おはようございます。
web3researcherの三井です。
今日はGame×NFTを掛け合わせたGameFiプロジェクト「Anomura」についてリサーチしました。
Anomuraとは?
「Anomura」はレトロな雰囲気の戦略RPGゲームです。ゲームをプレイする中でNFTをゲットできたり、マーケットプレイスで購入したNFTをゲームアイテムとして活用することもできます。
開発中の画面を見る限り、タクティクス系のゲームっぽい感じですね。
プロジェクト自体の概要が理解できるよう、その特徴を紹介していきます。
■ミッション
「web2 と web3 のテクノロジーを融合させた最高に楽しく戦略的なゲームを構築すること」そして「ゲーム内のソーシャルインパクトの取り組みを通じて、ビデオゲームやWeb3業界を変革していくこと」がミッションに掲げられています。
このAnomuraは創業チーム全員がゲーマーで、ゲームを心から愛しています。なので、ブロックチェーンを活用するけど、心の底から面白いゲームを作ろうぜ!という気持ちがそこら中に溢れています。
■社会貢献(Play to Donate:P2D)
ミッションにあった”ソーシャルインパクトの取り組みを通して”を体現する取り組みが数多く存在しています。
まず、ブロックチェーン(NFT含む)の活用に対して、環境負荷があまりないような技術の選定や協力企業との提携をしています。さらに、ゲーム中で手に入れたNFTを売却して自分の利益にするか、環境問題に寄付するかを選択することができます。
これをゲームしながら寄付をする「Play to Donate(P2D)」と名付け、新しいゲームの形として提唱しています。海の中が舞台のゲームなので、主に海洋汚染や海の生き物の保全に寄付金は使われるようです。
■ゲームで稼ぐ(Play & Earn:P&E)
ここが最も大きな特徴の一つです。ゲームしながら稼ぐ「Play & Earn(P&E)」を掲げています。
ポイントは「Play to Earn(P2E)」ではなく、「Play & Earn(P&E)」と定義しているところです。実際にAnomuraではP2Eを否定するブログを出しており、なぜ自分たちがP&Eなのかを説明しています。
https://medium.com/@anomura/3-reasons-why-play-to-earn-games-need-to-change-a0436aacb7c7
詳しくは上記のブログに書かれていますが、全て英語なので、かいつまんで解説します。
○P2Eを否定する3つの理由
ゲームをプレイするために高いNFTを購入しなければいけない。
あまり楽しくない。
エンゲージメントを維持してプレイするのが難しい。
つまり、既存のP2Eは”ゲームをするよりも稼ぐことが目的”となってしまっている現状があり、Anomuraではあくまで最高に楽しいゲームを作り上げ、そこを楽しんで貰いたいという気持ちがあるとのことでした。
なので、あくまでメインはゲーム。その中でハマった人はその知識や経験をお金にも還元できる機能もつけますよ、というイメージなので、Play & Earnです。加えて、上記で話した通り、その稼いだ資金は寄付にも回せるので、あくまで金稼ぎではなく、ゲームを楽しむように作られています。
■全ての人が遊べる
NFTは存在しますが、NFTを買わなければプレイできないわけではありません。無料でどんな人もプレイできるゲームの開発をしています。
現在も簡単なゲームはプレイできますが、2022年の第4Qではベータ版のリリース予定です。
リリースを待ちたいと思います!
今日もツボです!遊んだことで、地球にも自分にもプラスとは。ブロックチェーン、恐るべし、です。。