろんプロジェクトのDiscordには入ってますし、権利関係やプロジェクトの思想やブランディングはオーナーさんの発信を確認しながら進めようと思ってます。
そんなことを考えていると、僕はNFTにおける”貢献”はこういう形が健全なのかもしれないと思うようになりました。
上で紹介した貢献の順番に、感情を入れるとこうなります。
web3:未来の見返り→貢献→(好きになるかも)→(成功)→見返り
通常:好き→貢献→見返りあるかも?(なくても別にいい、それのためにやってないから)
つまり、好きが最初にあるのが本来の貢献です。自分のためを考えずに相手のためだけを考えて行動しているんです。
僕はお気に入りのNFTをゲットできたことで、
こいつ可愛いな!→人気にしてみたいな!→(有名になれば)→結果的にNFT価格上がる、グッズも売れる
というループになり、好意や貢献が先で見返りが結果になります。僕は見返りは目的ではなく結果であるべきだと思っています。有名になって価格が上がったとしても売る気ないですし。
なんとなく、NFTオーナーとホルダーの関係はそんな感じが良いのかなと最近は思っています。
オーナーさんは生み出した人なのでその思想や発信、プロジェクト自体の活動はチェックして当然応援しつつ、ホルダーの自分は我がNFTの推し活をする。そんなホルダーが集まれば結果的にプロジェクト自体も成長するし、自分にも結果的にリターンがある。
そんな事を考えていた今日この頃でした!
とはいえ、正解があるわけではないので自分なりの意見を持ちつつ、色々と試行錯誤していこうと思います!
以上、記事が面白いなと思った方はぜひいいねやRT等していただけると嬉しいです!
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■運営者
mitsui @web3リサーチャー
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