【Americana】物理的な商品の所有権をNFT化して売買できる次世代の金庫(倉庫)サービス / 意味のある商品をNFTに紐づける時代がきた
「Americana」は物理的商品を専用金庫(倉庫)に保管し、その所有権をNFTとして売買できるプラットフォームです。
おはようございます。
web3リサーチャーの三井です。
今日は「Americana」についてリサーチしました。
«目次»
1、Americana とは?
- 出品の仕組み
- ブロックチェーン概要
- 運営チーム
- 展望
2、意味のある商品をNFTに紐づける時代がきた
Americana とは?
「Americana」は物理的商品を専用金庫(倉庫)に保管し、その所有権をNFTとして売買できるプラットフォームです。限定スニーカー、絵画、美術品など、フィジカルな商品があり、且つ高額な商品をメインターゲットとしており、その所有権の売買をNFT化することで物理的な商品に流動性を提供します。
■出品の仕組み
事業者やクリエイターがAmericanaの金庫(倉庫)に商品を預け入れる
商品の鑑定は専門家を通して行われ、その認証情報がチェーンに刻まれる
Americana専用のカメラを通して3D画像を生成する
マーケットプレイスに並び、売買が可能になる
こちらが一般的な出品フローとなります。その後、ユーザーがNFTで所有権を購入します。購入後に物理的な商品が手元に欲しい場合は償還するとNFTがバーンされ、商品が手元に配送されます。償還期限は12ヶ月間用意されており、その期間中に償還でき、また要らなくなった場合は二次流通で売却することも可能です。
倉庫は美術品等が傷まないように適切な温度や湿度管理がなされ、専門のセキュリティ会社と共に24時間365日監視されています。
■ブロックチェーン概要
採用しているチェーンはイーサリアムで、主に3点でブロックチェーンを利用しています。
商品の所有権をNFTで売買
本物かどうかの認証情報をチェーンに記載
NFTAというNFCタグを取り付け、所有権の履歴や追跡状況を把握
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