【BALD】400万%急騰から90%の価格下落の裏側 / BALDの概要と価格乱高下の理由を解説 / 裏にはFTX創業者の影が、、?
「BALD」は、コインベースがローンチしたL2チェーン”Base”上に誕生したミームコインです。ローンチ後すぐに話題となり、最大400万%価格上昇し、その後95%以上も価格が暴落しました。
おはようございます。
web3リサーチャーのmitsuiです。
今日は「BALD」についてリサーチしました。
«目次»
1、BALD とは?
- Baseとは?
- BALD急騰の理由
- BALD暴落の理由
- 裏にはFTX創業者がいる?
- まとめ
2、ミームが盛り上がりを見せる
BALD とは?
「BALD」は、コインベースがローンチしたL2チェーン”Base”上に誕生したミームコインです。ローンチ後すぐに話題となり、最大400万%価格上昇し、その後95%以上も価格が暴落しました。
価格暴落の理由は開発者が資金を抜いたからだと言われており、その裏側にはFTX創業者サム・バンクトマン・フリークがいるのではないかという噂もたち、混沌としています。ここ数日のニュースに連日登場する「BALD」の概要と経緯を解説します!
※情報は2023年8月3日執筆時の情報であり、Twitterでの発信やニュース記事を参考にした内容です。
■Base とは?
まずはBaseチェーンから簡単に解説します。
「Base」はアメリカナスダックに上場している世界的な暗号資産企業のコインベースが開発したイーサリアムのL2チェーンです。web3を10億人に届けることを掲げ開発されました。
基盤には同じくイーサリアムのL2チェーンであるOptimismが提供する「OP Stack」を採用しています。Optimismとはがっつりタッグを組んでおり、Optimismが提唱するSuperchain構想にも参加しています。
↓こちら寄稿記事にはなりますが、この辺りを詳しく書いた記事です。
Baseは2023年2月23日に構想が発表され、7月初めに開発者向けに公開されました。メインネットの公開は8月中旬から後半が予定されているため、一般ユーザーはまだ利用できない段階です。
そんなBaseネットワークが7月29日より突如盛り上がり始めました。桁違いの資金がBase上にブリッジされ、取扱高が急増しました。たった数日で約6800万ドル(約95億2000万円)相当のイーサリアム(ETH)の流入があり、取引高で2億ドル(約280億円)以上に上り、Arbitrumなどの人気ネットワークを上回るトランザクションが発生しました。
この中心にあったのがBALDです。(他にもいくつかのミームトークンが誕生しましたが、この記事では一番影響力のあったBALDを解説します)
■BALD急騰の理由
BALDはBase上に誕生したミームコインです。匿名の開発者「Bald」によって開発されました。BALDは禿げ頭という意味を持ち、コインベースCEOの頭をイジっているのではないかと言われています。
BALDはBase上でほぼ唯一稼働している「リートスワップ(LeetSwap)」と呼ばれるDEXでローンチされました。そして、最初のきっかけはクリプト系のインフルエンサーであるcheatcoiner.eth氏の”総供給量の2%を保有したことを報告した”ツイートです。
Keep reading with a 7-day free trial
Subscribe to web3 Research JAPAN to keep reading this post and get 7 days of free access to the full post archives.