【AMATO】「日本が世界を一つに」を掲げる、"サムライ"NFTコレクション
「AMATO」とは、「挑戦するサムライ」をコンセプトに日本文化を世界に発信していく”日本NFT美術館公式プロジェクト”第一弾のジェネラティブコレクションです。
おはようございます。
web3Researchの三井です。
今日は日本発のジェネラティブNFT「AMATO」についてリサーチしました。
AMATOとは?
「AMATO」とは、「挑戦するサムライ」をコンセプトに日本文化を世界に発信していく”日本NFT美術館公式プロジェクト”第一弾のジェネラティブコレクションです。
9月10日に0.001Ethでプレセールが始まり、合計で5,555体のクリエイティブが販売されました。
日本が世界を一つにをビジョンに掲げているため、コンセプトの侍や色合いも日本を意識しています。そして、日本から世界に通用するweb3プロジェクトを目指して活動しています。

(ファウンダーのゆーださんのツイート)
また、公式の主題歌が発表され、AppleStoreでも公開されるなど、その世界観に対しての作り込みがすごいです。

その他に、9月10日のリリースから短い期間ながら、すでに特定のメタバース空間のアバターとしてAMATOを動かせる機能は実装されています。

では、これ以外の概要についても解説します。
■ユーティリティ
AMATOを購入することで様々な特典が得られます。
○3Dアバターコレクション
○独自開発中のメタバースの土地NFTのWL
■ロードマップ
公式HP上によれば、ロードマップは2024年まで発表されており、それもかなりの精度で書かれています。
以上、AMATOのNFTプロジェクトの概要でした。
日本NFT美術館とは?
AMATOの説明文にて、「”日本NFT美術館公式プロジェクト”第一弾のジェネラティブコレクション」という文言がありましたが、そもそも日本NFT美術館ってなんなの?というところも簡単に解説します。
「日本NFT美術館」とは、日本のNFT作品を世界に届けるために設立された日本発の美術館DAOです。

https://japannftclub.com/#home
■第一回・日本NFT美術館
第一回はDecentralandに1つ目の美術館をオープン。応募ツイートは140万インプレッションを超え、いいね上位70作品を展示しました。
■第二回・日本NFT美術館
第二回はリアルとメタバースの同時開催。リアルでは大阪心斎橋でNFTを展示。メタバースではSpatialに巨大スタジアムを構築し、30いいね以上の作品を全て展示。展示作品数は約1000作品となりました。
このように、日本初のNFT作品を集め、認知のきっかけとなる場所を提供しているプロジェクトです。
プレミアムパスというNFTを発行しており、そのNFTを保有することで様々な特典が得られます。詳しくはHPを参照ください。
https://japannftclub.com/#home
順番としては、この日本NFT美術館ができ、そのDAO発の初めてのNFTコレクションが「AMATO」ということです。
なので、作画を担当した”とことこさん”は日本NFT美術館が開催した公式キャラクターコンテストで上位に輝いたことから、AMATOの作画担当となりました。
コミュニティー構築からのNFT
AMATOは事前に別のプロジェクトでコミュニティーを構築し、そこからNFTプロジェクトをリリースした形となっており、かなり珍しいです。強いて言えば、Moonbirdsというプロジェクトが、リサーチコミュニティーを構築した後にNFTをリリースしていたので、近いのかもしれません。
個人的に、このコミュニティー構築からのNFT発行は戦略としてかなり参考になる部分が多いと感じています。
正直、ジェネラティブNFTをいきなり出して完売させられるのは、元々の影響力がないとかなりしんどいです。そして、リリース直後に盛り上がりがないとその後から巻き返すことは難しいです。
だからこそ、初速が大切です。その初速をつけるために最も確実な方法が事前のコミュニティー作りだと思っています。
考えてみれば、最近話題となったけんすうさんのmarimo NFTや、キングコング西野さんのプペルNFTも、そもそもオンラインサロンなどのコミュニティーがあった上でのNFTなので初速がえげつないことになりました。
あそこまでの有名人でさえ、結果的に事前のコミュニティーがあり、そこからNFTの販売に至っているので、0からグローバルに通用するNFTプロジェクトを立ち上げていくには、それまでの仕込みが非常に大切なことがわかります。
ただ、もう少し踏み込んだ話をすると、この事前のコミュニティー構築の仕方”も大切です。
少し小さめのNFTプロジェクトでコミュニティー作って、そこから大きなNFTを仕掛けるやり方はあまりお勧めできません。1個のNFTプロジェクトを運営するだけでも大変なのに、2個やるなんてできないからです。
AMATOの例は、最初に作ったコミュニティーが日本NFT美術館というDAOでありつつ、既存のNFTプロジェクトのようにそのNFTを有名にしていくという方向ではなく、場所の提供なので、親和性が高かったように感じます。
ポイントは、既存のコミュニティーメンバーの利害と新規のコミュニティーメンバーの利害が相反しないことで、それぞれでキャラクター性やロードマップを持ったNFTを出すと、こっちに力入れてほしい!がぶつかります。
少し話が抽象的になってしまいましたが、とても参考になるプロジェクトの立ち上げ方だと感じ、勉強になりました。
こんにちは。
今日も面白い情報、有難うございます。
ところで、三井さんの目指す国連のDAO化案、素敵ですね。私も国連は宇宙から地球を見ながら地球にとって何が大切かを考えるべきだと思ってます。
日本も中央で全てをコントロールするのが難しくなって来て、共和制的に東北DAO,関西DAOなどを作ると地域活性化ができるのでは?と思います。
是非、一度お会いしましょう!!